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「女王、安らかにお休みください。そして私たちの国王に神のご加護を」 アルバニージー首相

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オーストラリアの国家元首、エリザベス英女王が96歳で死去

8日、96歳で死去したエリザベス英女王(Joel Rouse/ Ministry of Defence, United Kingdom)

 オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は9日、96歳で死去した英国のエリザベス女王に追悼の念を表明した。首相は声明で「オーストラリア国民は、人生を通して信念を持って職務に取り組んだ女王に感謝している」としたで、「英連邦の国々とともに、女王の死去に深い悲しみと追悼の念を表明したい」と述べた。

 オーストラリアは英国植民地だった歴史的経緯から、現在も英連邦の一員。このため、独立国ではあるものの、国家元首は英国国王が務めている。

 エリザベス女王は1952年から現在まで70年間の在任中、オーストラリアを16回訪れ、すべての州と準州に足を運んだ。首相は「特に災害に苦しむオーストラリア人に対して、思いやりと個人的な優しさをもって接してくれた」と振り返った。

 政府は今後数週間にわたり、女王の功績を称え、死去を悼む集会や式典を全国で開催する。首相は国民に参加を呼びかけている。首相は近く連邦総督とともに女王の葬儀に参列するため訪英し、即位したチャールズ国王に謁見する予定。

「すべてのオーストラリア国民を代表して、国王の深い悲しみを共有するとともに、元首としての職務を果たされることに、お祝いに気持ちを伝えたい。女王、安らかにお休みください。そして私たちの国王に神のご加護を」(アルバニージー首相)

■ソース

Passing of Queen Elizabeth the Second (Media Release, Prime Minster of Australia)

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