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サーファーがサメに襲われ行方不明 南オーストラリア州エアー半島で

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必死の捜索もむなしく サーフボードは発見される

 南オーストラリア州エアー半島で13日、サーファーがサメに襲われ、行方不明となっている。公共放送ABC(電子版)によると、現場はアデレードの西方約680キロにあるウォーカーズ・ロックス・ビーチ。同日午前10時ごろ、近隣のエリストンに住む地元の男性サーファー(46)が、岸から30〜50メートルの海上でサーフィンをしていたところをサメに襲撃された。

 現場には複数の目撃者がいた。ほかにケガ人はなかった。緊急救助隊(SES)によると、男性のサーフボードはジェットスキーで捜索していいた人が発見し、回収したという。警察とSES、地元住民などがヘリやボート、ジェットスキーなどが捜索したが、日没までに男性の姿は見つからなかった。

 エアー半島が面しているグレート・オーストラリア湾は、人を襲う危険なサメの多い海域として知られている。2000年9月には現場から約7キロ南の17歳の少年サーファーがサメに襲われ死亡。その翌日には北西に約300キロ離れたカクタス・ビーチでも25歳の新婚旅行客がサメに襲撃されて死亡する事故があった。

 行方不明となっている男性サーファーは地元ではよく知られた人物だったという。捜索に加わった地元のアワビ漁ダイバー、ジョナス・ウールフォードさんはABCにこう話した。

「地元の人たちは打ちひしがれています。強い衝撃に襲われています。この周辺の海岸で過去約20年間、人がサメに襲われる事故がなかったのは幸いなことでした。地域社会の一員を失うことは非常に胸が痛むことです」

 捜索は14日の夜明けから再開する。

■ソース
Surfer feared dead after shark attack near Elliston on SA’s Eyre Peninsula(ABC News)





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