2017年2月 ニュース/コミュニティー

NSW州立美術館を訪れたルーシー・ターンブル夫人(左から2人目)と昭恵夫人(同3人目)(写真:山内亮治、以下同)
NSW州立美術館を訪れたルーシー・ターンブル夫人(左から2人目)と昭恵夫人(同3人目)(写真:山内亮治、以下同)

安倍昭恵首相夫人、
シドニー散策

市内訪問・視察プログラムで

日豪首脳会談のためにオーストラリアを訪れた安倍首相と共に訪豪した昭恵夫人は1月14日、シドニー市内施設への訪問・視察プログラムを行った。午前中にシドニー日本人学校、ノースコット障害児支援施設を訪問。同日の午後には王立植物園とNSW州立美術館の2カ所を訪問した。

昭恵夫人は、王立植物園に到着すると園内入口で出迎えたルーシー・ターンブル夫人と共に、アボリジニーで同植物園職員による民族楽器ディジュリドゥ演奏の歓迎を受けた。その後の視察でも昭恵夫人は、職員による園内の植物の説明を熱心に聞き入っていた。

王立植物園に続き、昭恵夫人はターンブル夫人と共にNSW州立美術館内の視察を行った。同館ではアボリジニナル・アート作品の展示と「時間、光、日本 – Time, light, Japan」展を鑑賞。視察の最後には日本人創作集団チーム・ラボの作品「花と人々 — 金色2015」の前で記念撮影が行われるなど、視察は終始和やかな雰囲気で行われた。

王立植物園ではディジュリドゥ演奏による歓迎が
王立植物園ではディジュリドゥ演奏による歓迎が
日本人作品やアボリジニナル・アートを鑑賞
日本人作品やアボリジニナル・アートを鑑賞


東日本大震災復興支援イベントが開催

東北地方に大きな爪痕を残した東日本大震災から6年の月日が経とうとしている。今年も3月11日、「東日本復興支援イベント」がJCSレインボープロジェクト主催の下、シドニー北部のチャッツウッドで開催される。

同イベントでは震災が発生した午後4時46分(日本時間2時46分)に黙祷がささげられる他、朗読の会「声」による福島の詩朗読とピアノ演奏、被災地の東北大学生とレインボープロジェクトOBによる被災地プレゼンテーション、南相馬市小学校のマーチング・バンドの再結成が描かれた最新のミニ・ドキュメンタリー作品などが披露される。

この他、日本食普及親善大使・出倉秀男氏による東北地方郷土料理の試食や工芸物産品の紹介、東北地酒テイスティング、東北郷土玩具の体験コーナーなどが用意される。「被災地に今一度つながり、復興の現状課題に取り組む機会にすると共に、東北地方のすばらしい魅力を紹介したい」とイベント主催者は話している。

同イベントで集まった経費を除く収益金は、毎年8月に被災学生を保養招待するレインボー・ステイ・プロジェクトの本事業に寄付される。詳細は下記ウェブサイトを参照のこと。

■2017年東日本大震災復興支援イベント~TSU-NA-GU~
日時:3月11日(土)2PM~6PM
会場:Dougherty Center 7 Victor St., Chatswood NSW
料金:無料(寄付推奨)
問い合わせEmail: sydneyrainbows@gmail.com
Web: jcsrainbow.com


「ICCシドニー」メディア向け合同内覧会を開催

エンターテインメント・センターから見たエキシビジョン・センター(写真:星川浩介)
エンターテインメント・センターから見たエキシビジョン・センター(写真:星川浩介)
ICCシドニースタッフから施設の説明を受ける参加者たち
ICCシドニースタッフから施設の説明を受ける参加者たち

大型文化・商業施設「ICCシドニー」の開館に伴い、日系企業を対象としたメディア向け合同内覧会が1月19日、ダーリング・ハーバーで開催された。ICCシドニーは2014年から建造計画がスタートし、工事に約2年の月日と総工費約14億豪ドルが投じられ16年9月に完成。その後12月20日まで試運転という形で仮営業していたが、16年12月21日に正式にグランド・オープンに至った。

内覧会ではICCシドニーを形成するコンベンション・センター、エキシビジョン・センター、エンターテインメント・センターの3つが順に披露された。

青色を基調としたコンベンション・センターには音楽ライブなどが行われる大型のホールとセミナーやカクテル・パーティー用の中型のホール、最新の技術を備えた17の会議室と休憩やミーティングのためのパブリック・ワーク・スペースが用意されている。

エキシビジョン・センターは緑色をベースに、多数の窓で光を取り込み開放的な雰囲気を演出。中でも外に突き出す形に造られたミーティング・ルームと最上階の1フロアを丸ごと使った特大の展示用ホールが印象的な設計となっている。

最後に案内されたエンターテインメント・センターは赤色がメインに使われて、館内の特大ホールは8,000人を収容可能。同ホールでは先日、ナダル選手とキリオス選手によるテニスのエキシビジョン・マッチが行われ盛況を博したばかり。

今回の内覧会では日系企業13社から約40人が集まり、同施設への注目度の高さが感じられた。


SBSラジオ日本語放送2月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

2月のシドニーサイドでは、シドニーでリサイタルを予定しているピアニストの小菅優さんや、豪州公演ツアーを行う落語家の立川こしらさんのインタビューを予定している。同じく落語家で1月にシドニーで独演会を行った月亭方正さんや、昨年末のロレックス・シドニー・ホバート・レースに出場したKLCベンガル7の邨瀬愛彦(むらせよしひこ)オーナーなど、聴き逃してしまったものも、シドニーサイドで放送されたインタビューはSBSのウェブサイトで視聴することができる他、公式フェイスブックにもアップされる。

なお、毎月最終週の木曜に、日豪プレス翌月号の見どころを紹介している。次回は2月23日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


シルバー・メダルを獲得したショーン氏(左)と料理研究家の出倉秀男氏
シルバー・メダルを獲得したショーン氏(左)と料理研究家の出倉秀男氏
ショーン氏の応募レシピ「きんぴらチキンのバルサミコ・テリヤキ・ソース和え」
ショーン氏の応募レシピ「きんぴらチキンのバルサミコ・テリヤキ・ソース和え」

「和食ワールドチャレンジ2016」開催

今回で4回目となる「和食ワールドチャレンジ」が2016年12月15日、農林水産省主催で開催された。世界26カ国から105人の応募があり、その規模は過去最大。応募レシピに基づく審査によって決勝に選出された10人が服部栄養専門学校で腕を競い合い、服部幸應校長を始めとした10人のシェフが審査した。

オーストラリアから初の決勝進出を果たしたショーン・プレスランド氏はシルバー・メダルを獲得。子どもの頃からの料理人の夢を大学進学後も追い続け、山形県の旅館で修行したショーン氏は「天ぷらのような一般的な料理に加え、山菜料理など田舎料理との出合いを通して日本の食文化に魅了された」と語った。今回の応募レシピに使われているきんぴらはその食感に魅力を感じているショーン氏お気に入りの料理。なおゴールド・メダルにはマレーシアから参加のチョン・チェン・ロン氏が輝いた。同氏は「和食の魅力は、新鮮な食材の良さを最大限に引き出しているところ」と話している。

服部校長は「和食チャレンジというイベントには海外における和食への理解を更に深めてもらいたいという願いが込められている」と話す。また高橋一郎農林水産省外食産業室長は「和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、和食を世界に発信していくきっかけの1つとして和食ワールドチャレンジが始まり、今回はオーストラリア初のノミネートがあった。今後も和食親善大使のような活躍をする人を増やし、和食の海外展開を進めていきたい」と述べた。

今回の大会では、日本人とは異なるバックグラウンドを持った人びとが日本の食文化の真髄に近付こうと努力する純粋な思いが料理に吹き込まれているように感じられた。彼らの新しい感覚と独自の文化背景がうまく融合すれば、料理をアートの世界へ導いてくれるかもしれないと期待を膨らませている。同時に日本人の料理人たちもこのグローバルな時代の中で、本物を世界に示す技術とコミュニケーションを一層磨いていく必要があるとも感じた。(投稿=出倉秀男)

服部栄養専門学校長の服部幸應氏(右)と出倉氏
服部栄養専門学校長の服部幸應氏(右)と出倉氏
農林水産省・食料産業局所属の日本食普及推進専門官の関屋英理子氏(左)、同・外食産業室長の高橋一郎氏(右)
農林水産省・食料産業局所属の日本食普及推進専門官の関屋英理子氏(左)、同・外食産業室長の高橋一郎氏(右)

和歌山県の梅製品をPR
梅ワールド・プロジェクト開催

和歌山県の特産品の1つである梅を使った製品の魅力をオーストラリアに紹介するPRイベント「梅ワールド・プロジェクト」が1月23日、シドニー市内サリー・ヒルズで開催された。和歌山県から梅酒と日本酒、しょうゆ、酢、梅干しを扱うメーカー4社が出品し、食品卸しのダイワフードが現地コーディネーターを務めた。

出品各社は梅を使った製品の西洋料理での使用例や日本人以外にも受け入れられやすいアレンジ例などを紹介。また創作日本料理店「ライタ・ノダ・シェフズ・キッチン」の協力で4社の製品を使ったオリジナル・メニューが提供され、参加したレストラン関係者らは試飲・試食を楽しみながら製品について熱心にメーカーに質問するなどしていた。

梅酒、梅干しの他、梅を使ったしょうゆや酢も出品された
梅酒、梅干しの他、梅を使ったしょうゆや酢も出品された
メーカー各社による企業・製品のプレゼンテーション
メーカー各社による企業・製品のプレゼンテーション
オリジナル・メニューを提供した野田雷太シェフ(右)
オリジナル・メニューを提供した野田雷太シェフ(右)
メニューの1つ「ブラタチーズと有機トマトのサラダ 梅黒酢リダクション」(Photo: Naoto Ijichi)
メニューの1つ「ブラタチーズと有機トマトのサラダ 梅黒酢リダクション」(Photo: Naoto Ijichi)

チャリティー・イベント開催
バングラデシュの子どもたちの奨学金に

イベントを主催するワールド・スカラーシップ・オーガニゼーションのスタッフ
イベントを主催するワールド・スカラーシップ・オーガニゼーションのスタッフ

世界の恵まれない子どもたちに奨学金を供与する活動を行うオーストラリアのNPO法人ワールド・スカラーシップ・オーガニゼーションは3月12日、シドニー北部キャッスル・コーブでチャリティー・イベントを開催する。当日集まった寄付金はバングラデシュの子どもたちの奨学金として使用される。

イベントはさまざまな団体の協力を得て行われ、シドニーさくら合唱団、シドニー・シティー・バレエ・スクール、ジャパニーズ・ジャズ・バンド・アソシエーション、QPハニー、オーストラリア相撲協会、和太鼓リンドウなどによる、多くのパフォーマンスが披露される。その他、日系企業各社の協賛によるラッフルや、弁当や菓子類の販売、金魚釣り、ヨーヨー釣りなどが募金活動の一環として行われる。入場は無料だが寄付推奨。また、当日ボランティアを募集中のため、希望者は下記まで連絡。

■World Scholarship Organizationチャリィティー・イベント
日時:3月12日(日)11AM~2PM
会場:Castle Cove Public School(Kendall Rd., Castle Cove NSW)※チャッツウッド駅からバス・車で約10分。学校敷地内と周辺に駐車スペースあり
料金:入場無料(寄付推奨)
問い合わせEmail: yamaguchi@nbca.com.au(山口正人)
Web: wso-au.org
備考:ボランティア希望者はyellowtail@bigpond.com(担当:ジミー・シミズ)までEメールで連絡


福島県の伝統工芸品「大堀相馬焼」
窯元がPRイベントを開催

300年の歴史を誇る福島県の国指定伝統工芸品「大堀相馬焼」のPRイベントが2016年12月17日、松永窯4代目・松永武士氏の主催の下、シドニーのバルメインにある純和風旅館「豪寿庵」で開催された。

東日本大震災の被害によって存続が危ぶまれていた「大堀相馬焼」を再興しようと奮闘する松永氏は海外展開にも力を入れ、今回のイベントが実現した。同イベントでは松永氏の震災からの軌跡や大堀相馬焼の特徴である馬の絵付けが披露された他、日本食普及親善大使の出倉秀男氏による和食と大堀相馬焼のコラボレーションが注目を集めた。また表千家茶道のデモンストレーション、福島県の地酒テイスティングなどの企画も催され、地元の陶芸家やメディア関係者が多く参加するなど、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

馬の絵付けを施された大堀相馬焼
馬の絵付けを施された大堀相馬焼
日本食普及親善大使・出倉秀男氏(左)と松永窯4代目・松永武士氏
日本食普及親善大使・出倉秀男氏(左)と松永窯4代目・松永武士氏
福島県の地酒各種のテイスティングも行われた
福島県の地酒各種のテイスティングも行われた
出倉氏による和食は大堀相馬焼の食器で提供された
出倉氏による和食は大堀相馬焼の食器で提供された

NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り
Time, Light, Japan展


ビデオ、写真、サウンド、インスタレーション作品を通して、1990年代から現在に至る“時”と“光”を探る日本のアートに浸り、双方向体験ができる、そんな展覧会が開催中です。

まず、日本の創作集団チーム・ラボのデジタル・アート作品、光り輝く「Flowers and People – Gold 2015」がNSW州立美術館で初展示されています。8枚のパネルの金屏風に描かれた花を思わせる作品は、観覧者の存在に反応して花が咲き乱れては消えていく、2つと無いユニークなもので、きらめく色彩と光の中に無常とはかなさを表現。同じく、彼らのデジタル・アート「Black Waves 2016」は、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を思わせ、日本人の心に響きます。

他にも近年購入された森村泰昌の「ラスメニーナスは夜蘇る2013」も展示されています。スペインのプラド美術館で撮影された8枚の壮麗な写真シリーズ。1656年に描かれたベラスケスの作品、あの有名な「ラスメニーナス」から再現されたイメージで、森村自身が、ベラスケスも含め全ての役になりきっています。

その他、彫刻家・牧川明生のブロンズとオニキスによるインスタレーション作品「Garden of Desire V 1995」や、LED作品群で知られる宮島達男の永久に数え続ける「Region no 126701 – 127000 1991」など、日本人アーティストの作品が展示されています。(投稿=NSW州立美術館コミュニティー・アンバサダー:鴨粕弘美)

■Time, Light, Japan展
日時:開催中~4月30日(日)10AM~5PM、水曜のみ10PMまで
場所:Upper Asian gallery, Art Gallery of New South Wales(Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:入場無料
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/time-light-japan
無料日本語ガイド・ツアー:毎週金曜11AMより



ピアニスト小菅優氏、オーストラリア初公演
シドニー、キャンベラ、メルボルンで

世界が注目する日本人ピアニスト小菅優氏の初となるオーストラリア公演が、シドニー(2月21日)、キャンベラ(2月24日)、メルボルン(2月27日)で開催される。

小菅優氏は卓越したテクニックと美しい音色、強い集中力と熱い情感を持ち味とし、9歳でオーケストラと共演を果たした後もドイツ、アメリカ、日本など世界各国での演奏会で成功を収めている。

今回、皮切り公演となるシドニーではベートーべンの「ワルトシュタイン」や武満徹の「雨の樹素描」、ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」など多彩な楽曲の演奏を披露する。各公演の詳細は下記ウェブサイトを参照。

■小菅優ピアノ・リサイタル in オーストラリア 2017(※料金は各ウェブサイトを参照)

【シドニー公演】
日時:2月21日(火)7PM~9PM(開場6:30)
会場:Verbrugghen Hall, Sydney Conservatorium of Music(1 Conservatorium Rd., Sydney)
問い合わせEmail: sydneyrainbows@gmail.com
Web: jcsrainbow.com/yukosuge(公演情報)、yukosuge.eventbrite.com.au(チケット購入)

【キャンベラ公演】
日時:2月24日(金)7PM
会場:Llewellyn Hall(Building 100, William Herbert Pl., Canberra ACT)
問い合わせTel: (02)6125 -5767(会場)
Web: llewellynhall.anu.edu.au/whats-on(公演情報)、premier.ticketek.com.au/shows/show.aspx?sh=YUKOSUGE17&v=CSM(チケット購入)

【メルボルン公演】
日時:2月27日(月)6PM
会場:Collins Street Baptist Church(174 Collins St., Melbourne VIC)
問い合わせTel: (03)9650-1180(会場)
Web: www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/jicc/event/whatson.html#20170227_piano


落語家の立川こしら氏(©第プロ)
落語家の立川こしら氏(©第プロ)

落語家・立川こしら氏、3都市で来豪公演

立川流真打・立川こしら氏による落語公演が2月17~22日にブリスベン、シドニー、メルボルンで開催される。

同氏はバンド活動や劇団員など落語家としては異色のキャリアを持つことで知られ、立川志らく門下で落語家として腕を磨き、2011年に立川談志の孫弟子として初の真打に昇進した実力派。音楽フェスティバルへの出演など幅広い活動からも多くのファンを持ち、落語界に新風を吹き込んでいる。

同氏初のオーストラリア公演ツアーとなる今回、通常の独演会の他、子どもも楽しめるものや着物を来て観覧するものなど、さまざまなタイプの公演が用意されている。

■立川こしら豪州ツアー2017(ブリスベン/シドニー/メルボルン)
Web: kosira-australia.jimdo.com(特設サイト)

■ブリスベン会場 ※特設サイトから申込
【立川こしら独演会】
日時:2月17日(金)6:30PM開演
会場:Mizu Japanese Restaurant West End(63 Hardgrave Rd., West End QLD)
料金:前売$60(公演1週間前より$65)
【親子で楽しむ! こども落語と実践講座】
日時:2月18日(土)1:30PM開演
会場:Holland Park State School Rブロック(59 Abbotsleigh St., Holland Park)
料金:大人$25、子ども$15
【浴衣で鑑賞する大人の落語会 with Kimonoya Brisbane】
日時:2月18日(土)3PM~5PM(着付け先着10人)、5:30PM~7PM(公演)
会場:Rochedale(申込者に詳しい住所を連絡)
料金:$45

■シドニー会場
日時:2月19日(日)2PM開演
会場:St. Augustine’s Anglican Church (75 Shellcove Rd, Neutral Bay NSW)
料金:前売$20
問い合わせ・申し込みEmail: ydevent111@gmail.com(担当:Yuriya Diancin)

■メルボルン会場
【落語夕涼み会】
日時:2月21日(火)6PM開演
会場:47 Miller Cres, Mount Waverley VIC
料金:大人$25、高校生・大学生・ワーホリ・一般事前予約$22
予約・問い合わせ:0432-332-360、hmhpmel@hotmail.com(ハピマハピパ会)
【シティde落語】
日時:2月22日(水)10:15AM開演
会場:Ross House, 247-251 Flinders Ln., Melbourne VIC
料金:大人$28、高校生・大学生・ワーホリ・シニア・一般事前予約$25
予約・問い合わせ:0432-332-360、hmhpmel@hotmail.com(ハピマハピパ会)


ホンダ鈴鹿野球部、豪州プロ・リーグに選手派遣

社会人野球初の試み、球団通じた日豪の交流図る

4連戦を通じバッティングに苦戦した西村選手
4連戦を通じバッティングに苦戦した西村選手
失策無しの安定のプレーが光った
失策無しの安定のプレーが光った
4回までノー・ヒット・ピッチングを見せた片山選手
4回までノー・ヒット・ピッチングを見せた片山選手

2016年12月26日、社会人チーム・ホンダ鈴鹿野球部より選手2人がシドニーを本拠地とするプロ野球球団シドニー・ブルーソックスに派遣された。同野球部より今回派遣されたのは内野手・西村凌選手と投手・片山雄貴選手で、両選手は派遣後オーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)に参加し、同29日から17年1月1日までのメルボルン・エーシーズとのリーグ4連戦に臨んだ。

ABLは、2010年からスタートしたオーストラリアのプロ野球リーグ。日本のプロ野球球団からの選手派遣は過去にも行われていたが、日本野球連盟(JABA)に加盟する社会人チームよる派遣の試みは今回が初。西村・片山両選手に先立ちホンダ(埼玉県狭山)からも、投手・吉越亮人選手と捕手・山崎裕貴選手の2選手も16年11月14日から12月20日の日程で派遣されていた。

ホンダ鈴鹿野球部からの選手派遣にあたっては、シドニー・ブルーソックス球団CEOマーク・マリノ氏から投手と内野手から1人ずつ、ポジション別の指定があった。内野手として派遣された西村凌選手は入団3年目の25歳、積極的なバッティングと外野を含めた複数のポジションをこなせる万能性が評価されているプレーヤー。もう一方の片山雄貴選手は、低めに決まる変化球が持ち味の本格派右腕。23歳と若く、入団1年目での大抜擢となった。

渡豪後初の実戦、豪州の野球を体感

16年12月29日のメルボルン・エーシーズとの初戦では、西村凌選手が8番セカンドで先発出場。同選手は、初出場となった試合でもセカンドの守備で無失策の安定のプレーを見せた。

打撃では同試合の最終打席となった9回裏の4打席目、1アウト1塁の場面で3塁側への送りバントを選択、これがラッキーな形での内野安打となりオーストラリアで初の出塁となった。この場面について試合後、同選手は「ランナーを確実に送るという自分の仕事に徹しようと意識したが、良い形で出塁できてよかった」と振り返った。また、試合全体を通した打撃については「久々の実戦で思い切ったプレーができたことは良かった」としながらも、「甘いコースへのボールも多かったと思うので、もう少し狙い球を絞って打席に入りたい」と課題を口にした。

5回3失点、悔しい初登板となった
5回3失点、悔しい初登板となった
試合後は選手と地元ファンが交流
試合後は選手と地元ファンが交流

同カード最終戦となった17年1月1日の試合では、西村・片山両選手がそろって先発出場。西村選手はこの日も8番セカンドで出場、片山選手は渡豪後初の実戦マウンドを踏んだ。

片山選手は「日本とは違う独特の雰囲気があった」と語りながらも、初回から圧巻のピッチングを披露。4回までに打者12人と対戦、1人の走者も許さず7つの三振を奪った。しかし、5回になり先頭打者にこの試合初のヒットを許すと、その後ヒット3本と四球が絡み3失点。5回を投げ切り降板した。同選手は試合後「ランナーを背負ってからのピッチングが別物になった。腕が振れなくなると相手打者は脅威だった」と語り、悔しいオーストラリア初マウンドとなった。

一方、この日もセカンドに入った西村選手は難しいフライを処理するなど守備で光るプレーを見せたが、バッティングでは4打数ノー・ヒット。4連戦を通じた自身のバッティングに「まだ何か合っていないものを感じる」と振り返った。

観客との距離感、社会人野球の目指す方向性

試合終了後には、当日の試合結果にかかわらずグラウンド上でシドニー・ブルーソックスの選手と地元ファンが交流する光景が広がった。西村・片山両選手も、サインや写真撮影のファン・サービスに応じ、試合後遅くまでファンとの交流を楽しんだ。

この選手と地元ファンが交流する光景に、昨年12月29日の試合に同行した柳田雅彦ホンダ鈴鹿野球部副部長は「選手とファンの距離感の近さには驚き、地域密着の球団運営をしている印象を受けた。社会人野球は企業の代表という色が濃いが、今後は社会人野球も地域と連携する必要があるように思う。これからの社会人野球のあるべき姿を見せてもらえたような気がする」とコメントした。

オーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)
 1989年に8チームが加盟し発足。財政難によりリーグは一時休止したが、2010年にオーストラリア国内最高峰のプロ野球リーグとして再度発足し、現在は6チームが加盟。11月中旬から1月下旬までのシーズンに40試合が実施され、レギュラー・シーズンの終了後に上位3チームがプレー・オフを行い優勝チームを決定する。

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