2018年10月 ニュース/コミュニティー

駅前広場では迫力ある和太鼓の演奏が行われた
駅前広場では迫力ある和太鼓の演奏が行われた

北海道地震の支援金も募る

日本祭り、シドニー北郊チャッツウッドで開催

シドニー日本クラブ(JCS)は9月16日、シドニー北郊チャッツウッドで「祭りジャパン・フェスティバル・イン・ウィロビー」を開催した。会場はチャッツウッドの駅前広場で、今年で4回目の催しとなった。同フェスティバルには書道や生け花、お茶、折り紙などの日本文化体験やヨーヨー釣り、金魚すくいなどの日本の祭り体験に加え、浴衣や日本食の販売など数多くのブースが立ち並んだ。雨天にもかかわらず観客数は延べ2,000人以上に上った。

主催の水越有史郎JCS会長は「今年の祭りはあいにく小雨まじりのお天気でしたが、多くの方に日本文化のワークショップ、ステージ・パフォーマンス、日本食を楽しんで頂けました。今後も広く多くの方々に日本の文化・伝統を伝えていきたいので、皆さんのご支援、ご協力をお願いします」と話した。

同イベントでは、9月6日に起きた北海道胆振東部地震の支援募金活動も行われた。848.66ドルの支援金が集まり、寄付先には公益社団法人「CIVIC FORCE」が選ばれた。シドニーではチャッツウッドに加え、今年は6月に初めてパラマタで、また毎年12月にはダーリング・ハーバーで大規模な祭りイベントが開催されている。

書道のパフォーマンスでは集まった観衆の健康を祈念
書道のパフォーマンスでは集まった観衆の健康を祈念
竹若敬三・在シドニー日本国総領事ら要人の前でスー・ゆみこ氏が生け花草月流のデモンストレーションを行った
竹若敬三・在シドニー日本国総領事ら要人の前でスー・ゆみこ氏が生け花草月流のデモンストレーションを行った

札幌の人気製麺所、西山製麺来豪
本場札幌ラーメン・フェアを開催

シドニーCBDにあるショッピング・センター、ワールド・スクエア内のラーメン店ずんどが、世界27カ国・地域に麺やスープを輸出している北海道の有名製麺所・西山製麺とコラボレーションし、9月6~8日の3日間、「本場札幌ラーメン・フェア」を開催した。

期間中、ずんどは「西山ラーメン」に衣替えし、シェフに札幌ラーメンの伝道師として知られる西山製麺の石田栄氏を招いた。同氏は札幌ラーメンの普及をミッションに日本国内だけではなく、シンガポール、米国、欧州6カ国、アラブ首長国連邦、フィリピンなど、海外でもラーメン作りの指導やラーメン店の開業支援を行っている。日本から輸入した本場の西山の生麺を食べられるということから、フェア期間中は行列が絶えず、長い時には1時間半待ちという状態となった。同フェアは当初4日間だったが麺が足りなくなり急きょ3日間に短縮された。

ずんどの長尾浩樹オーナーは自身も北海道出身。開業前、西山製麺からアドバイスを受けた縁で、同店でのポップアップ・イベントを決めた。

9月4日にはローカルにも人気のラーメンを提供する日本食レストラン・チャコバーが、ダーリング・スクエアに新オープンしたエディション・ロースターズ・カフェでラーメンを提供するイベントを開催。こちらも開店前から大行列、1時間半待ちの盛況となり、ラーメン人気の高まりを印象付けた。

シティーのラーメン店・ずんどが3日間、西山ラーメンに
シティーのラーメン店・ずんどが3日間、西山ラーメンに
札幌ラーメンの伝道師として知られる西山製麺の石田栄氏
札幌ラーメンの伝道師として知られる西山製麺の石田栄氏

シドニー日本商工会議所
「オーストラリア概要2018/19」を発刊

シドニー日本商工会議所(会頭=小山真之・豪州三井物産)の編集委員会(委員長=中里浩之・ジェトロシドニー事務所)は『オーストラリア概要2018/19』を発刊した。同書は、豪州の経済、産業、貿易の動きを中心に、連邦及び各州の政治・経済や日豪関係など、幅広い分野をカバーした物で、豪州経済の最新の情報を得られる日本語唯一の出版物。1986年から発行しており、第32版となる。

2018/19年度版は、政府の「全国エネルギー保障」政策、オーストラリアの労働法をめぐる最新の動向、457ビザの廃止発表、企業に求められる税務ガバナンスへの対応、オーストラリアで強まる中国への警戒感、日本産農林水産物・食品の輸出動向など、豪州の最新の経済・政治情勢をコラム形式で掲載している。価格は1部45ドル、商工会議所会員は40ドル(GST込み・送料別)。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


日本人学生が主体となり多くの来場者と共に被災地支援が行われた
日本人学生が主体となり多くの来場者と共に被災地支援が行われた

西日本豪雨のチャリティー・イベント開催

シドニー市内の大学に通う日本人学生を中心に構成される国際協力団体「彩祭」は8月30日、ブロードウェイ・ショッピング・センター内のパブ「オフ・ブロードウェイ・ホテル」で平成30年7月豪雨の被災地支援のチャリティー・イベント「Charity Event for Western-Japan “Share, Realize, Action”」を同市のラーメン店・弥栄ラーメン協賛の下、開催した。同イベントにはシドニー在住の日本人や地元市民ら152人が参加、当日は2,616.85豪ドル(約21万8,000円)もの義援金が集められた。

イベントは午後6時から3時間にわたり開催され、地元アーティストを含んだ3組の音楽パフォーマンスの他、被災地域の状況を伝える写真展示、義援金を目的とした書道パフォーマンスやフリー・マーケットが行われた。

同イベントを主催・運営した国際協力団体「彩祭」は今年7月に設立、今回が団体としての初のチャリティー・イベントとなった。代表を務める山内彩香氏は多くの関心と義援金が寄せられたイベントについて「本当に多くの人の力で形にすることができた。1人ひとりの力は小さいかもしれないが、大きなパワーを感じられるイベントとなった」と振り返った。なお、当日の収益は日本赤十字社岡山県支部・岡山県共同募金会などによる「平成30年7月豪雨岡山県義援金」に寄付され、現在も下記リンクで義援金の受付を行っている。

■平成30年7月豪雨岡山県義援金
Web: www.pref.okayama.jp/page/469974.html


井上崇選手(左から2番目)、ロバート・コック市議会議員(中央)、近藤かすみ選手(右から3番目)
井上崇選手(左から2番目)、ロバート・コック市議会議員(中央)、近藤かすみ選手(右から3番目)

名古屋市招聘ランナー、タウン・ホールを表敬訪問

9月16日に開催されたシドニー・ランニング・フェスティバル(シドニー・マラソン)に名古屋市から派遣されたランナー2人が9月17日、シドニー市内タウン・ホールにあるシドニー市庁舎を表敬訪問した。シドニー市と名古屋市は姉妹都市関係にあり、シドニー・マラソンと名古屋シティー・マラソンは両都市の交流を深めるため、2012年より姉妹マラソンとして提携している。

今回派遣されたのは、日本国外でのハーフ・マラソン初参加の近藤かすみ選手とロサンゼルス・マラソンへの出場経験のある井上崇選手。両選手は、「大会に向けての夏場の練習は過酷だったが、ハーバー・ブリッジなどのシドニーの名所や景色を楽しみながら完走することができて良かった」などとコメントした。

両選手と面会したロバート・コック市議会議員は「シドニー・名古屋間の姉妹都交流が長く続いていることを快く思います。今後も両都市の友好関係が継続していければと願います」と述べた。


全豪豪日協会大会が開催

NSW豪日協会は10月19日と20日の2日間にわたり、全豪豪日協力大会をシドニー市内で開催する。日本の日豪協会から20人が参加し、日豪友好親善交流に努める。

同大会1日目は、草賀純男・駐オーストラリア特命全権大使やNSW州要人の豪日基金理事長元駐日豪州大使のマレー・マクレーン氏のあいさつを始め、日本企業の豪州への投資及び事業経営、豪州企業の日本での活躍の現状、観光事業や、スポーツ交流について講演やセミナーが開催される。

また、2日目はさまざまなゲスト・スピーカーを招いて日豪交流相互理解の観点から豪州での日本語教育の実情、豪州企業家や若者の日本でのビジネスなどについて講演が行われる他、日本伝統文化の紹介として小原流、草月流の生け花の実演や和服の披露、日本の現代文化のアニメの紹介など盛りだくさんの催しが予定されている。また、日豪協会50周年記念の一環として日本食普及の親善大使で日本料理家の出倉秀男氏の古式豊かな包丁式も行われる。

■全豪豪日協力大会
日時:10月19日(金)10AM~5PM、10月20日(土)10AM~4:30PM
場所:Teachers Federation Conference Centre(37 Reservoir St., Surry Hills)<10月19日>、Aerial UTS Function Centre(Building 10, Level 7, 235 Jones St., Ultimo)<10月20日>
料金:個別料金やメンバー料金など、用途で値段が異なるため、ウェブサイトを参照
Web: www.ajsnsw.org.au(問い合わせ・申し込み。日本語案内あり)


会場は約1,000人の学生、ワーホリ・メーカーらでにぎわった
会場は約1,000人の学生、ワーホリ・メーカーらでにぎわった

留学&ワーホリ・エキスポ開催

オーストラリアでの留学やワーキング・ホリデー(ワーホリ)に関するサービスを提供するiae留学ネットは9月14日、シドニー市内中心部のシドニー・メソニック・センターで学生及びワーホリ・メーカーを対象にしたキャリア支援のイベント「留学&ワーホリ・エキスポ」を開催した。同エキスポは年に2回行われる定例の大規模イベントで、日本を始め韓国、中国などさまざまな国籍の参加者約1,000人が来場した。

iae留学ネットのスタッフ・山下莉加氏は、同エキスポの運営について「英語に不安を抱えている日本人参加者にも通訳のサポートがあり、安心して相談できると好評だった」と振り返った。


会場は多くの来場者でにぎわった
会場は多くの来場者でにぎわった

シドニー・コンテンポラリー開催

世界中から寄せられた現代アートの作品が展示される、シドニー・コンテンポラリーが9月13日から16日までの4日間にわたり、シドニー大学近郊にあるアート・イベント・スペース「キャリッジワークス」で開催された。数多くのアート作品が並ぶ中で、京都の現代アート・ギャラリーから4人のアーティスト、ニューヨークのSundaram Tagore Galleryから画家・千住博氏の作品が展示された。その他、インスタレーションのコーナーでは、テクノロジスト集団「teamLab(チームラボ)」の作品も展示された。


本格的な茶会がシドニーで味わえる
本格的な茶会がシドニーで味わえる

裏千家シドニー協会、「好日」をテーマに茶会開催

世界中から寄せられた現代アートの作品が展示される、シドニー・コンテンポラリーが9月13日から16日までの4日間にわたり、シドニー大学近郊にあるアート・イベント・スペース「キャリッジワークス」で開催された。数多くのアート作品が並ぶ中で、京都の現代アート・ギャラリーから4人のアーティスト、ニューヨークのSundaram Tagore Galleryから画家・千住博氏の作品が展示された。その他、インスタレーションのコーナーでは、テクノロジスト集団「teamLab(チームラボ)」の作品も展示された。裏千家シドニー協会は10月14日、シドニー市内のロイヤル・ボタニック・ガーデン内メイデン・シアターで茶会を行う。

同協会は今年で45周年を迎え、毎年恒例で茶会を行っている。今年のテーマは「好日」。当日は畳席での落ち着いた雰囲気のお点前と、御園棚を使ったいす席でのお点前が披露され、薄茶とお菓子が振る舞われる。チケットの申し込みは下記まで。

■裏千家シドニー協会
日程:10月14日(日)11AM~3PM(45分ごとに計6セッション、入場は予約セッション1回のみ、セッション開始後の入場は不可)
場所:ロイヤル・ボタニック・ガーデン内メイデン・シアター(Mrs. Macquaries Rd., Sydney NSW)
料金:25ドル(チケットは要予約)
Web: www.trybooking.com/book/eid=407413(チケットのお申し込み)


第5回JCS日本語学校スピーチ・コンテストが開催

スピーチ発表者と審査員及び来賓の皆さん
スピーチ発表者と審査員及び来賓の皆さん

JCS(シドニー日本クラブ)日本語学校シティ校は8月25日、同校ホールで「第5回JCS日本語スピーチ・コンテスト」を開催した。当日は、幼稚園の部から高校生の部まで30人の園児・児童・生徒が参加し、スピーチを発表した。

同コンテストの審査員には、在シドニー日本国総領事館の八重樫好則領事、ワールド・ジャパニーズ・ランゲージ・センターの八尋好孝校長、ショア・スクール、ウィノナ・スクール、クィーンウッド・スクールのホジュキンソン恭子氏、文部科学省派遣の衛藤理佐・シドニー日本人学校教諭及びキャメレー土曜校教諭補佐、シドニー日本クラブの水越有史郎会長の5人が参加した。

スピーチ後には各部門の最優賞が発表され、受賞者にはトロフィーと協賛企業の日本航空株式会社、JTBオーストラリア、紀伊国屋書店、日本フードサプライの企業4社及び学術機関など4団体からの副賞が贈られた。

今年で5回目となったスピーチ・コンテストについて、実行委員長を務めたコステロ久恵氏は「子どもたちの自信を築く場として、スピーチをする場の提供をこれからも続けていきたい」と今後の展望を語った。


明治時代の日本のSFの原点について語るミキ氏
明治時代の日本のSFの原点について語るミキ氏

ジャパニーズSFの根源を講演──ミキ・ダリオット氏

ジャパンファウンデーション・シドニー事務所は9月13日、シドニーCBD南部に位置する同事務所内で、ニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)と「ザ・オリジンズ・オブ・ジャパニーズ・サイエンス・フィクション」を共催した。

同イベントでは、ハイファ大学(イスラエル)アジア学科の准教授であるミキ・ダリオット氏が、日本のSF文化の原点について講演を行った。ミキ氏は、明治元年から今年で満150周年という節目であることから、明治時代の小説家・矢野龍渓氏(本名:文雄)に焦点を当て、同氏の作品などについて紹介した。

100人を超える来場者が集った同イベントは、UNSWの飯田純子氏からジャパンファウンデーションへの働きかけによって、開催が実現した。同氏は、イベント開催への思いとして「ミキ氏は、クール・ジャパンに関して大変興味深い文献を書かれていたため、ぜひ講演をして頂きたいと熱望していた」と話した。


UNSW大学、学生による研究卒業発表会を開催

ニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)の日本研究専攻の学生による研究卒業発表会が10月26日、同大学内のコロンボ・シアターで開催される。同発表会では毎年、日本に関するテーマを学んだ学生たちが研究結果を日本語で発表している。今回のテーマは、「日本ではカジノが成功するかどうか」「女性の職場進出」「日本の韓流ブーム」などを含む5項目。また、発表会終了後には懇親会も開かれる。参加希望の場合は、氏名・所属団体を記載の上、下記の連絡先まで問い合わせを(要予約)。

■UNSW大学日本研究卒業発表会
日程:10月26日(金)3PM~
会場:UNSW大学ケンジントン・キャンパス内(Colombo Theatre A)
Email: unswjapanesehapyo2018@gmail.com(問い合わせ)


にぎわいを見せるピニャータ割りの様子
にぎわいを見せるピニャータ割りの様子

ノースショア日本語学校、学園祭開催

シドニー北部に位置するコミュニティー・ランゲージ・スクール、ノースショア日本語学校(キラニー・ハイツ高校借用)は9月1日、開校以来9回目となる「キラキラ☆キラニー祭り」を開催した。
 食べ物の屋台などに加え、スピードくじ、金魚すくいなど、子どもが楽しめるゲームや工作などが行われ、今年も大盛況で幕を閉じた。同イベントは来年も同時期に開催される予定。


スピーチを行う生徒
スピーチを行う生徒

日本語を学ぶ学生たち、思いの丈をスピーチに込める

「NSW州日本語弁論大会」が9月2日、ニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)で開催された。今年で49回目を迎える同コンテストは、高校や大学で日本語を勉強する学生が各部門に分かれ、日本語で自己表現するための場として各大学が持ち回りで開催している。

高校生・初級の「Wakaba Division」の生徒たちは、“十年後の私からの手紙” “私の一番大切な人/もの”のいずれかのテーマでスピーチを発表した。高校生・上級の「High School Senior Division」、大学生や一般向けの「Open Division」部門では、それぞれが日常生活で感じることや、自分自身のことについて自由な発想でスピーチを行った。

「Open Beginner」部門で、ファッションが好きであることを堂々と貫くことを「男子力」と題し発表したミンヘイ・チュンさんには、同コンテストのスポンサーである日本航空株式会社から日本行きの航空券が贈られた。

審査員長を務めたマッコーリー大学の小山友子教授は、「どの生徒や学生も甲乙付け難い接戦でした。今年は自分の体験や経験について語られていることが多かったです。ただ、スピーチなので、なぜその感情を持つに至ったのかを分析し、一貫性を持って語られたのかという点を重視しました」と審査基準についてコメントした。


カナディアン・オープンでサーブを打つ土方選手
カナディアン・オープンでサーブを打つ土方選手

テニス・土方凛輝選手、カナダ遠征で準優勝の快挙

オーストラリア在住の土方凛輝選手(17歳、マックヒジカタ・テニス・アカデミー)が、8月26~9月1日にカナダ・ルパンティニーで開催された「カナディアン・オープン・ジュニア・チャンピオンシップス」ITFグレード1のシングルスで準優勝した。

同大会は全米オープン・ジュニアの前哨戦としてトップ選手がエントリー。準々決勝、土方選手(オーストラリア)はオンドレ・スティラー選手(チェコ)に7-5、7-6で接戦を勝ち抜き、準決勝はエミリオ・ナバ(アメリカ)に6-3、6-2で快勝。決勝はオレンジ・ボール・チャンピオン、ヒューゴ・ガストン(フランス)に3-6、4-6で惜敗した。

続いて出場した、全米オープン・ジュニアはカナディアン・オープン・ジュニア・チャンピオンシップスの開催直後だったということもあり、万全でない状態に足の痛みの再発も重なり、シングルス1回戦敗退、ダブルスはベスト16の結果に終わった。

今後は10月6日~18日アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催される「ユース・オリンピック・ゲームス」にオーストラリア代表として出場する予定で、優勝を目指すと意気込みを示している。


WSOの活動の様子
WSOの活動の様子

WSO、ファンドレイジングを開催──ボランティアを募集

世界で貧困により進学が不可能な子どもたちにサポートを行うオーストラリアのNPO法人ワールド・スカラシップ・オーガナイゼーション(WSO)は10月27日、シドニー北部に位置するシドニー日本人学校が主催するファン・フェアでファンドレイジングを行うため、ボランティア・スタッフを募集している。集める寄付金はバングラデシュやケニアなどの子どもたちの奨学金として使用され、貧困を少しでも減らすことを目標としている。

ファンドレイジングが行われるファン・フェアでは、子どもたちが楽しめるアミューズメントや食べ物などが複数用意される予定。イベント当日のボランティア希望者は下記の連絡先まで。

■Fun Fair
日時:10月27日(土)11AM~4PM
場所:Sydney Japanese International School(112 Booralie Rd., Terrey Hills NSW)
■World Scholarship Organization(ボランティア募集の問い合わせ先)
Email: yamaguchi@nbca.com.au(担当:山口)
Web: wso-au.org


シドニー日本クラブ、合同教員研修会開催

シドニー日本クラブ(JCS)は9月1日、シドニー・ウルティモにあるJCS日本語学校シティ校で第6回目となる「日本語学校合同教員研修会」を開催した。会場には24人の日本語学校教員や関係者が集まった。

同会ではシドニー日本語土曜学校教務局員の阿部圭志氏が講演を行い、日本語学校の教育に携わる教員によって学習活動のアイデアや意見・情報の交換も活発に行われた。日本語学校教員同士の交流を始め、授業方法の向上や継承語教育の普及に向けて今後も合同教員研修会が開催される予定だ。


SBSラジオ日本語放送10月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。オーストラリアのニュースや気になる話題、各方面で活躍する人びとへのインタビューなど、盛りだくさんの番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

10月のシドニーサイドでは、10月18日から始まる毎年恒例のアート・イベント「Sculpture by the Sea」に作品を出展して今年で20年を迎える彫刻家の牛尾啓三さんのインタビューや、NSW州立美術館で始まる特別展示「エルミタージュ展」について、日本語ボランティア・ガイドの鴨粕弘美さんに展覧会の見どころなどを伺う。またキャンベラを皮切りに10月から全国で始まる日本映画祭の見どころなどについても放送予定。またメルボルンからは、11月4日に公演を控えている立川志の輔師匠のインタビューが放送される。また、聞き逃した放送は、SBS日本語放送のウェブサイトやSBSのラジオ・アプリから聞くことができる。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

エルミタージュ美術館展
モダン・アートの巨匠たち

©The State Hermitage Museum 2018, Vladimir Terebenin, Leonard Kheifets and Yuri Mololkovets
©The State Hermitage Museum 2018, Vladimir Terebenin, Leonard Kheifets and Yuri Mololkovets

10月、ロシアのサンクトペテルブルクにあり、世界屈指の美術館とうたわれるロシア国立エルミタージュ美術館から、19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで沸き立つように活躍したモダン・アートの巨匠たちの65作品が、NSW州立美術館のシドニー・インターナショナル・アート・シリーズ「エルミタージュ美術館展:モダン・アートの巨匠たち」にやって来ます。今夏を飾るこの展覧会には、ピカソとマチス作品、それぞれが8点ずつ、モネ、セザンヌ、ボナールの作品も複数点、ゴーギャン、シスレー、ピサロ、スーチンの作品もあり、同時期のロシアの巨匠、カンディンスキーやマレーヴィチの代表作なども含まれているため、見逃すことができません。

産業革命を経て19世紀から20世紀へと変わる、大きな社会の転換期、ヨーロッパとロシアのアートの世界でも、それまでの伝統やお決まりの芸術から解き放たれ、独自の色彩や形態を探求するアーティスト、モダニストたちの姿がありました。当時、まだ名を成していない彼らの斬新な作品に早くから注目したロシア人収集家によってロシアに渡った彼らの作品は、現在では、エルミタージュ美術館の常設展示作品です。この度、それらの作品がその壁から下ろされ、シドニーにお目見えします。

同展覧会は、それまでの現実世界の知覚的探求をベースにした写実的・模倣的芸術から、内的な精神世界に関わる、より主観的で抽象的な芸術への劇的な転換を探るというものです。展示作品のすばらしい色彩と形態の妙をご堪能ください。

「エルミタージュ美術館展:モダン・アートの巨匠たち」のハイライト作品をご紹介する日本語ツアーも期間中11月から毎週土曜日に催行されます。

心震える芸術に触れる喜びをこの機会にぜひ! 皆様のご来館をお待ちしています。展覧会及び日本語ツアーの詳細は、下記を参照ください。(NSW州立美術館コミュニティー アンバサダー:鴨粕弘美)

■エルミタージュ美術館展:モダン・アートの巨匠たち
日時:10月13日(土)~2019年3月3日(日)10AM~5PM、水曜のみ10PMまで
場所:Art Gallery of New South Wales Major exhibition gallery (Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:大人$28、コンセッション$24、美術舘会員$20、家族(大人2人+子ども3人まで)$72、未成年(12~17歳)$16、12歳以下無料、マルチ・エントリーチケット(大人$48、コンセッション$42、美術館会員$36)
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/hermitage

■同日本語ツアー
日時:11月3日(土)~12月15日(土)、2019年1月5日(土)~2月23日(土)の期間中、毎週土曜日(展覧会期間中の10月、3月及び12月22日、29日はなし)1PM~備考:1階インフォメーション・デスク前に集合、ツアー催行時間45分
料金:無料(要入場券、ツアー開始前に展覧会入場券の購入が必要)

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