2012年8月 ニュース/コミュニティー

ニュース/コミュニティー
美しい盆栽と生け花が見られる

美しい盆栽と生け花が会場を彩る

 シドニー盆栽会は同市北部テリー・ヒルズで8月18・19日、盆栽と生け花の展示会を開催する。今年で第12回を迎える。

 会場には、大中小の計80点以上の盆栽と美しい生け花が展示される。また、専門家による盆栽や生け花の実技指導、関連商品の即売会、ラッフル会なども行われる予定。

会場へのアクセスは、「フォレスト・コーチ・ラインズ」バスでゴードン駅を出発し、チェッカーズ前で下車。


■第12回盆栽と生花展2012
日時:8月18日( 土)10 A M〜5 P M 、19日(日)10AM〜4PM
会場:Checkers Resort Conference Centre, 331 Mona Vale Rd., Terrey HillsNSW
料金:$5(12歳以下の子どもは無料)
問い合わせ
Te l: (02)9 450 -28 02、
Email:bonsai@wix.com.au (めぐみさん)


NSW州立美術館「神坂雪佳展」
好評につき日本語ツアー追加開催

 現在、シドニーのNSW州立美術館で開催されている神坂雪佳展は、日本の琳派の伝統美の世界を受け継ぎつつ、絵画ばかりでなく工芸美術作品の中でも「和」のモダン・デザインの礎を築いた同氏の偉大な業績を振り返るというもの。オーストラリアでは初の開催ということもあり、7月に2回行われた日本語解説ツアーは定員を上回る好評ぶりで、参加者からは、「たいへん分かりやすかった」「勉強になった」「日本の美を振り返るきっかけとなった」などの声が上がった。

 同美術館では、その状況を受け、8月に3回目のツアーを追加開催することを決定した。申し込みの詳細は以下の通り。


■「神坂雪佳展」モーニング・ティー付き日本語ツアー(追加)
日時:8月15日(水)10AM〜12PM
会場:NSW州立美術館、地下3Fイリバナ・ギャラリー前集合
料金:1人$12(展覧会入場券およびモーニング・ティー&ビスケット代込み)
申し込み:Eメール宛先(CommunityAmbassadors@ag.nsw.gov.au )に、「神坂雪佳ツアー申し込み」と記入の上(日本語、英語どちらも可)、①名前、②参加人数、③参加日(8月15日)を明記して送付。電話での申し込みは、(03)9225-1878(Art Gallery Society)まで(英語のみ)。


日豪につながりを持つ著名人をインタビュー

ジャパンファウンデーション・シドニーは7月末〜9月中旬、シドニー市内でインタビュー・シリーズ「Living Histories」を開催している。ここでは、日豪につながりを持つ著名人にさまざまな話を聞く。

 8月にはオーストラリア人建築家のキース・パイク氏、ラグビー日本代表ヘッド・コーチのエディー・ジョーンズ氏、そして在豪日本人デザイナーの五十川明氏がゲスト出演する。

話し手は、シドニー大学名誉助教で、豪出版社ヘラルド・アンド・ウィークリー・タイムズの元東京特派員のイアン・マッカーサー氏。

参加の際は、ジャパンファンデーション・シドニーにメールまたは電話で申し込む。


■Living Histories 3
日時:8月10日(金)−キース・パイク氏、17日(金)−エディー・ジョーンズ氏、31日(金)−五十川明氏、6:30PM〜8PM(開場6PM)
会場:The Japan Foundation Sydney, Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square, Sydney NSW
料金:無料、要予約
Tel: (02)8239-0055
Email: reception@jpf.org.au
Web: www.jpf.org.au


豪州での暮らし方や教育システムを学ぶ勉強会

 NSW州教育省ライド地域支部は、シドニー北部キャッスル・コーブで8月9日〜9月13日の毎週木曜日、在豪日本人に向けた勉強会を開催する。

ここでは、小さな子どもや10代の子どもを持つ人に向けた、子どもの教育問題や進路についての説明、保険制度、警察や区域のサービスの利用法などについての生活関連情報が提供される。日本語の通訳付き。参加申し込みは8月7日まで。


■日本人の暮らしに役立つ無料勉強会
日時:8 月9 日( 木)〜9 月13 日( 木)の毎週木曜9 A M 〜11:45AM
会場:Librar y, Castle Cove Public School, Kendall Rd.,Castle Cove NSW
料金:無料
申し込み先Te l : (02)9417-1039、
Email : castlecove-p.school@det.nsw.edu.au (米山さん)、
Tel: (02)9987-3935、
Email: Qeefaa.an@det.nsw.edu.au (キーファーさん)


第2回セミナー・シリーズ「日本を考える」が開催

 在豪日本人や現地大学の関係者などによる交流会「鶴ワトル日豪知的交流会」がシドニー市内ジャパンファウンデーション・シドニーで9月8日、日本について考えるセミナー・シリーズの第2回目を開催する。

 今回は、マッコーリー大学で日本について研究し、現在さまざまな業界で活躍する卒業生をゲストに迎え、それぞれのキャリアや、日本語を学ぶ上での課題などについてパネル・ディスカッションを行う。

参加費用は1人15ドル。経費を差し引いた残額は、日本赤十字社を通して、日本の被災地の支援に充てられる。参加申し込みは9月1日まで。


■セミナー・シリーズ「日本を考える」第2回
日時:9月8日(土)2PM〜5PM
会場:Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square, Sydney NSW
料金:1人$15(茶菓子付き)*12歳以下の子どもの参加は控える
定員:50人
申込締切日:9月1日(土)
申し込み先Email: tsuruwattle@gmail.com


ニュース/コミュニティー
チャリティー昼食会に出席したシドニー日本国総領事と領事、主催者の皆さん。左からポール・マディラッザさん、ポール・スコットさん、ダミアン・ラーガンさん、小原雅博・シドニー日本国総領事、トニー・ハインズさん、柳厚太郎領事

州警察連合ラグビー・チーム、
10月にチャリティー試合で日本遠征

シドニーで壮行チャリティー昼食会開催

 豪州の各州警察の35歳以上の警察職員ラグビー・プレーヤーが組織するラグビー・クラブ「ゴールデン・オールディーズ」が10月9〜21日、初の海外チャリティー・ツアーで日本に遠征する。遠征では、警視庁と大阪府警察のラグビー・チームらとチャリティー親善試合を行い、同ツアーで得た寄付金を、日豪の殉職警察職員の遺族や遺児の支援、または職務遂行中に負傷・疾病し廃疾状態になった警察職員やその家族の支援に充てる予定。この寄付活動は昨年の東日本大震災時に殉職した警察職員の遺族・遺児への支援も含まれる。

同ツアーは日本ラグビー・フットボール協会(会長=森喜朗元首相)のほか、オーストラリア・ラグビー協会、日本航空、日本旅行、シドニーの日本食レストラン「インターナショナル・ニッポン・オーストラリア&ニュージーランド・クラブ」らが協賛する。

同チャリティー活動の一環としてNSW州警察・緊急サービス省は7月6日、シドニー市内のNSW州議事堂でチャリティー昼食会を主催、日本政府関係者や在豪日本企業の代表者を含む約130人が出席した。元ラグビー・コーチでラグビー桂冠詩人として有名なピーター・フェントン氏が司会を務めたほか、マイク・ギャラガーNSW州警察・緊急サービス相、小原雅博・シドニー日本国総領事、ラグビー豪代表ワラビーズの1991年ワールド・カップ優勝時のキャプテンで、ゴールデン・オールディーズの後援者でもあるニック・ファージョーンズ氏らが来賓として出席した。

ランチでは、チャリティー・オークションやラッフル抽選会が行われたほか、ジュリア・ギラード首相から森元首相に宛てた、親善試合遠征の成功とスポーツを通したより深い両国関係の醸成を祈念した書簡が紹介された。

チャリティー・ランチではランチ代やオークションなどでの収益を含む計約2万5,000ドルの支援金が集まった。なおゴールデン・オールディーズは、10月の遠征試合の観戦チケットの販売や、遠征支援の義捐金寄付を以下のホームページを通して受け付けている。


■ラグビー日本チャリティー試合日本遠征
詳細Web: www.aprugoldenoldies.com.au


シドニーで不動産購入セミナー開催

不動産会社スターツ・インターナショナルはシドニー市内で8月23日、大手デベロッパーのクラウン・グループと共催で、在豪日本人向けの不動産購入セミナーを開催する。

永住権を持たないビジネス・ビザや学生ビザ保持者でも購入が可能な豪州の不動産物件について、それぞれの専門家が、物件購入時の法的アドバイス、不動産投資に関連する税制度の解説、銀行住宅ローンの借り入れについての解説、不動産市場の動向の解説、新築物件の紹介などを行う。参加費は無料だが、事前の予約が必要。


■不動産購入・投資トータル説明会
日時:8月23日(木)6PM
会場:クラウン・グループ・プロパティー・センター(Cnr. Sussex & Liverpool Sts., Sydney NSW)
問い合わせ・予約Tel: (02)9285-2000(スターツ・インターナショナル)
Email: syd@startsint.com.au


在シドニー日本国総領事館からの安全情報

 過去1カ月の間に発生した主な邦人の犯罪被害などについて、安全対策上のご参考としてお知らせします。

 
1. 深夜、ワールド・スクエア近くのパブに出かけた際にIDとしてパスポートを提示しバッグに保管したと思っていたが、帰宅途中にパスポートの紛失に気が付いた。

本件では、入店後に自身の近くにバッグを置いていたものの、話に夢中になって長い間バッグから目を離してしまっていたそうです(盗難の可能性も十分考えられます)。

日本人は、飲酒可能な年齢に達していても身分証明書の確認を要求される場合が多く、パブに行く時に旅券を持参される方は多いようです。

年齢を証明するために持ち歩くのであれば、「NSWフォト・カード」をお薦めします。このフォト・カードは、同州の運転免許証やほかの公的な写真付きIDを持っていない方が、ローズ・アンド・マリタイム・サービス(Roadsand Maritime Services、旧RTA)で作成することができるカードで、NSW州の運転免許証と同様、日常のさまざまな場面で有効なIDとして認められています。

 年齢確認はもとより、国際郵便の受け取り、銀行口座の開設、酒、タバコ類の購入、酒類を置く施設への立ち入りといった際に使用できます。

 フォト・カードの詳細および申請方法についての詳細は、次のホームページをご覧ください。


Web: www.rta.nsw.gov.au/licensing/photocard.html

 
2. NSW州で歩行者の死者が急増

 州政府の発表によれば、2012年上半期(1〜6月)の路上での歩行者の死者は、38人(前年比21人増)と急増しているそうです。

豪州国内での急激なスマート・フォンの普及により、多くの人々が携帯電話端末を操作しながら歩く姿が見受けられますが、その結果、周囲への注意が散漫になり、交通事故に巻き込まれる歩行者が増加しているとのことです。

ヘッドフォンを着用して音楽に夢中になる場合も同様に危険であるため、昼夜を問わず、歩行中は周囲の状況に注意して歩きましょう。

 
在留届をご提出ください

在留届は、窓口、郵送、インターネットのいずれでも行うことができます。帰国などでの転出届けや住所を変更された場合の変更届も忘れずにご提出ください。
 詳しくは、当館にご連絡いただくか、以下の外務省ホームページをご覧ください。


Web: www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
在シドニー日本国総領事館Tel: (02)9231-3455


ニュース/コミュニティー
セント・へレンズの加工工場
トピック

大自然が育んだ海の宝石を築地へ

タスマニア産のウニにかける情熱

南氷洋の荒波が洗うタスマニア北東海岸セント・へレンズの水産業者がこのほど、雄大な大自然が育んだウニを日本へ出荷することに成功した。東北の被災地からウニ加工の専門家を呼び、日本向けの質の高い商品を開発した。

 ウニの日本輸出を手掛けたのは、セント・へレンズで水産業を営む新井宏信さん。15年前に来豪し、中国などで高級品として珍重される乾燥アワビの加工技術を日本から持ち込んだ。この時立ち上げに関わった乾燥アワビの輸出は、現在ではタスマニアのアワビ業界に大きな変化をもたらしている。その後、TAS州で会社を立ち上げ、多様な水産物の輸出を手掛けてきた。

だが、ウニは「乗り気ではなかった」。150グラムのウニ1個から、食べられる部分はせいぜい10グラムしか採れない。トゲだらけの硬い殻を1個ずつ割って中身を取り出す作業は「労力の塊」。オーストラリアでは難しいと考えた。

実際、これまで多くの日本人がオーストラリアからウニの対日輸出を試みたが、ほとんど成功しなかったという。

ところが、セント・へレンズの水産加工業者シーフード・タスマニアのデービッド・アラン社長に「ウニをやってみないか」と口説かれた。すぐに首を縦に振ることはなかったが、社長と従業員のウニにかける情熱に心が動いた。「もしかすると行けるかもしれない」。同社の役員として仕事を引き受けることにした。プロジェクトは2011年にスタートした。

それから出身地の東北で震災が起き、水産業も大打撃を受けた。「被災地に仕事先をあっせんしたい」という思いもあって、東北からウニ加工の技術者を現地に呼んで働いてもらった。日本の高度な技術を導入して、日本の消費者の目にかなう高品質な商品の開発に取り組んだ。

 

ニュース/コミュニティー
左から新井宏信さん、デービッド・アラン社長、ジム・ハリスさん

世界一のウニを目指す

しかし、商品を持って日本の客を訪ね歩いてみると、現実は甘くはなかった。「無味無臭」「使えねえよ」などと相手にしてもらえず、門前払いをくらう毎日が続いた。価格もオーストラリアの半値以下と割に合わなかった。

逆境の中でも、素材の良さには自信があった。「ウニは加工技術の勝負だ」。加工や冷蔵の方法に改良を重ねていった。

保存方法も悩んだ。ウニはすぐに形が崩れてしまうため、日本では通常、ミョウバンを添加して「ウニを固める」作業を行う。ミョウバンを使わずに「生」(無添加)で食べるのが一番美味しいが、日本でも一部の高級店に限られる。ところが、オーストラリアではミョウバンの使用が禁止されている。「本来は生で輸出したかった」が保存を考えると現実的ではない。このためミョウバンに代わる保存料も独自に開発した。

試みと失敗を繰り返すうちに光が見えてきた。トゲが長いオーストラリア産のウニ「ロング・スパイン」は、身が非常に大きく見た目も良い。寿司でウニと言えば軍艦巻きが主流だが、珍しい握りにできると日本の寿司店から引き合いが来た。TAS州政府からも特別に支援を得て、このウニを独占的に漁獲・生産する許可を獲得した。

 この8月には築地市場で競りに掛けられる。「オーストラリアの水産加工品が、築地の競りで真っ向勝負するのは初め」だという。

大きな1歩を踏み出したが、品質の水準が高い日本市場で成功するのは「簡単ではない」。オーストラリア産ウニは日本でほとんど無名で、ブランド認知度の向上が課題だ。

 それでも、将来は「日本で海外産トップ・ブランドの米国ボストン産を追い越す」のが目標。世界一のウニに照準を合わせている。

シーフード・タスマニア役員
新井宏信さんの話

「オーストラリアでは、日本食ブームで水産物を取り扱う業者は増えましたが、卸からレストラン、小売店に至るまで、魚に関する専門知識が不足しています。築地のような流通のプロがいないため、水産物の扱い方について情報を広めることの大切さを痛切に感じています。鮮魚取り扱いはマニュアル通りではなく、経験と技術によって培われてきたノウハウです。それは漁業者と流通業者の長年の信頼関係とプロの目利きによって成立してきました。ところが、オーストラリアではそれがリスペクトされていないのが現状です。私たちは、水産物に関する正しい知識を提供することで、オーストラリアの外食産業の発展に貢献していきたいと考えています」

「海と接する仕事や生活を通して、自然を守ることの大切さを強く感じています。セント・へレンズには、まるで江戸時代の浮世絵のような美しい海があります。商売だけを考えていたら乱獲で水産資源は枯渇してしまいます。サーフィンを愛し、釣りが好きで、海の恵みで生計を立てている私たちが、消費者と一緒になって、シー・シェパードのようなパフォーマンスではない、本来の自然保護を考える時代になったと考えています。ウニは自然が創り出した海のダイヤモンドです。口に含む瞬間、自然の美味しさを感じて、その大切さを感じてほしいと思います」

ニュース/コミュニティー
ピーター・タンクス(Peter Tunks)(写真右)◎1980年代を中心にオーストラリアのラグビー・リーグやイギリスのリーグで活躍した豪ラグビー界のスター選手。カンタベリー・バンクストン・ブルドッグスに所属した時代にはプレミア・シップでキャプテンとして3度チームを優勝に導いた。1958年生まれ。
カール・ウィルソン(Carl Wilson)(写真左)◎エディンバーグ・コモンウェルス・ゲームでメダルを獲得するなど水泳・背泳ぎのスペシャリストとして名を馳せ、88年ソウル五輪にはオーストラリア代表として参加。ファイナリストとなった。1967年生まれ。

特別対談:

ピーター・タンクス×カール・ウィルソン

多くの人が4年に1度のオリンピックの話題で盛り上がるこの時期、シドニーの一角でも2人のスーパー・スターが話に花を咲かせていた。1人はかつてラグビー・リーグ界で破竹の活躍をしトップに上り詰めたピーター・タンクス。そしてもう1人は水泳大国オーストラリアを代表してソウル五輪では背泳ぎのファイナリストとなったカール・ウィルソン。編集部では特別に彼らの会話を収録することに成功。五輪の話題で盛り上がる2人の飾らぬ対話の様子を特別に紹介しよう。

 
(ひとしきり世間話で盛り上がった後)
カール(以下C) ところでこれまでに五輪で金メダルを4つ取っている北島康介、彼は本当にすごい。平泳ぎでは世界初だと言うじゃないか。1度だけ会ったことがあるけどとても良い奴だった。
ピーター(以下P) 北島はもちろんだけど、日本の水泳チームは強いね。
C 日本はいつもダーク・ホースなんだ。本当に素晴らしい選手が多い。今大会にもたくさんの素晴らしい選手を擁しているね。
P お前も日本人と戦ったことがあっただろう?
C 1988年のソウル五輪の時に鈴木大地と戦った。本当にすごい選手だった。
P 88年はいい年だったな。お前はオリンピックで、俺はプレミアシップで優勝した年だ。
P ところで今回のオリンピック、水泳はどうなると思う?
C あのイアン・ソープを抜いてトップに上り詰めた米国のマイケル・フェルプスがやはりナンバー・ワン。オージーの選手だと自由形を得意とするトーマス・フレイザー・ホームズがリアル・ダーク・ホース。400メートルで良い結果を残せるんじゃないかな。400メートル・フリー・スタイルだとデービッド・マッケオンにも注目だね。
P 大いに盛り上がるだろうな。オーストラリア人は本当にスポーツが大好きだからその分、結果が悪いと失望されることも分かっている。そうならないためにも必死でがんばるんだけど、良い結果を実現するにはたいへんな努力が必要。水泳は本当に大変なスポーツだよなカール? 泳いで泳いでひたすら泳ぐと。
C ラグビーだって大変なスポーツだ。
P まあな。オーストラリアのスポーツ界は俺とカールのように種目を超えた交流があるのが特徴で、これは俺たちの文化で非常に重要なことだね。いずれにせよ、どんな競技でも勝つためには最後の最後はメンタルがものを言うのは間違いない。
C 日本人はそのメンタルも強いから、良い結果を残すだろう。でも、オーストラリアには勝ってほしくないな(笑)。
P オーストラリアが勝つことを期待しているけど、でも日本のチームにもぜひ健闘してほしい。ところでカール、この前おもしろいことがあったんだが……。
(雑談へと回帰)
(7月23日シドニー市内で収録)


新会長に伊藤氏、2012/13年度の新体制固まる
シドニー日本人会

シドニー日本人会は7月27日、2012/13年度通常総会を開催し、「2011/12年度事業報告書(案)」および「2011/12年度収支決算報告書(案)」について審議を行い、いずれの議案とも原案の通り了承された。

その後、2012/13年度の役員についても発表が行われ、新会長に伊藤令氏(オーストラリア住友商事会社)が就任した。新年度の役員は右の通り。


【シドニー日本人会】
住所:Level 2, 37 Bligh St., Sydney NSW
Tel: (02)9232-7546 
Fax: (02)9223-5382
Email: jss@jssi.org.au
Web: www.jssi.org.au
 
■2012/13年度シドニー日本人会役員
名誉会長   小原雅博  シドニー日本国総領事
会長     伊藤令   オーストラリア住友商事会社
副会長    八尾三郎  三菱東京UFJ銀行
       藤野達夫  伊藤忠豪州会社
       梶谷誠   丸紅オーストラリア会社
財務担当理事 南均    三井住友銀行
理事     秋田大三郎 豪州三井物産
       上垣親司  JTBオーストラリア
       木ノ下忠宏 双日豪州会社
       栗山俊久  日本航空
       小林敏明  在シドニー日本国総領事館
       櫻田武也  オーストラリア三菱商事会社
       中田義文  豪州新日鉄
       中舛貴信  キヤノン・オーストラリア
       福田篤   トヨタ自動車オーストラリア
       堀江純一  アドバンテージ・パートナーシップ
              法律事務所−公証役場
監事     菊井隆正  アーンスト・アンド・ヤング
       八郷泉   KPMG


総会を開催、2012/13年度の新体制固まる
シドニー日本商工会議所

シドニー日本商工会議所は7月27日、第55期(2012/13年度)定時総会を開催し、「第54 期(2011/ 12 年度)事業報告書(案)」および「第54期(2011/12年度)収支決算報告書(案)」について審議を行い、いずれの議案とも原案の通り了承された。

その後、第55期の役員についても発表が行われ、新会頭は、櫻田武也氏(オーストラリア三菱商事会社)が就任することになった。新年度の役員は右の通り。


【シドニー日本商工会議所】
住所:Level 2, 37 Bligh St., Sydney NSW
Tel: (02)9223-7982
Fax: (02)9223-5382
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au
 
■2012/2013年度シドニー日本商工会議所役員
会頭     櫻田武也  オーストラリア三菱商事会社
副会頭    秋田大三郎 豪州三井物産
       中田義文  豪州新日鉄
       中舛貴信  キヤノン・オーストラリア
理事     赤羽章治  みずほコーポレート銀行
       石原均   日立オーストラリア
       伊藤令   オーストラリア住友商事会社
       梶谷誠   丸紅オーストラリア会社
       木ノ下忠宏 双日豪州会社
       栗山俊久  日本航空株式会社
       土屋隆   ジェトロ・シドニー事務所
       福田篤   トヨタ自動車オーストラリア
       藤野達夫  伊藤忠豪州会社
       南均    三井住友銀行
       八尾三郎  三菱東京UFJ銀行
監事     西川博之  野村オーストラリア
       八郷泉   KPMG


ニュース/コミュニティー
マウント・イーサ鉱山の外観

「マウント・イーサ鉱山」視察会を開催
シドニー日本商工会議所、資源・エネルギー部会

シドニー日本商工会議所(会頭=秋田大三郎:豪州三井物産)の資源・エネルギー部会(部会長=飯塚修:JX日鉱日石エネルギー豪州)は6月27・28日、「マウント・イーサ鉱山」視察会を実施。鉱山側の受入体制の関係で定員一杯の12人が参加した。

 マウント・イーサ鉱山は操業開始1924年。QLD州に所在するオーストラリア有数の規模を誇る銅鉱山であり、亜鉛、鉛、銀も生産している。

 同鉱山を運営するエクストラータ社は、銅生産では世界第4位の規模を誇る世界を代表する鉱山会社。マウント・イーサを中心とするQLD州北部地区の3つの同社が運営する鉱山施設で、同社の世界全体の利益の21%を占める重要な位置付けの鉱山となっている。

 銅鉱山で採掘・選鉱された銅は、豪州国内のほか、世界16カ国、5つの市場で取り引きされている。

2016年以降の将来計画として、価格競争などのため、今後、この鉱山内にある銅の選鉱施設やタウンズビルの精錬施設は廃止し、採掘スペースを増やす予定。

 視察会では、地下1.6キロメートル地点の坑内掘りの作業現場や、選鉱施設を見学し、鉱山側の幹部と参加者による意見交換会も行われた。


ニュース/コミュニティー
大小さまざまの美しい作品が展示される

草月流いけばな展示会

オーストラリアで活動する、いけばな協会「オーストラリアン草月ティーチャーズ・アソシエーション(ASTA)」が8月11〜21日、シドニー南部ガエミアでいけばなの展示会を開催する。今回は、カラー、線、マス(塊)をテーマにした、斬新な作品の数々が展示される。


■草月流いけばな展示会
日時:8 月1 1 日(土)〜21日(火)
毎日10AM〜5PM、(開会式8月11日(土)2PM〜4PM)
会場:Hazelhurst Regional Gallery and Arts Centre, 782 Kingsway, Gymea NSW
料金:無料


ニュース/コミュニティー
参加者の皆さん

東北の子どもたちのホームステイへの寄付金集まる

東北地方の子どもたちをシドニーに招待し、ホームステイを提供する慈善活動「シドニー・レインボー・ステイ・プロジェクト」は、8月8日の子どもたちの到着を前に7月中、さまざまなチャリティー活動を行い、合計2,730ドルの寄付金が集まった。

 7月1日には同市北部ベルローズの大型ホーム・センター、バニングスで、600本あまりのソーセージを販売し、1, 560ドルを集めた。この日、27人がボランティアとして参加した。

 7日にはシドニー日本クラブ(JCS)主催の祭り「フェイト」にブースを出し、バザーや食べ物の販売、マッサージなどのサービスを提供し、1,170ドルが集まった。20人が参加した。

これらのチャリティー・イベントで得た計2,730ドルは、同プロジェクトに充てられる。


美容でチャリティーに貢献

 シドニー市内ウルティモにある美容室
「カット・ラウンジ」で7月17日、同市在住の日本人美容師やネイリスト、エステティシャン、マッサージ師、リフレクソロジストなどがチャリティー活動を開催し、多くの人でにぎわった。

 会場では訪れた客がヘア・カットや、メイクの指導などを受けた。この日、合計で410ドルが集まり、経費を除く金額は、東北地方の子どもたちをシドニーに招く、レインボー・ステイ・プロジェクトに寄付された。


シドニーで茶会が開かれる

裏千家シドニー協会は9月2日、同市のロイヤル・ボタニック・ガーデンで「春のお茶会」を開催する。6回に分けて席が用意されている。

会場では、畳の席と御園棚席の2席が用意されており、手作りの和菓子と抹茶が楽しめる。参加の際は、メールまたは電話で下記連絡先に申し込む。


■春のお茶会
日時:9月2日(日)11AM〜4PM
会場:At Maiden Theatre, The Royal Botanic Garden, Mrs Macquaries Rd., Sydney NSW
料金:$20
席の時間:11AM、11:45AM、12 : 3 0 PM、1:15PM、2PM、2:45PM
Email: Chado.sydney@gmail.com
Tel: 0450-840-616(なおこさん)


ニュース/コミュニティー
1位に入賞したソー・ソンさん(左)、INCOECのCEO、レベッ
カ・イ・チョンさん

日本料理クッキング・コンテスト、入賞者決まる

 在豪韓国新聞社「Korean Daily Hoju Dong-A」と豪州の国際交流機関「I N C O E C」は7月10日、第1回クッキング・コンテスト「Cu lt u r a l Cu l i n a r yCompetition: I’m a Chef」をシドニーのクローズ・ネストで開催した。プロとアマチュアの参加者を合わせて、21人が参加した。

今回のテーマは「コンテンポラリー・ジャパニーズ」。競技者らは50ドル以内の3コース・メニューを作り上げて、腕を競い合った。1位にはソー・ソンさん、2位にジェイ・リチャードソンさん、3位にユン・ミー・リーさんが入賞した。


シドニーのテニス少年、大健闘

シドニー在住の日本人テニス少年らが、6月末から7月にかけて行われた国内外のテニス大会で、飛躍的な成績を収めている。

 まず、マック・ヒジカタ・テニス・アカデミー所属の土方凛輝君(11)は、豪州代表の1人としてヨーロッパ遠征メンバーに選出され、6月10日〜7月8日にイタリアで行われた「4th Torneo Citta Di Padova」などの国際大会3つに出場した。パドヴァで開催された上記の大会では、準優勝を果たすなど、好成績を収めた。

また、同アカデミー所属の伊藤健太君(12)も、同市内で行われた「TCA LittleMasters(White)」などのジュニア・テニス大会5つで、優勝や準優勝を飾った。昨年出場した際は1回戦で敗退していたが、この1年で大きな成長を見せた。


シドニー北部で卓球大会行われる

 シドニー・ノース地区卓球協会(SN D T TA)が5カ月間にわたり、計10チームによる2012年秋大会で、ホーム・アウェイの総当り団体戦(計18試合)を開催した。

 試合の結果、「チームForestville」が圧倒的な強さで優勝。このチームでは現在、毎週月曜午後7時から練習会を開いており、卓球に興味のある参加者を募っている。会場などの詳細は、キャプテンの高橋一嘉さん、または平岡信二さんまで。


Email: ikkitaka@tpg.com.au (高橋さん)、shji4605@tpg.com.au (平岡さん)


ニュース/コミュニティー
オーストラリア代表チームと加藤君(写真右から3人目)

トヨタ・ジュニア・ゴルフ・ワールド・カップ2012
加藤陸大君も参加

日本の愛知県名古屋市の中京ゴルフ倶楽部石野コース(パー71、6, 846ヤード)で6月19〜22日、トヨタ・ジュニア・ゴルフ・ワールド・カップ2012が開催され、シドニー在住のジュニア・ゴルファー、加藤陸大君(17)も豪州代表として参加した。

この大会は、国の名誉をかけて世界一を競い合う、ジュニア・ゴルフの国別対抗世界選手権と呼ばれている。会場には、世界6大陸計13カ国の各国ゴルフ協会から選出されたナショナル・チームのジュニア・メンバー、もしくは大陸予選を通過してきたトップ・ジュニア・ゴルファーらが集った。

大会最終日、加藤君自身は4アンダー(4日間通算3アンダーで、個人戦では6位タイ)という高スコアを記録。豪州代表は4人中3人の合計スコアが10アンダーという猛攻で大逆転優勝を決め、世界一のジュニア・チームに輝いた。


ニュース/コミュニティー
訪れた人々は静かな音色に耳を傾けた

七夕の夜に「ウインター箏リサイタル」開催

オーストラリアの「箏」伝授のパイオニアとして知られる箏奏者・小田村さつきさんが代表を務める「The Sawai International Koto School」が7月7日、シドニー北部クローズ・ネストのライト・ハウスで「ウインター箏リサイタル」を開催した。全9曲を最大7人のアンサンブルで奏で、訪れた人々は七夕の夜を箏の美しい音色とともに静かに楽しんだ。


Web: satsukikoto.com.au


起業と会社経営などについてのセミナー

日豪の個人事業主や起業家、シニア・マネジャーら有志によるビジネス支援を目的とした非営利団体「企業ネットワーク」は8月14日、シドニー市内でセミナーを開催する。企業と会社経営、そしてバングラデシュでの起業がテーマとなっている。

 講師は同団体理事長で、日本ブレーン・センター・オーストラリア代表取締役社長の山口正人氏。


■起業と会社経営に大切なことと、バングラデシュでの起業について
日時:8月14日(火)6:15PM〜9:30PM
会場:Sydney Mechanics’ School of Arts (SMSA), Level 1, 280 Pitt St., Sydney NSW
料金:メンバー$30、一般$40(ワーキング・ホリデー・メーカーと学生は、食事なしで15ドルも可。申し込み時にその旨を伝える)
申込締切日:8月10日(金)5PM
Tel: 0412-262-591(緒方さん)
Email: member@kigyonetwork.com
Web: www.kigyonetwork.com


ニュース/コミュニティー
訪れた人々は静かな音色に耳を傾けた

北京見聞録(下)

1人っ子政策と13億人の人口圧力

北京5日間2・5万円という超安ツアー一行は、多くがシニア世代。そのほかは千葉県の専業農家6人の男性グループ、中国語ができる2人連れの若い女性、中国は上海、西安、北京と3回目の夫婦などという構成だった。

ガイドは先述の劉さんと、助手役の女性が、30人ほどの一行を束ねる。女性同士の気安さで、助手の中国女性と日本語で話し込んでいるのを耳にした。

「あなた、子どもは。何人の家族?」といった自己紹介風の雑談だった。日本人の発想では、子ども何人、孫はいく人、という話になるのだろうが、中国では違っていた。

助手ガイドは「中国では1人が原則だけど、うちは2 人いるの…」と言った。このやり取りを聞いて、いわゆる中国政府の1人っ子政策を思い出した。人口が無制限に増えては、政府が面倒見切れない、という新中国のやり方だ。助手ガイドは、なぜ子ども2人なのか。説明によると、姉妹で子どもが産まれない一族がいると、政府の認可をもらって、2人目の子を産んでもよいのだそうだ。

 合理的といえば、そうも思える。北京は内外からの観光スポットで、中国人の家族連れを見ると、子連れは少ない。一方シニアは少なくない…。少子高齢化が中国でも進んでいる。

話は飛ぶがオーストラリアでも、盲人の人権運動家をめぐる騒動はご存知だろう。妊娠中絶に反対する盲目作家の米国亡命事件だ。子どもは2人いた。1人っ子政策の違反者で、当局があれこれと圧力を掛けたので米国大使館に駆け込んだ。中国政府は、あっさりと亡命を認め、政治問題化を避けた。

結婚適齢期なのに男性の独身者が多く、30歳以上の30%を超すという政府統計がある。女児は中絶され、男児の出生率は女児に比べ高い、ともいう。1人っ子政策のゆがみが表れているのだろう。

単純な比較はできないが、若い公務員の月給は7,000元。日本円でざっと9万日円だという。日本の大卒の初任給は20万円ちょっと。政治の街・北京と、ビジネスの街・上海では、経済事情に差があるのだろうが、女性ガイドの雑談から、中国社会が垣間見えた。

東京の銀座や原宿で、中国からの団体観光客をよく見かける。近くで待機する観光バスは、在日の中国系バス会社の車両だ。デパートで声高な中国語のおしゃべりを耳にする。通勤電車内でも、留学生間の中国語会話を聞くようになった。

 中国漁船との衝突や石原・都知事による尖閣列島発言はあっても、隣人を感じた北京への短い旅だった。

 
(文・写真=青木公)

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