AFL2009 熱戦 Report Vol.3 王者ジローン・キャッツ

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ジローン・キャッツVSウェスタン・ブルドッグス(5月22日・ラウンド9)

AFL2009 熱戦 Report Vol.3
王者ジローン・キャッツ


 2009年のシーズンも後半に入った。第12ラウンドでもジローンとセントキルダの2強が全勝を続けている。第2グループのウエスタン・ブルドッグス、ブリスベン・ライオンズは変わらずだが、コリンウッドが頑張ってこの集団に食い込んできた。
 今月は、王者ジローン・キャッツを紹介する。キャッツは、メルボルン・デーモンズに続いて2番目に古い歴史を持つチームだ。07年にグランド・ファイナルでポート・アデレードに勝って、34年ぶりの優勝を決めた。08年は、レギュラー・シーズンを21勝1敗のダントツのトップで通過したが、大方の予想を裏切ってグランド・ファイナルでホーソンに敗れた。今年の12勝を含めると、この3年間で57勝6敗、勝率9割であり、現在のAFLの中で圧倒的な強さを誇っている。
 キャッツの数多いスター選手の中でも注目は、まずゲリー・アブレット(背番号29番)。父親はAFL殿堂入りの名選手であり、その血筋を引くサラブレッドだ。07年には、AFLで最も権威あるブラウンロー・メダルを、僚友でキャッツのミッドフィルダー、ジミー・バーテル(3番)にさらわれたが、今年の活躍次第では獲得のチャンスがある。
ミッドフィルダーでは、キャメロン・リン(45番)。赤い長髪を振り乱してすごい形相で中盤を走り回るのもキャッツの名物の1つだ。フォワードでは、スティーブ・ジョンソン(20番)、ポール・チャップマン(35番)に注目だ。この2人がポンポンとゴールを決めるシーンが見られる。意外なことに、AFL得点ベストテンにはスティーブ・ジョンソンが5位に入っているだけだ。それだけ全員がバランス良く点を取っている。キャッツは、ひと言で言うと、“負けないスター軍団” と云える。
 7月5日のセントキルダとの対決に勝って全勝街道を続けるかどうかが注目される。

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文・写真=イタさん(マイク板屋)。日豪プレスのコントラクト・フォトグラファー。AFL、テニス、ゴルフ、F1、サッカー、競馬などメルボルンのプロ・スポーツをメインに取材、撮影。長年のジローン・ファン。

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