古豪コリンウッド・マグパイズは優勝か ? 迷走か ? 

メルボルン/フッティー
コリンウッドのトラビス・クローク(右)

熱く高く飛べ !! AFL

古豪コリンウッド・マグパイズは優勝か ?
迷走か?

 早くも中盤に差し掛かったAFLだが、今年は独走するチームがなく混沌としてきた。
 古豪コリンウッドがトップに位置して頑張っている。優勝回数16回とエッセンドン、カールトンに続いて第3位に輝く。しかし1990年を最後に20年間、優勝から遠ざかっている。
 コリンウッドには、“コリウォブルズ(Colliwobbles)”という、ありがたくないあだ名がある。これはコリンウッド(Collingwood)とウォブルズ(wobble:迷走)を組み合わせた造語で、例えトップを走っていてもいつかはズッこける最近のコリンウッドを皮肉ったものだ。
 2002年、03年と2年連続してグランド・ファイナルに残ったものの、最後は、ともにブリスベン・ライオンズに力負けして涙を呑んだ。昨年ベスト4に残り優勝する実力は十分なだけに、知将・猛将と称されるモルトハウス監督の最後の賭けに期待したい。
 コリンウッドで注目すべき選手は、AFL屈指の好選手デーン・スワン(36番)、好キッカーでランニングバックのヒース・ショー(39番)、攻撃の要トラビス・クローク(32番)、若手の成長株スコット・ペンドルブリー(10番)、ディフェンスの要でキャプテン、ニック・マックスウェル(5番)。
 質が高く熟練した粒よりのプレーヤーと熟達した監督という最高の組み合わせのコリンウッドが破竹の進撃をするか、古参のジローン、新興のフリーマントルがのし上がるか、熾烈な戦いにしのぎを削る戦国時代の様相となってきた。
今月のルール:
試合開始や得点後の再開は、フィールド中央部のセンター・サークルで始まる。アンパイヤにより地面に叩きつけられ高く跳ね上がったボールを、両チームのラックマンが奪い合う。ラックマンは、AFLの中でも最も重要なポジションの1つで、背が高くジャンプ力が要求される。コリンウッドのジョシュ・フレーザー、セントキルダのマイケル・ガーディナーなど名だたる選手が多い。


メルボルン/フッティー

文・写真=イタさん(板屋雅博)。
日豪プレスのコントラクト・フォトグラファー。
AFL、テニス、ゴルフ、F1、サッカー、競馬などメルボルンのプロ・スポーツをメインに取材、撮影。

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