
豪州ラグビー通信
文=YASU
スーパー・ラグビー2016、開幕!
新加入「サンウルブス」が奮闘!
今年もスーパー・ラグビーが開幕しました。今シーズンより、今までのオーストラリア、ニュージーランド(NZ)、南アフリカ(南ア)の各5チームに加え、南ア、アルゼンチン、そして日本を本拠地とする各1チームが追加され、世界最高峰“スーパー”の戦いは計18チームにより行われることとなりました。その日本を本拠地として新設されたチームは「サンウルブス」。昨年のW杯で世界に衝撃を与えた日本代表の面々に加え、日本のトップ・リーグでもおなじみのサモア代表、トゥシ・ピシ(サントリー・サンゴリアス)など、ワールド・クラスの選手も加入。2月26日の開幕以降、第4節(3月20日)までにはまだ勝ち星がないものの、第3節ではチーターズ(南ア)を終了間際まで追い詰めるなど、その奮闘ぶりに注目が集まっています。また、もう1つ新たな国から参入したのは、アルゼンチンの「ジャガーズ」。W杯で準決勝に勝ち進んだ強豪国のメンバーを中心としているだけあり、スーパー・ラグビー史上初となる、新加入チームによる開幕戦での初勝利を挙げるなど、既に他チームを脅かす存在になっています。
オーストラリア、ブランビーズが好調!追いかけるワラタス!

オーストラリア勢ではブランビーズが好調。開幕3連勝の後、アウェーでストーマーズ(南ア)に敗れるも、FW、BKともに充実、快進撃に期待がかかります。シドニーを本拠地とするワラタスは、一昨年の優勝メンバーが残っているものの、新ヘッド・コーチの下、フレッシュなメンバーも加わり新チームとなったイメージ。プレシーズン・マッチの故障で調整が続くバーナード・フォーリーの代わりに、カートリー・ビールがゲーム・メーカーで活躍。W杯後、日本でのプレーを休止し、けがの治療に専念していたイスラエル・フォラウは、徐々に本調子に戻ってきた様子。今年もブランビーズと共に豪州勢をリードするワラタスにも注目です!
Sunday Footy!
毎週日曜日(12PM~2PM)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さんぜひお気軽にご参加ください!
Tel: 0412-553-535(Yasu)