サッカーQLD州・日韓オールスター戦2013

■トピック

見逃すな

日本の誇りを懸けた「日韓戦」

サッカーQLD州・日韓オールスター戦2013

2015年にオーストラリアを会場に開催されるAFCアジア・カップ2015。その大会実行委員会は、W杯に次ぐ規模を誇る同大会を成功に導こうと、開催2年余りも前から開催各都市のさまざまな多民族ローカル・コミュニティーとの連携を通して、サッカー熱の醸成を目的としたプロモーション活動を展開中。

その一環で、ブリスベン日本人コミュニティーの有志が提唱、AFC実行委とのコラボレーションで実現の運びとなったのが、今回開催される「QLD州・日韓オールスター戦2013」(11月23日開催)だ。

ブリスベンを中心としたQLD州南東部地域の日本と韓国の両コミュニティーが候補選手の実力を精査して編成する、両国代表による「日韓戦」は熱戦必至。

今回のオーガナイザーで自身も選手としてピッチに立つ「QLD州日本代表」チーム・マネージャー、三上隣一の言を借りれば「(豪州実質3部の)BPL(ブリスベン・プレミア・リーグ)に入っても、かなりやれるレベルになる」という「QLD州日本代表」。NPL(ナショナル・プレミアリーグ=実質2部)でQLD州2冠を達成した、拙コラム読者にはすっかりお馴染みの伊藤和也(オリンピックFC)や、BPL屈指の選手として存在感を発揮してきた石川健太郎(ライオンズFC)など、多くのセミプロ選手を擁する。

一方、対する韓国側も、高いレベルで戦われる州内の韓国コミュニティー・リーグ(Kリーグ)の選抜チームも「打倒日本」に燃え、侮ることはできない。


コミュニティー・シールドを制した日本チーム。このチームが「QLD州日本代表」のベースとなる(写真提供=JAFA)

我らが「QLD州日本代表」を率いるのは、ブリスベン日本人サッカー・コミュニティーのレジェンド、卜部(うらべ)太郎。かつてJリーグでもプレーした卜部は、自らの経験をコミュニティーに還元すべく、「移民のW杯」と呼ばれる10月のコミュニティー・シールドに引き続き、監督としての手腕を大一番で存分に発揮する。

三上は、「日本人コミュニティーにもサッカーを通してコミュニティーを盛り上げようという機運が生まれている。この大イベント(日韓戦)を成功に導き、日本人サッカー・コミュニティーの存在感を高め、サッカーを通しての地域貢献をしたい」と日韓戦のその先をしっかりと見据える。実際、三上を中心とした有志は、日本人サッカー・コミュニティーの母体となる非営利団体「日豪サッカー協会(JAFA)」を設立する準備を進めている。

試合当日は、現役Aリーグ選手をスペシャル・ゲストに迎えての「キッズ・サッカー・クリニック」も予定。多くの日本人/日系の少年少女がピッチ上で憧れの選手たちとともにボールに親しめる貴重な機会も用意される(クリニックの詳細は、別途告知)。

何はさておき“日韓戦”。多くの日の丸が躍るスタンドに見守られ、日本人コミュニティーの誇りを胸に躍動する「16人の侍」の晴れ舞台を、見逃すわけにはいくまい。

(スポーツ・ライター/本紙特約記者 植松久隆)

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