シドニーの学校選びは「日本人国際学校」で決まり! 英語も日本語も身に付く世界でも珍しい独自システム─キンディに通わせる保護者からも高評価

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 子どもがキンダーガーテン(年齢的には日本の幼稚園生に相当)に入る時期を迎えると、シドニー在住の日系家庭の保護者の多くが頭を悩ませるのが学校選びだ。特に、将来日本へ帰国する可能性がある家庭であれば、日本の学校へスムーズに移行できるよう、日本語の読み書きも身に付けさせたいというのが素直な思いだろう。また、オーストラリアで長く生活する家庭にとっても、子どもが日本語や日本文化とのつながりを持ち続けられるかどうかは大切な問題だ。本記事では、日本語と英語、両言語の利用率を目指した教育を長年行っているシドニー北部テリーヒルズにある「シドニー日本人国際学校(Sydney Japanese International School = SJIS)」を紹介する(文=日豪プレス編集部)。

「日本語ばかりで、英語が伸びないのでは?」という不安

 「シドニー日本人国際学校(Sydney Japanese International School = SJIS)」は、日本の文科省のカリキュラムに即した教育を、日本の教科書を用いて行う日本人学級、現地の教育カリキュラムに即した国際学級を併設する世界でも他に類を見ない日系インターナショナルスクールだ。

 豊かな自然に囲まれた広々とした環境の中で、子どもたちに2つの言語や文化に触れさせながら学校生活を送らせていることから、日系のみならず、日本文化に興味を持つさまざまなバックグランドを持つ家庭の子どもを受け入れており、その50年に及ぶ歴史から信頼も厚い。だが、実際にSJISのキンダーガーテンに子どもを通わせる保護者へのインタビューでは、「英語が伸びないのでは?」と不安に思っている方も昨今少なからずいるそう。例えば以下のような声だ。

「日本語を使えることは安心材料になる一方、学校で日本語ばかりを話すようになり、英語が伸びなくなるのではないか」(保護者の声=以下カッコ内同)

 多くの保護者が事前に気にする点だというが、実際に学校生活が始まってみると予想以上に英語を使う機会に恵まれ、子どもの英語力もしっかりと伸びたと満足される家庭がほとんどだそうだ。実際に、通わせ始めてからの子どもの成長について聞いたところ、「日本語か英語かという二者択一ではなく、子どもが安心できる環境を土台に、2つの言語、自立心、学ぶ意欲を育てていくSJISならではの教育に感心した」「英語が得意な子や日本語を話さない子には英語で、英語に不安がある子には日本語も交えて話しているようで、子どもたちが相手に合わせ、会話の中で自然に言語を切り替えていることに驚いた」などといった趣旨のコメントがほとんどであった。

 また、家庭では主に日本語を使っているため、英語での授業や友達とのコミュニケーションになじめるか心配しているといった声も少なからずあるようだ。こういった声に関しても「最初は日本語の通じる友達がいることが安心につながり、その後、学校生活の中で少しずつ英語を理解し、英語でコミュニケーションを取れるようになった」と入学後の満足度は総じて高い。

「分からないことを質問できない、自分の気持ちを十分に表現できない」

 こうした不安環境は子どもにとって大きなストレスにもなることから、実際、SJISには英語のみの環境から転入する子どもも少なくないという。「子どもの気持ちが安定し、安心して学校生活を送れるようになった結果、英語を話すことへの恥ずかしさがなくなり、英語を学ぼうとする意欲自体も高まっている」との保護者の声もあった。

 日本語は英語学習を妨げるものではなく、子どもが新しい言葉に挑戦するための土台にもなり得るものだ。「SJISでは、子どもの言語力や性格に合わせて必要なサポートを行いながら、英語と日本語を自然に使える環境を作っています」と学校担当者も胸を張る。

英語の本を読めなかった子どもが、数カ月で読めるように

 入学当初は自分で英語の本を読むことが難しかった子どもが、Term 2にはフォニックス(英語の「文字(スペル)」と「音(発音)」のルールを学ぶ学習法)を1つずつ確認しながら、本を読めるようになるという。保護者の声からは、子どもたちの具体的な語学面での成長も見えてくる。

「発表会を楽しみにし、家庭で自ら練習するようになってびっくりしました」

 また、自分自身のみならず「友達の発表を学校で聞き、その内容を夕食時に家族へ伝えるなど、授業で学んだことが家庭での会話にもつながっている」そうだ。

 日本語についても、「ひらがなを上手に書けるようになった」「日本の歌や手遊びを覚えて帰ってくる」「日本語の授業を楽しみにしている」といった声もあった。

 将来的な日本への帰国を想定する家庭にとって、日本語の読み書きや日本式の学習習慣に触れられることは大きな安心材料だ。キンダーガーテンで英語の基礎を身に付けながら、日本語で学ぶ経験も重ねることで、日本とオーストラリアのどちらに進む場合にも対応できる力を育てていくのが同校の特徴と言えるだろう。

テリーヒルズまでの距離とバス通学

 多くの保護者が入学前に気にしていたのが、テリーヒルズまでの距離とスクールバスでの通学だ。4歳、5歳の子どもを長時間バスに乗せることに不安を感じるのは自然なことだろう。

 だが実際に通い始めた家庭からは、「最初は心配だったが、子ども自身が自然に慣れていった」という好意的な声が多く聞かれた。「年上の児童がバスバディとして付き添ってくれたことで、安心して通学できた」と答えてくれた家庭もある。

 バスの中で上級生と親しくなり、学校以外でも一緒に遊んだり、困っている時に助けてもらったりすることもある。上級生が下級生の面倒を自然に見る温かな校風は、バス通学を含めた学校生活全体に表れていると言えるだろう。

 また、「学校が遠い」と感じていたものの、実際に足を運び、自然に囲まれた広い校庭で子どもたちがのびのびと過ごす姿を見たことで、その不安が解消されたという声も複数あった。通学に一定の時間がかかる一方、広々としたプレイグラウンドや充実した図書館など、テリーヒルズだからこそ得られる教育環境もある。距離だけでは分からない学校の雰囲気を、実際に見て確かめることが大切だろう。

1人ひとりを見守る、きめ細かなサポート

 今回のアンケートで、ほぼ全ての家庭から高く評価されていたのが、先生やスタッフによる手厚いサポート。「担任の先生が細かなところまで見てくれている」「小さな出来事でも連絡をもらえる」「相談や要望に丁寧に対応してくれる」など、学校と家庭の距離の近さを感じさせるコメントが多く寄せられた。

 誕生日が遅く、クラスの子どもたちについていけるか心配していた家庭では、Term 1の面談で担任から学校での様子を詳しく聞き、「心配ありません」と言ってもらえたことで安心できたという。

 授業参観やリーディングヘルプなど、保護者が学校での子どもの姿を見る機会があることも、不安の解消につながっている。けがをした際の手当てはもちろん、季節が変わった時に必要な制服を持っていなかった子どものために、試着や購入をサポートしてくれたというエピソードもあった。学習だけを見るのではなく、子どもが毎日安心して学校生活を送れるよう、1人ひとりに目を配っていることがうかがえる。

自信、自立心、学ぶ意欲の成長

 保護者が感じている成長は、語学や読み書きだけではない。例えば以下のような声だ。

「自分で時間割を確認し、その日に着る服を選び、必要なものや宿題を準備するようになった」

「帰宅後に自ら机に向かい、学習する習慣が身に付いた」

「以前は人前で話すことが苦手だったが、少人数でアットホームなクラスの中で自信を持ち、授業中にみんなの前で発言できるようになった」

「プリスクール時代と比べ、友達との関わり方が上手になった」

 SJISでは、必要な時には先生が丁寧に支えながら、子ども自身が考え、行動することを大切にしているという。そうした毎日の積み重ねが、自立心やコミュニケーション力、学ぶことへの前向きな気持ちにつながっているのだろう。

「週末も学校に行きたい!」そう思える場所

 子どもたちにとって、学校が楽しい場所であることはたいへん重要だ。

 子どもたちに学校で好きなことを尋ねると、プレイグラウンド、広い校庭、図書館、日本語の授業、工作、iPadを使ったレッスン、友達と食べるタックショップのランチなど、さまざまな答えが返ってきたそうだ。

 中には、週末にも「学校に行きたい」と話す子どももいるという。学ぶこと、遊ぶこと、友達や先生と過ごすこと。その全てを子ども自身が楽しめる環境だからこそ、新しいことにも積極的に挑戦できるのだろう。

 ある保護者は、SJISについて「日本とオーストラリア、両方の教育の良いところを学べる、唯一無二の学校」と表現した。

 2つの言語と文化に触れながら、1人ひとりが安心して、自分らしく成長できる。SJISは、子どもの将来に複数の可能性を残したい家庭にとって、有力な選択肢の1つと言えそうだ。

8月16日(日)に学校見学! まずは気軽にオープンデー参加

 シドニー日本人国際学校では、 2026年8月16日(日)に全学年を対象とした年に一度の週末オープンデーを開催する。

 学校の教育方針やカリキュラムについて説明を聞くだけでなく、テリーヒルズの自然豊かな環境や教室、プレイグラウンドなどを実際に見ることのできる機会となる。

 「英語がまだ十分に話せなくても大丈夫だろうか」「日本語と英語をどのような割合で学ぶのか」「スクールバスでの通学はどのようなものか」「日本への帰国にも対応できるか」など、家庭ごとに異なる疑問や不安について、学校へ直接相談することもできる。

 学校選びにおいて、ウェブサイトや資料だけでは分からないことは少なくない。先生やスタッフと話し、校内を歩き、子どもがその場所で過ごす姿を想像してみることが、納得できる選択への第一歩になるだろう。

【週末オープンデー】

日時:2026年8月16日(日)
会場:シドニー日本人国際学校
対象:全学年を対象とし、これから編入学を検討している家庭
申し込み・詳細:参加をご希望の方は、下記リンクより予約を
https://sjis.nsw.edu.au/ja/enrolment/information-sessions-private-tours 
【Choose Your Event or Enquiry】の項目で、「Open Day 2026」を選んでください。

学校からのメッセージ
「学校説明会や生徒たちによるキャンパスツアーがあり、フレンドリーな教職員やスタッフが皆様の質問などに直接お答えします。また、ランチにソーセージ・シズルもご用意しています。ご家族皆様でぜひSJISを体感してください」

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