入国拒否の半数が日本人!? 「オーストラリアで日本人女性が売春」その実態をNHKが報道

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NHK国際報道2026より(日豪プレス撮影)

 近年、オーストラリアへのワーキングホリデービザ(ワーホリ)を利用して入国し、現地で売春(性産業)に従事する若い日本人女性が急増しているとのニュースが7月14日、NHKの「国際報道」内で報道された。

 歴史的な円安を背景に、「海外への出稼ぎ」感覚で渡航するケースが近年目立つが、その裏には言葉の壁や生活苦、そして犯罪やトラブルに巻き込まれる深刻な実態もまた少なくないという。

狙われる「マッサージ求人」と取り締まりの限界

NHK国際報道2026より(日豪プレス撮影)

 日豪プレスのクラシファイド(広告)ページをはじめ、ネット上には「高額なマッサージ店」などと称した求人広告が多数掲載されている。もちろん直接的な性産業への募集は禁止されており、同サイトでも削除対象としているが、実際にはグレーゾーンの掲載も散見されており、現場は対応に追われている。

「短期間で高収入」という誘惑と渡航の背景

NHK国際報道2026より(日豪プレス撮影)

 なぜオーストラリアを選ぶのか。番組によると、主な理由として挙げられるのは「日本にいる時よりも短期間で圧倒的な高収入が得られるから」だという。

  • 収入: 人によっては1日に数10万円を稼ぐ日もある
  • ビザ: オーストラリアの一部地域では性産業が合法化されており、ワーキングホリデービザがあれば外国人でも働くことが可能
  • 使い道: ホストクラブの掛け金や美容整形の費用を目的とする女性がいる一方で、日本での生活苦、学費の支払い、あるいは帰国後の将来への不安から「確実な資産形成(貯金)」を目指して足を踏み入れる女性も少なくない

 中には、現地で1,000万円以上の貯金を目標に、店舗に住み込みで働く女性も存在するそうだ。

密室化するリスクと深刻な実態

NHK国際報道2026より(日豪プレス撮影)

 オーストラリアの一部の州(ビクトリア州など)では法改正により、性産業の事業者に特別な許可や登録が不要となった。これに伴い、近年増えているのが「店舗を持たず、マンションの一室に住み込んで客を迎える」という営業形態だ。

 しかし、この密室での営業には極めて高いリスクが伴う。

  • 薬物トラブル(客が目の前で覚醒剤を使用するなど)
  • 金銭の強奪
  • 強盗やレイプなどの犯罪リスク
NHK国際報道2026より(日豪プレス撮影)

 言葉の壁や「売春をしている」という後ろめたさ、あるいは携帯電話を奪われるなどの理由から、トラブルに遭っても警察や周囲に助けを求められない女性が非常に多いと、現地の警察関係者や専門家は警鐘を鳴らしている。

入国拒否の半数が日本人という現実

NHK国際報道2026より(日豪プレス撮影)

 オーストラリア国境警備隊のデータによると、就労資格のないビザでの性産業従事の疑いなどで入国を拒否された外国人のうち、実にその約半数が日本人女性であったという衝撃的な事実も明らかになっている。

 近年、ビザの審査や入国規制は厳格化する傾向にあるが、依然として出稼ぎ目的の渡航は後を絶たない。

 単に「簡単に稼げる海外出稼ぎ」として片付けるのではなく、女性たちが置かれている危険な実態やリスクを正しく伝えること、そして「そうまでしなければならない」日本の若者の経済的困窮や社会背景にも目を向ける必要があるだろう。

 いずれにせよ、日本人自身で国際的なプレゼンスを下げ、価値を落とすような事態は避けねばならない。

 

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