アクティブとリラックスをセットに。箱根で叶える大人のウェルネストリップ/ASAMIの“Fitness Life”

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Vol.55 金時山登山から箱根・強羅 佳ら久へ。心身を極上に整える静養の旅

 こんにちは。ヘルスコーチのASAMIです。 

 「日本人は世界一休むのが下手」と称されることもありますが、日本にいると無意識に「頑張らなきゃ」と努力と我慢の境目が曖昧になってしまうことはありませんか? 元編集者の私も根っからのワーカホリック。仕事と遊びの境界線をなくすことで楽しんで働けるようになりましたが、それでもオーストラリアにいる時のような「肩の力が抜け切る感覚」を日本で保つのは難しいものです。 

 だからこそ私は、脳を物理的にリセットする「ウェルネストリップ」を毎月の習慣にしています。東京から出られない月はホテルステイ(Vol.54参照)でリフレッシュしますが、今月は都心からのアクセスも抜群な神奈川県・箱根を訪れました。前々から気になっていたお宿と登山ルートを組み合わせた、最高の心身調整旅をご紹介します。 

富士山を望む絶景ルート!金時山で富士登山への足慣らし 

 箱根火山の北西部に位置する標高1,212mの「金時山(きんときやま)」は、金太郎伝説でも知られる日本三百名山の一つです。バスタ新宿から直通バスが運行しており、初心者でもアプローチしやすい魅力的な山です。 

 今月、クライアントの皆さまと富士登山に挑戦する予定があるため、今回はそのプレトレーニングを兼ねた「ウェルネストリップ」として企画しました。私自身は20年ぶり2度目の富士山となります。当時よりフィットネスレベルも上がり体力には自信がありますが、「山を甘く見てはいけない」のが登山の基本。不安を抱くクライアントの足慣らしにも最適なコースです。 

 行きは「乙女峠」バス停で下車し、緩やかな傾斜で景観を楽しめる乙女峠ルートを選択。途中のフォトスポットからは富士山の絶景が広がるはずでしたが、あいにくの曇り空でおあずけに。山頂で軽食を摂りながらひと休みした後は、「金時神社(公時神社)」ルートで下山しました。下山後のお楽しみが待っているからこそ焦りは禁物。足元を慎重に確認しながら下り、無事に強羅行きのバスへと乗り継ぎました。 

下山後は大人のご褒美ステイ「箱根・強羅 佳ら久」へ 

 強羅駅から徒歩約3分。洗練されたモダンな和のデザインが際立つ「箱根・強羅 佳ら久(からく)」に到着です。「目標があるから頑張れる!」と言っても過言ではないほど、この滞在を楽しみにしていました。アクティブ(運動)とリラックス(静養)をセットにするのが、私の推奨するウェルネストリップの醍醐味です。 

 「佳ら久」という名には「めでたいこと、佳(よ)きことが久しく続きますように」という思いが込められているそう。館内には、箱根の伝統工芸である寄木細工のモチーフをはじめ、煉瓦や木、石など自然の素材が随所に用いられています。職人の匠な技が宿る素材の質感とモダンなデザインが美しく調和し、地域の歴史とモダンが融合した、自然に包まれるような心地よい空間が広がります。

 チェックイン前には、フリードリンクやお菓子が用意されたロビーラウンジで一息。気に入ったお菓子は館内ショップで購入できるため、お土産選びの試食としても楽しめます。お部屋で荷物を整えたら、いよいよ温泉での本格的なリカバリータイムです。 

箱根連山を望む絶景温泉と「不感温湯」で五感を癒す 

 「佳ら久」の温泉は肌を滑らかに包み込むナトリウム-塩化物温泉で、体の芯から温まり湯冷めしにくいのが特徴。まさに日本が誇る最強の天然リカバリーツールです。 

 展望露天風呂は男女入れ替え制で、自然の中に浮かぶような“空中温泉”感覚の「蒼海(そうかい)」と、大文字山(明星ヶ岳)を見上げる「明星(みょうじょう)」の両方を堪能できました。また、滞在した夏シーズンには、体温に近い36〜38℃で副交感神経を優位にする「不感温湯※」が開催されており、暑い時期でものぼせることなく長湯を楽しめました。サウナや貸切風呂など、体調に合わせた選択肢が豊富なのも魅力です。 

※不感温湯は露天浴槽にて2026年8月31日まで実施

絵画のような景色が広がる露天風呂付き客室 

 今回宿泊したのは、バルコニーを含め約56㎡の広さを誇る「露天風呂付デラックスルーム(和タイプ)西棟」。全客室のバルコニーに温泉露天風呂が備わっており、箱根の自然がまるで一枚の絵画のように広がります。 

 お部屋でお香を焚き、心地よい香りに包まれながら「サータ社」製ベッドで体を休める至福のひととき。館内着としては、お部屋にある上品な紫の浴衣のほか、浴衣コーナーから好きな柄を選ぶこともできます。シチュエーションに合わせてお色直しをしながら、1日中浴衣で贅沢に過ごしました。 

季節の恵み五感で味わう「六つ喜」ディナー

 運動後の最大の楽しみといえば「食」です。「佳ら久」には地元の食材も取り入れながら、季節の旬の味わいを楽しめる2つのレストランがあります。今回の夕食は、「メインダイニング 六つ喜(むつき)」にて、日本伝統の会席料理をベースにした料理をいただきました。

 先付から前菜、お造り、メインの「金目鯛の昆布塩焼き」「黒毛和牛の炙りと京鴨ロースト」、甘味に至るまで、箱根の情景を描いたような美しいフルコース。美しい器と繊細な味付けを目と舌で堪能し、心身ともに満たされる最高のディナーとなりました。 

仕事もリセットも叶う、心強いゲストラウンジとテラス 

提供:箱根・強羅 佳ら久

 滞在中に何度も足を運んだのが、フリーフローでドリンクや軽食を楽しめる「ゲストラウンジ 間(あわい)」。電源設備も整っているため、オンラインミーティングやPC作業も驚くほど優雅にはかどりました。気分転換には、敷地内にある「水のテラス」や「森のテラス」の散策がおすすめ。自然の風を感じることで、一瞬で頭がクリアになります。 

目覚めのお出汁と和朝食で、内側から整う朝 

 夜は部屋の露天風呂で1日を振り返り、21:00には就寝。翌朝5:00に起床し、朝の露天風呂へ向かいました。ひんやりとした朝の空気の中で浸かる内風呂は格別で、身が引き締まります。 

 朝7:00からは、ラウンジで目覚めの“だしショット”をいただきました。小田原六左衛門の「熟成之万能だし」は、カフェインを控えたい朝の体にじわっと染み渡る優しさ。天然のミネラルとアミノ酸が補給でき、内臓を優しく起こしてくれる日本ならではの素晴らしい健康法です。 

 自身のオンラインレッスンを終えた後は「六つ喜」で和朝食を。小田原名物の蒲鉾や梅干しをはじめとする8種のおばんざい、出汁巻き玉子、牛肉生姜煮、茄子田舎煮、銀鮭の塩焼きなど、理想的なバランスの和食に「日本に生まれて良かった!」と心から感じた瞬間でした。 

※ゲストラウンジや夕朝食の内容は、季節により変更となります。

チェックアウト後はアートに浸る「ポーラ美術館」へ 

 チェックアウト後は荷物を宿に預け、無料送迎バスで約8分の「ポーラ美術館」へ移動。現在開催中の
「モネ没後100年・開館25周年記念 あたらしい目—モネと21世紀のアート」展を鑑賞しました。 

 印象派の巨匠クロード・モネの絵画と現代アートが織りなす空間に浸る。私がパーソナルカラーとして愛している「ピンクとブルー」の世界観、そしてその背景にある「陰陽の調和」について、改めて深く思考を巡らせる貴重な機会となりました。美しいものに触れて感性を研ぎ澄ます時間は、ヘルスコーチとしてのアウトプット力を高めるためにも欠かせないプロセスです。 

 汗をかいて身体を動かし、最高の環境で心身をリカバリーする。「運動×ご褒美」を組み合わせたウェルネストリップで、皆さんも自分自身を労わる時間を作ってみませんか? 箱根・強羅での整い旅、ぜひ体験してみてくださいね。 

■箱根・強羅 佳ら久  
 https://gora-karaku.orixhotelsandresorts.com/

■「泊りがけでモネ 宿泊プラン」 
 https://gora-karaku.orixhotelsandresorts.com/news/10869
(※「不感温湯」体験は7〜8月限定の実施となります) 

■ ポーラ美術館  
 https://www.polamuseum.or.jp/ 

ASAMI Profile

ASAMI
フットネス(クロスフィット)トレーナー


ヘルス・コーチ。オーストラリアでクロスフィットに出合い、しっかりと筋肉を付けた動ける体作り、強くてポジティブな幅広い世代の女性たちや世界観に魅了され、日本でもっとたくさんの人にクロスフィットを伝え、フィットネス習慣を付けてもらいたいと思いトレーナーに転身。現在、関東・関西のジムやホテル、オンラインを中心にヘルス・コーチとして活動中。
Instagram: @asami_fitness

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