土方凛輝選手（21歳、マックヒジカタ･テニス･アカデミー）は8月1〜6日、メキシコ･ロスカボスで開催されたATPツアー公式戦「ミフェル･オープン」（ATP250/賞金総額92万625ドル/ハードコート）の男子シングルスに初出場した。
予選１回戦は、フアン･セバスチャン･ゴメス選手（コロンビア）に6-2 6-3、予選決勝ではゴンサロ･ビジャヌエバ選手（アルゼンチン）に6-4 6-3で２試合を勝ち抜き本選入りを果たした。本選１回戦は、地元メキシコのロドリゴ･パチェコ･メンデス選手を6-3 4-0（RET）で制し、ツアー大会本選初勝利を飾った。この勝利により、土方選手のATPランキングは自己最高位の198位（8月22日現在）となった。２回戦は世界ランキング第1位のダニル･メドベージェフ選手（ロシア）と対戦し、4-6 3-6で敗退したがストロークでは互角と好勝負だった。
また、USオープンを主催するUSTA（全米テニス協会）は8月17日、が29日に開幕する同大会の男女シングルスのワイルドカード（主催者推薦）を発表。土方選手は男子シングルス本選の出場権を獲得しした。ウインブルドンでは予選決勝で惜敗し、本選入りがかなわなった同選手にとって初めてのグランドスラム（４大大会）本選でのプレーとなる。今後の活躍に期待したい。
