土方凛輝選手（21歳、マックヒジカタ･テニス･アカデミー、オーストラリア）は8月30日、アメリカ･ニューヨークで開催された全米オープン第2日の男子シングルスに主催者推薦で出場し、 グランドスラム･デビューを果たした。
１回戦で、世界ランキング3位のラファエル･ナダル選手（スペイン）と対戦。6-4、2-6、3-6、3-6で敗れたものの第1セットを奪取するなど善戦した。大観衆の中、第2セット以降は要所を取られたが、マッチポイントを4度しのぐ粘りを見せ、諦めずに戦う姿勢など、高評価を得た試合となった。
テニス･アカデミーを経営する土方選手の父、土方誠さんは「今回のナダル選手、2週前に行われたATPツアー公式戦ミフェル･オープンで対戦したメドベージェフ選手など負けはしましたが、トップ･プレーヤーと互角に勝負できたことが大きな自信となったようです。今後はスケジュール調整を行い全豪オープンに向けて更なる飛躍できるよう頑張ります」と話す。土方選手の今後の更なる活躍に期待したい。
