第14回 一時就労(技術)ビザの落とし穴(9)

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これだけは知っておくべき!

豪ビザ入門

海外でキャリアを築くために欠かせないのが、ビザ設計。オーストラリアで取得できるさまざまなビザに関して、これだけは知っておくべきというポイントや注意点をプロに学ぼう。

第14回 一時就労(技術)ビザの落とし穴(9)

長期滞在ビジネス・ビザ(サブクラス457)は、ビザの中でも最も頻繁に変更されるビザの1つです。この変更は、申請者にとって多くの問題を強いることになります。特に、今年の7月1日から大幅に長期滞在ビジネス・ビザを変更すると移住省が発表しているので注意が必要です。

このことは、同時にビザを査定する移民局のスタッフにも同じ問題を発生させます。移民局のケース・オフィサーは、変更のためのトレーニングを必ず受けます。しかしながら、あまりにも頻繁に移民法が変更されるため、その変更の細部に対して、十分に理解していないことがあります。


多くの長期滞在ビジネス・ビザ(サブクラス457)への申請希望の学生や、ワーキング・ホリデー・ビザ保持者が、移民局に問い合わせをしているようです。しかしながら、話ができるカウンターにいる移民局のスタッフは通常、長期滞在ビジネス・ビザ(サブクラス457)の専門家ではありません。そのため、彼らは詳しく内容を調べることなく、自分が持っている知識の範囲で無責任に回答してしまうことが多いようです。

ここで私たちが陥りやすい「落とし穴」は、移民局のスタッフが言ったことだから100%正しいと信じてしまうことです。実は、私たちのクライアントの中でも移民局に行って、現行の移民法と明らかに違うアドバイスを受けた人が多数います。移民局の職員は、例え間違ったアドバイスをして、そのビザが却下されても一切の責任を負いません。

このような、「落とし穴」に陥らないためにも移民局でアドバイスをもらう場合には、まず、その職員の名前をフルネームで必ずもらうようにしてください。次に、移民局の1人のスタッフから話を聞くのではなく、時間を変えて移民局の違うスタッフに同じ質問をするようにしてください。さらに、同じ質問を複数のビザ・コンサルタントに問い合わせをするといいでしょう。

これから移民局でビザの申請を考えている方は、特に上に書いたようにすることをお勧めします。


日本ブレーン・センター・オーストラリア社長 山口正人
シドニーで日本人に向けたビザ申請代行・ビザコンサルティングなどを行う、(株)日本ブレーン・センター・オーストラリアの創設者。豪州のビザ事情を知り尽くす。

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