パートナー・ビザ(サブクラス820/801 309/100)/豪州ビザ最新事情

豪州ビザ最新事情
パートナー・ビザ(サブクラス820/801 309/100)

 婚姻関係またはデファクト関係にあるパートナーが、オーストラリア国籍、永住権または特定のニュージーランド国籍保持者である場合、パートナー・ビザの申請が検討できます。

 パートナー・ビザは、国内で申請する場合はサブクラス820/801、国外で申請する場合はサブクラス309/100とそれぞれ異なりますが、どちらの場合であっても申請条件は同じで、2人の関係が真剣で真面目な関係であることを証明書類により説明できることが必要となります。

 審査に掛かる期間は、国内申請の場合は25~33カ月、国外申請の場合は17~26カ月が目安とされています。

 ただし、昨今のコロナ禍の影響によってその他のビザ申請の審査が延びていること、そして、ファミリー・ビザ・プログラムの見直しによりパートナー・ビザ発給部数の上限が上げられたことなどから、現在は審査期間がかなり早まっており、数カ月で認可が下りたという人も実際にいます。

 パートナー・ビザは、いかに2人の関係が真剣で真面目であるのかを証明できることが重要なため、提出できる書類はあればあるほど良いということになります。

 例えば、コロナ禍によって、一時的に離れ離れの状態にあるカップルもいますが、2人の関係が継続していることを証明できるのであれば可能性がないわけではありません。

 また、デファクト関係にある場合、基本的にはデファクト関係が12カ月以上継続していることを証明できなければいけません。

 デファクト関係とは、婚姻関係にはないが夫婦同然の関係にある、つまり、日本でいうところの事実婚関係にあるという解釈になります。従って、経済面や社会面などあらゆる面において互いがコミットしていることを証明することになります。

 なお、カップルのいずれかが西オーストラリア州と北部準州以外に居住していれば、州政府に対して2人の関係を登録することができます。現在のところ、2人の関係を登録している場合には、12カ月以下のデファクト関係であってもパートナー・ビザの申請は可能とされています。

 したがって、デファクト関係が12カ月に満たない場合や、2人の関係を証明する書類が不十分な場合などに、2人の関係を州政府に登録するということも、証明の1つとして考えられるかもしれません。

 ビザ申請に効果的な書類など専門家に相談しながら慎重に進めていくと良いでしょう。

アドバイザー

清水 英樹

清水 英樹

QLD州弁護士、ビザ・移民法政府公認アドバイザー(MARN9900985)。「フェニックス法律事務所」筆頭弁護士所長の他、移民ビザ専門コンサルティング会社「GOオーストラリア・ビザ・コンサルタント」、交通事故、労災を専門に扱う「Injury & Accident Lawyers」を経営する

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