レジデント・リターン・ビザに関して

ビザ VISA

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Q: 私は2008年に永住権を取得した後、日本で生活しています。5年のうち2年以上オーストラリアに居住しなければ、レジデント・リターン・ビザ申請が難しいと聞きました。既に日本に戻って4年以上となります。オーストラリアには来月戻る予定ですが、その後また日本に1〜2年行くことになります。私は今回オーストラリアに戻ると、その後海外には出られなくなるのでしょうか?
 
(34歳主婦=女性)

A: 今回のご相談内容は、レジデント・リターン・ビザとなります。ご相談者の場合、条件によってはレジデント・リターン・ビザが取れるかもしれません。永住権というのはオーストラリアに永住者として住む権利ですので、オーストラリアから一切海外に出ないのであれば、特に何もする必要はありません。ただ、多くの方は、年に1度くらい日本に帰国したり、海外旅行に行かれると思います。その場合、レジデント・リターン・ビザがないと、オーストラリアに入国することができません。

まず永住ビザが出ると、通常5年間は自由に出入国できるのですが、この期限が切れた後に、さらに海外に出る場合は、必ずレジデント・リターン・ビザを申請する必要があります。このビザは5年、1年、3カ月のものがあります。

5年のレジデント・リターン・ビザをもらう条件として、5年のうち2年以上、オーストラリアに居住している必要があります。

もし上記の条件を満たさない場合、理由があれば1年のレジデント・リターン・ビザが出る可能性があります。以前は、理由があればさらに5年もらえたケースもあったのですが、現在は1年のみとなりますのでご注意ください。

例としては、以下のようなものがあります。

 
(1) オーストラリアと文化的な深いつながりがある。
(2) オーストラリアの会社から就職のオファーがある。または現在オーストラリアの会社の社員である。
(3) 家族がオーストラリアに永住者として居住しているなど、オーストラリアと個人的なレベルで深いつながりがある。
(4) 持ち家など、大きな財産がオーストラリアにある。

これらの理由には、特にこれでないとだめという規定はありませんので、できるだけオーストラリアとの深い関係を証明する必要があります。

もし上記の条件を満たさないという場合は、3カ月のレジデント・リターン・ビザで、申請書が審査されます。このビザには、過去5年のうち、少なくとも1日はオーストラリアで、永住者として住んでいたという証明が必要です。また、海外に長期滞在することになった、やむを得ない事情・理由の証明も必要です。

上記は一般的なご案内となり、各個人へのアドバイスとして使われるものではありません。ご自身の状況については専門家に相談することをお勧めします。


 

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西尾 彩子(にしお あやこ)
Australian Visanet

UTS並びにSydney大学卒。教育、流通、航空業界での経験を経て、永住権取得後、移民エージェントとなる。豊富な社会経験を生かした確実・丁寧なコンサルタントに定評がある

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