ビジネス・ビザを持っている彼のビザに乗りたい

ビザ VISA

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Q: 私は現在、ビジネス・ビザを持っている彼と、デファクト(*)で生活をしています。私のワーキング・ホリデー・ビザがもうすぐ切れるので、彼のビザに乗りたいと思っています。デファクト期間は6カ月ほどになります。1年経たないと申請できないとも聞きますが、私の場合、待たないとだめなのでしょうか?

(24歳ワーキング・ホリデー・メーカー=女性)

A: ビジネス・ビザ申請者の配偶者として、デファクトのご関係で申請される場合、以下の条件が必要となります。

(1)デファクト

デファクトで申請される場合、お2人がご夫婦同様に生活をしている証拠が必要です。例えば、共同名義の銀行やレント契約書、電気、ガスなど共同名義のステートメントなどになります。

1年のデファクト期間というのは、永住ビザや学生ビザなどの配偶者申請の場合に必要なものですが、ビジネス・ビザを配偶者として申請する際の申請条件としては、特に決まった期間はありません。

ただ、あまり短いとそれだけ説得力に欠けることになり、やはり最低6カ月程度は見た方がより安心かと思います。

(2)スポンサーシップ

ビジネス・ビザ保持者の配偶者だから、必ず会社がスポンサーになって、ビジネス・ビザを出してもらえるということではありません。

スポンサーとなる会社には、ビジネス・ビザを所持している人全員に対して、いろいろなスポンサーとしての義務があります。例えば、ビザ期間が終わり、帰国の際に請求されれば、母国への航空運賃などの支払い義務があります。

したがって、一番重要なのは、スポンサー会社がビジネス・ビザに配偶者として入ることを許可するかどうかの確認となります。

許可してもらえる場合は、その確認の旨を書いたレターを発行してもらう必要があります。もしスポンサー会社が同意しない場合は、いくら配偶者であってもビジネス・ビザを申請することはできません。

(3)健康保険

現在、ビジネス・ビザ保持者は、必ず健康保険に加入する必要があります。パートナーの方は既に何らかの保険をお持ちかと思いますので、それに家族プランとして入る必要があります。この証明は、ビザが出る前に提出する必要があります。

(4)子どもがいる場合

今回の相談者には当てはまらないと思いますが、もし子どもがいらっしゃる方が一緒にビジネス・ビザ保持者の家族としてビザ申請をされる場合、以下の点が重要です。

 
・子どもが18歳未満である
・デファクトや結婚をしていない

もし18歳以上の子どもを申請に加える場合、以下の条件が必要となります。

 
・ 経済的に全面的に申請者を必要とする(例えば大学生など)
・ 身体・精神的な障害のため、仕事ができないなど

上記は一般的なご案内となり、各個人へのアドバイスとしては使われるものではありません。ご自身の状況にての詳しいアドバイスは、専門家にご相談されることをお勧めします。


*「事実上の」という意味を表すラテン語表現。ここでは「事実婚」の意


 

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西尾 彩子(にしお あやこ)
Australian Visanet

UTS並びにSydney大学卒。教育、流通、航空業界での経験を経て、永住権取得後、移民エージェントとなる。豊富な社会経験を生かした確実・丁寧なコンサルタントに定評がある

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