SA州でコロナウイルス重症患者入院

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呼吸困難で集中治療室で治療中

 SA保健当局は、4月3日にロイヤル・アデレード病院に搬送された40代の男性はその後重態に陥っているト発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 マイケル・キュサック主席公衆衛生医務官代理によれば、同州では現在アクティブな患者が12人入院治療を受けており、男性もその一人で、当初は専用隔離ホテルに泊まっていたが症状が悪化したため、病院に移された。男性は呼吸困難を起こしており、集中治療室で治療を受けている。アクティブ患者はいずれも海外でウイルスに感染しており、男性も南ア型変異株に感染している。

 キュサック氏は、「息切れがひどいかどうか、肺がひどく損傷を受けているかどうか、そのために引き続き病院での治療が必要かどうかは病院の救急病棟が決めることになる」と発表している。

 専用隔離ホテルには他にも最近海外から帰国した若い女性が滞在しており、保健当局は、「女性はずっと以前にかかったものと見られるが、海外ではコロナウイルスと診断されていなかったため、SA州の統計に加えた」と発表している。

 2020年3月のパンデミック宣言以来、SA州の患者総数は659人を数えている。

 また、先週、大ブリスベン地域に対して州境閉鎖を実施していたが、同地域の患者発生状況の鎮静化に伴い、4月3日付で州境閉鎖を解除している。

 QLD州のアウトブレーク抑制の努力に鑑み、州のTransition Committeeの会合でこの決定が出された。
■ソース
SA coronavirus patient in critical condition after being hospitalised; man believed to have South African variant

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