これまでのコロナウイルス陽性者総数100人超える
連邦政府は、海外派遣の外務貿易省(DFAT)職員と家族をコロナウイルス・ワクチン接種1b段階に編入し、優先的にワクチン接種を受けられることを決めた。
4月29日付ABC放送(電子版)が伝えた。
コロナウイルス・パンデミックは世界中で続いており、外交官やその家族が派遣先の国でコロナウイルスに感染する事故が頻繁に起きている。そのため、職員の海外派遣が健康リスクになっており、一部の重要な地域の大使館で士気の衰えが起きている。
外務貿易省では、「職員の健康は優先問題」としているが、2020年のパンデミック宣言以来、海外派遣先でコロナウイルスに感染する連邦職員と家族は合計132人にのぼっており、その大部分がDFAT所属の外交官と見られているが、他の省からも海外に派遣されることがあり、その職員らもまた感染している。
この数字には豪大使館や高等弁務官事務所が現地で雇い入れた人員は含まれていないが、やはり同じようにコロナウイルスに感染している。
■ソース
More than 100 Australian officials and their families infected with COVID-19 while posted overseas