今週末から100人出席の結婚式も可に
8月18日付ABC放送(電子版)は、QLD州南東部11地方自治体に実施されているコロナウイルス規制が8月20日に緩和される見通しを伝えた。
現在、規制が実施されているのは、Brisbane City, Moreton Bay Regional Council, Gold Coast, Ipswich, Lockyer Valley Regional Council, Logan City, Noosa Shire Council, Redland City, Scenic Rim Regional Council, Somerset Regional Council, Sunshine Coast Regional Councilとなっている。
当初の予定では規制緩和は8月22日(日曜日)になっていたが、この24時間の間に市中感染新陽性者がゼロになっており、州政府は11自治体の規制を2日早めて緩和することを決めている。
8月20日午後4時より、住宅にその住人も含めて30人まで集まることができる。また、公共空間でも同じとする。結婚式、葬儀は最高100人まで出席できるようになる。ただし、結婚式で一度にダンスが認められるのは20人まで。地域スポーツも20日から再開できるが、観客数に制限があり、また1人あたりの面積確保も規制があり、屋内屋外ともチケット指定席制で席数の75%を上限とする。トレーニングが再開できるようになる。
ジャネット・ヤング主席医務官は、「マスクは戸外で1.5mの距離が確保できる場合には着用の必要はないが、屋内は自宅を除いてほとんどの場合要着用となる。公共交通機関、相乗り自家用車の場合は要着用となる。高等学校では生徒、教職員とも要着用だが、職場では1.5m以上の距離を確保できるのであればマスク着用は不要」と語っている。
QLD州ではインドゥルピリー州立高校のアウトブレーク発生後、高校、小学校数校を介して陽性者が出たが、いずれも感染早期に自己隔離に入っており、8月15日以降は市中感染陽性者連続ゼロが続いているため、規制を2日早めて解除することを州政府が決めた。
ただし、小売り業、教会、喫茶店、レストラン、バー、ジム、ヘアドレッサーなどはもう1週間、これまで通りの規制が続けられ、8月27日午後4時までは1人あたり4平米の空間を確保することや客も飲食は座席に座っていなければならない。
アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「これらの規制をもう1週間続け、ゼロ陽性者が続くかどうかで規制の解除または延長を検討する」と語っている。
■ソース
Low COVID-19 caseload means restrictions ease early across South-East Queensland ? here’s how that will look