QLD州のコロナウイルス規制緩和

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州南東部の11自治体域と州最北部で

 8月28日よりQLD州に入るエッセンシャル・ワーカーは、コロナウイルス・ワクチン接種を1回は受けていなければならなくなる。

 8月24日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 規制が緩和されるのは州南東部の11の自治体と最北部のケアンズ、ヤラバーで、緩和内容は、民家や公共空間での集会は上限が30人まで緩和される。また、結婚式、葬儀は上限が100人まで引き揚げられる。コミュニティ・スポーツも再開される。一方、屋内イベント、スタジアムの行事は会場定員の75%が上限になる。マスクは屋外では着用義務が解除されるが、学校教職員、高校生は教室内ではマスク着用がもう1週間続く。喫茶店、パブ、レストランは、屋内では1人あたり4平米の空間を確保しなければならないが、小さい施設では1人あたり2平米とするがが最高50人までしか入れなくなる。ケアンズ、ヤラバーでは公共空間での集会の人数上限が解除される。結婚式、葬儀は上限が200人までとなり、民家には最高100人まで集まることができるようになる。

 一方、NSW州のデルタ株アウトブレークは徐々にQLD州との州境に近づいてきており、州政府は州境管理に全力を注いでいる。

 NSW州からQLD州に入ることができるのは既にエッセンシャル・ワーカーでは不十分で、8月28日午前1時からはエッセンシャル・ワーカーでも最低限1回のワクチン接種を受けていなければならない。

 また、州境通過特別許可証を請求する場合でもQLD州の関係官庁が厳密に審査し、「絶対にエッセンシャルかどうか」を決めることになる。今後、エッセンシャル・ワーカーと認められるのは、緊急インフラストラクチャ、臨床検査検体集配労働者、障害者介護労働者などであり、教職員、保育士、ホスピタリティ労働者はエッセンシャル・ワーカーと認められなくなった。
■ソース
Queensland’s COVID restrictions have eased. Here’s what’s changed

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