リズモア地域1週間のロックダウンに
10月4日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、10月3日午後8時までの24時間に新たに623人が陽性と判定され、また6人が亡くなったと伝えている。
1日の新陽性者数は昨日発表の668人をさらに下回っており、8月20日以来最低の水準になっている。
一方、コロナウイルス感染症死者は1人が40代、3人が60代、1人が70代、1人が90代となっている。また、4人が未接種、1人が1回のみ接種、2回の完全接種を受けていた90代の女性はホークスベリーの高齢者介護施設で亡くなっている。
NSW州では2020年3月以来434人が亡くなっており、6月中旬に始まったシドニー都市圏のデルタ株アウトブレークでは378人目となった。
一方、ワクチン接種状況は、NSW州全域で16歳以上の成人の88.4%が最低1回は接種を受けており、そのうち67.1%が2回の完全接種済みとなっている。
ポート・マコーリーの真西内陸部のガネダー自治体は10月4日深夜より10月11日までロックダウンに入る。同地域は9月27日以来外出規制が出されていた。
また、NSW州中北部海岸地域では、タリー、フォースター、タンカリー地区も10月4日深夜より10月11日までロックダウンに入る。また、9月27日以来これまでに上記ロックダウン地域に入った者も現在地で10月4日深夜より11日まで自宅隔離が義務づけられる。
さらに、リズモア自治体でもコロナウイルス公衆衛生リスクが高まっているため、10月11日までロックダウンに入っている。
一方、カウラ自治体の外出制限は10月5日午前零時1分に、また、ポート・マコーリー自治体域は午後11時59分に解除される。
現在NSW州では、959人が病院に入院しており、うち193人がICUに収容され、うち97人が酸素吸入装置を着けていいる。
1日の検査回数も漸減しており、10月4日午後8時までの24時間に76,892人の検査を実施している。
■ソース
NSW records 623 new COVID-19 cases and six deaths as Lismore LGA goes into lockdown until October 11