TONIKAKU明るい安村・市川こいくち・ウエスPが語る!シドニー公演の舞台裏と“世界で戦う”覚悟

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オーストラリアで満席御礼! ゴッドタレント出演芸人たちが語る海外公演のリアルと成功の秘訣─直筆サインプレゼントも

左からウエスP、とにかく明るい安村、市川こいくち(撮影・インタビュー:日豪プレス)

 5月に開催された〈シドニー・コメディ・フェスティバル〉で、世界を股にかけて活躍する日本人コメディアン3人、とにかく明るい安村(TONIKAKU)、市川こいくち(ICHIKAWA)、ウエスPらがタッグを組み、現地ファンの喝采を浴びた。来豪初舞台となる安村と市川、そして3年前に単独公演を経験しているウエスP。それぞれが感じたオーストラリアの観客の熱量、公演の手応えと試行錯誤、そして“世界へ挑む”仲間たちへのメッセージまで、現地での生の声をお届けする。

オーストラリアの観客は“陽気で熱い”

――3日目にして満員御礼、大盛況でしたね。オーストラリアの観客について、どんな印象を持ちましたか?

ウエスP「3年前に一度やらせてもらったんですけど、僕のちょっとピンク寄りな芸風もすごくウケて、オーストラリアのお客さんは好印象でしたね。あれ以来、またやりたいって思ってました」

安村「イギリスのゴッドタレントに出た経験があるんですけど、その映像がオーストラリアでも放送されてるって聞いてたので、似た感じかなと思ってました。実際やってみたら、イギリスよりももっとテンション高かった!熱気がすごかったですね」

市川「最初はおとなしいのかなと思ってたんですよ。でも蓋を開けてみたらすごく陽気で、会場の熱量に圧倒されました。やっぱりスポーツも盛んな国だから、盛り上がり方がダイナミックなんですよね」

――初日から3日目まで(※インタビューは3日目終了時点)、会場の反応や自身の調整に変化はありましたか?

安村「初日は日本人のお客さんも多くて、やりやすかったです。60人くらいだったかな。2日目は会場の空気がちょっとしっとりしてて、最初の入りが難しかったですね。最終的には盛り上がったのですが初日が良すぎた分少し戸惑いました。直前の公演が終わって、そこから15分後に開演という流れなので、心の準備がしきれなかったというのもあります。だから3日目は開演前にビール飲みました(笑)。実際そのおかげか、会場も満席で、すごく盛り上がってくれましたね」

ウエスP「今回の会場、構造的に“見えにくい”ところが多くて。だからネタもそれに合わせて調整したり、普段寝転ぶネタも、なるべく全方向から見えるように工夫しました。テーブルクロスのネタも、元々は日本のテレビ用に短く作ったんですけど、それが海外でバズって、こうやって現地でも披露できてる。運もあるけど、続けることが大事だなって思います」

“世界を目指す日本人へ”――現場からのリアルな声

――読者には、海外で挑戦する日本人の方も多くいます。そんな皆さんにアドバイスがあればぜひ。

安村「日本ってすごくちゃんとしてるじゃないですか。段取りも進行も。でも海外はめっちゃ適当(笑)。道具をなくされたり、順番も直前に知らされたり。それを“日本の段取りが良すぎるから”と思えば気が楽になります。ハプニングも楽しめる人が海外に向いてるかもしれないです」

市川「僕ら3人は、毎回ステージ袖で『今日良かったよ!』って褒め合ってるんですよ。そういう関係ってすごく大事で、支え合うことで続けてこられた部分もあります」

ウエスP「僕は昔コンビを解散して、ピンになった時、ライブで死ぬほど滑って…そこでしゃがみ込んで出たくないってなった。でもそこで諦めずに考え抜いて、今のネタが生まれたんです。とにかく諦めないでほしいです」

――公演の合間にはシドニーのタロンガ動物園にも行かれたとか?

市川「行きました!景色と動物が一体になってて最高でした。広々してて、どこも混んでないし、有名な場所なのにのんびり過ごせるっていいですよね」

最後にファンの皆さんへ

ウエスP「オーストラリア在住の日本人の方々に、ぜひこの機会に僕の名前を知ってもらえたら嬉しいです。日本ではあまり声かけられないけど、海外では“ウェスピー!”ってなること多いので(笑)」

市川「僕のネタ、ちょっとジャンルが変わってるんですけど、それでも突き詰めれば何かになるって信じてます。これからも頑張ります」

安村「オーストラリア大好きになりました。また呼んでもらえたら、ホームパーティーでもどこでも行きますよ(笑)。飛行機代出してくれたらすぐ行きます!」

(5月17日、シドニー、エンターテインメント・クォーターで)

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 会場当日の3名の直筆サインを1名様にプレゼント! 希望者は以下メールアドレスに必要事項を記載し送信ください。応募締め切りは6月15日(日)。当選者の発表は発送を持って代えさせていただきます。
(以下画像は合成イメージです。実際はプリントした写真を色紙に入れ込んでお送りします)

応募方法

必須事項:住所、氏名、年齢、連絡先(電話番号など)、Nichigo Pressへの感想、ご要望
件名:芸人サインプレゼント
応募宛先Email: npsyd@nichigo.com.au





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