Vol.39 大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」

こんにちは。ヘルス・コーチのASAMIです。1970年の日本万国博覧会以来、大阪では55年ぶり、大規模な万博としては2005年の愛知万博以来20年ぶりに開催されている「EXPO2025大阪・関西万博」。4月13日の開幕日から約2カ月たった会場に、やっと足を運ぶことができました。
訪れる前から、さまざまな情報を耳に入れつつ、1日では周りきれないだろうと想像し、初回は下見のような気持ちで足を踏み入れましたが、“噂通り!?”もしくはそれ以上の体験でした。各パビリオンやイベントなど体験コーナーが盛りだくさんで楽しくてワクワクが止まらず、パビリオンの中に入らなくても外観やモニュメントを見るだけでも魅力的な空間。今回は1回目の訪問ということで、まずはオーストラリア・パビリオンを訪れました。
まるでオーストラリアにいるかのような体験

オーストラリアの活力と開放感、美しい自然が表現されたオーストラリア・パビリオンのテーマは「Chasing the Sun―太陽の大地へ」。外観は、オーストラリアのシンボルであるユーカリの花から着想を得たデザインで、国の活気と多様性を象徴しているそうです。過去の大規模イベントで使用された建築資材などを再利用しているサスティナブルな建築からもオーストラリアの温かみを感じることができました。
パビリオン内は、森に迷い込んだ感覚の没入型体験を通じ、新たなオーストラリアの一面を発見する冒険の旅をすることができます。何度見ても感動するオーストラリアの大自然や文化を感じさせてくれるデジタル・アートが、まるでオーストラリアにいるかのような時間を楽しませてくれます。私が訪れた際は、公式マスコットのルビーと会うことができ、オーストラリアを拠点に活動する歌手のジョエル・ハヴェアのライブ演奏を聞きながら、オーストラリアらしいチル・タイムを過ごすことができました。
各国の魅力をそれぞれの形で

建売住宅の真逆と言えるほど、ユニークに作り上げられた各国の魅力が反映されたパビリオン。見応えのある外観はもちろん、館内は外からは想像できないようなデジタル・アートなどのアイデアがつまっていて、それぞれの国の文化や最先端技術について学ことができました。
今回わたしが訪れたパビリオンは、①オーストラリア②サウジアラビア③スペイ④タイ⑤ドイツ⑥フィリピン⑦アラブ首長国連邦(ランチのみ)⑧トルコ(アイスのみ)⑨コモンズB ⑩大阪ヘルスケアの10カ所です。
この日は、180以上あると言われているパビリオンの10分の1も行けていません。その理由の1つに大阪ヘルスケア・パビリオンの体験を楽しみ過ぎたのもあるかもしれません。
大阪ヘルスケアパビリオン「Nest for Reborn」

ヘルス・コーチとして絶対に訪れたいと思っていた大阪ヘルスケア・パビリオンは、「REBORN」をテーマに、未来のヘルスケアや都市生活の体験、iPS細胞をテーマにした再生医療の可能性の発信の他、屋外ステージでのイベントや体験などを通じて健康について楽しみながら考えられる空間になっていました。
予約必須の「リボーン体験ルート」では現在の自分のヘススチェックから生み出される25年後の自分(アバター)と一緒に未来のヘルスケアや都市生活を楽しむアミューズメントや、出展企業のアトラクション、おいしくて健康的な未来フードを提供してくれるフードコートなどがそろいます。ヘルスケアを楽しみながら、無限の未来の自分へのモチベーションが上がる体験ができました。
初回の感想は、想像以上に魅力的な空間で、未来へのワクワクが止まらない時間だったということ。また必ず訪れたいと思っているので、今回足を運べなかったパビリオンも改めて紹介したいと思っています。既に大阪・関西万博を訪れた皆さんもぜひ感想を教えてくださいね。
ASAMI Profile

ヘルスコーチ。オーストラリアでクロスフィットに出合い、しっかりと筋肉を付けた動ける体作り、強くてポジティブな幅広い世代の女性たちや世界観に魅了され、日本でもっとたくさんの人にクロスフィットを伝え、フィットネス習慣を付けてもらいたいと思いトレーナーに転身。現在、関東のジムやオンラインを中心にヘルスコーチとして活動中。
Instagram: @asami_fitness