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日本ファンのオーストラリア人に大人気! 「JAPAN EXPO ONLINE」開催━人気YouTuber・Ryotaroさんも参加!

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 9月21日(土)に「JAPAN EXPO ONLINE」が開催された。本イベントは12月14日(土)のリアルイベント「JAPAN EXPO」に先駆けて、オンラインで実施。日本の観光、プロダクト、カルチャー、グルメをオーストラリア人に紹介するために、今“注目の日本文化”を楽しむためのブースが多数用意されていた。また、メインステージにおける豪華プログラムでは、オンラインながら充実の時間を過ごすことができた。今回、日豪プレスでは「JAPAN EXPO ONLINE」を実際に体験し、オンラインイベントならではの魅力をレポートする。(取材・文 Nana Numoto)


 

 約20のブース、そして4つの豪華プログラムと充実のラインナップを誇る「JAPAN EXPO ONLINE」だが、驚いたのはそのプラットフォームのユニークさだ。オンラインイベントとなると多くは、その様子を映像で配信するだけになりがちだが、「JAPAN EXPO ONLINE」では「EventX」というバーチャルイベントサービスを用いてリアルイベントさながらの会場を用意。まるでメインステージと出展ブースを実際に行き来するかのような体験が可能であり、メインステージの発表の合間にブースに用意されたコンテンツや、ショッピングを楽しむことができる。

 メインステージのプログラムは、日本人にとっても興味深く、学びの多いものとなった。剣舞、古民家プロジェクト、能ワークショップ、Hidden-Gem-Journeysの4つが用意され、それぞれが想いのこもった発表で視聴者を惹きつける

 剣舞では衣装を着る様子を配信し、さらに振り付けの意味を解説したことで、後半の実演がより興味深いものになった。なお質問の時間には、剣舞でパフォーマンスを披露した新井龍凰氏に関する質問が飛び交うなど、注目度の高さがうかがえた。

 古民家プロジェクトでは、古民家利用の目的や古民家エリアが紹介された。里山庄原の美しい景色の映像も用意され、古民家に宿泊する楽しみが伝わってくる。

 さらに能ワークショップでは、西宮能楽堂に描かれる松、竹、そして梅についての説明がなされた。日本人ですら知らないであろう能の舞台における装飾の意味の数々。こうした背景を知ることで、さらに深く能を楽しめるようになる。加えてプレゼンターは能楽師の梅若基徳氏。これほど贅沢な時間はそうそう体験できないだろう。

 トリを飾ったのは日本の魅力を発信する人気YouTuber・Ryotaro氏だ。「Hidden-Gem-Journeys」として日本のまだ知られざるおもしろ旅行スポットを紹介。武士の甲冑を着用して映画撮影ができる「Be Samurai」や、特撮ドラマの爆発シーンを体験できる「Mt. Iwafune Exposion Experience」など、Ryotaro氏ならではの着眼点で日本の魅力を切り取る。これらのツアーは実際にRyotaro氏のブースで予約可能。「JAPAN EXPO ONLINE」のブースエリアからすぐに予約リンクに飛べたり、詳細を相談したりできる環境も「JAPAN EXPO ONLINE」の魅力だろう。

 ブースには、旅行やプロダクトだけでなく、食にまつわるものも。「UMEASUKA」が提供する梅干しや「Mohei Tea」が提供するお茶など、オーストラリアではなかなか手に入らない質の高い日本のローカルフードを購入することができる。参加者限定のディスカウントやクーポンコードも発行されており、お得に手に入れられる点も、「JAPAN EXPO ONLINE」の良さだ。

 イベントは5時間ほどあったが、プログラムを楽しみ、ブースを回遊しているとあっという間に終わってしまう。これを機に、より多くのオーストラリアの人たちに日本の魅力を知ってもらえたら嬉しい。





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