12月14日、シドニー・タウンホールで「JAPAN EXPO 2024」が行われた。同イベントは、「観光、物産、芸術文化、教育、先端技術など、日本が誇る多様な魅力をオーストラリア全土に向けて発信する総合プロモーション」をコンセプトに開催され、4度目の開催となる今回は3000人ほどの来場者が集まった。会場は、日本からの出展も含め60以上の企業と団体によるブースで埋め尽くされ、どのブースも盛況となった。
会場規模に対してちょうどストレスなく歩けるくらいの混雑度ということもあり、来場者からは「例年より歩きやすくゆっくり見られてうれしい」と好意的なコメントが多くみられた。また、物販のブースからは「昨年より売れている」などの声も聞かれた。
会場前方のステージでは、日本の吟詠家・剣詩舞道家である荒井龍鳳氏による剣舞、若手人気ピアニストの亀井聖矢氏によるピアノ演奏、日本国外務大臣賞受賞経験もある料理研究家・出倉秀男氏らによる四条流包丁式、大規模な着物コンテストなど豪華なイベントが行われ、多くの来場者が楽しんだ。
主催団体「J Culture Sydney」の平野由紀子代表は「日本から来られた出展者やステージでのパフォーマーが7割を占めていたので、かなり本格的な日本のコンテンツを紹介できたと思います。来年はJAPAN EXPO5周年なので、更にパワーアップしていきます」とコメントを残した。