
8月28日、シドニー市内のホテルで「Spring in Sydney 2025」と題したネットワーキングイベントが開催された。主催は豪日経済委員会(AJBCC)とニューサウスウェールズ州豪日協会(AJS-NSW)。会場にはビジネス、行政、学術など幅広い分野から約270名が集まり、和やかな雰囲気の中で交流が行われた。
AJBCCのリチャード・アンドリュース氏(同団体CEO)はあいさつで、近年オーストラリアから日本を訪れる人が増え、相互理解が一層深まっていると述べ、「このような機会を通じて、さらに強い関係を築いていきたい」と語った。
続いて登壇したチャンシヴォンNSW州産業・貿易相は、「日本とオーストラリアは信頼と友情に支えられた特別なパートナーシップを持っている」と強調。会場からは温かい拍手が送られた。
特別ゲストとして出席した鈴木量博・駐オーストラリア日本大使は、オーストラリア政府が次期新型フリゲート艦として三菱重工業製艦船の採用を決定したことに触れ、注目を集めた。
春の訪れを感じる穏やかな雰囲気の中で行われた今回のイベント。日豪両国の絆を改めて実感させる貴重な機会となったことだろう。
(取材:日豪プレス)



