今年は60年に一度の丙午/ASAMIの“Fitness Life”

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Vol.46 新年を豊かに過ごす行動習慣

 新年、明けましておめでとうございます。ヘルス・コーチのASAMIです。年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は昨年、日本にいる時間が少なかったこともあり東京の実家でゆっくりと過ごしました。2026年の丙午は、火の力が重なる午年で、情熱や勢いが高まり、太陽のようにエネルギーが満ちあふれる年と言われていますが、今年の目標などは決まっていますか?

 私は、年末年始でも自分の好きなルーティンは継続しつつ、2025年に手放したこともあります。“思い込み“を手放したことで新しい良い流れが生まれた1年となりました。手放すことで得られるのは、単なる物理的な空間や時間の余裕だけではありません。心の変化をももたらしてくれます。今回は、私の生活をより豊かにしてくれた、“手放し行動“についてお話しします。

「本当にこれが必要か?」の問い

 何かを手放す際、「本当にこれが必要か?」と自分に問いかけます。これを繰り返すことで、自分の価値観が明確になり、本当に大切にしたいものが見えてきます。私の生活をより豊かにしてくれた、2025年に行った10の手放し行動を紹介します。

①「朝はコーヒーを飲まないと始まらない」は思い込みだった

 オーストラリアで暮らすようになった約10年前から当たり前の日常になっていた、朝のコーヒー習慣。朝起きて、お水とグリーン・スムージーを飲んだら朝食とコーヒーから1日がスタート。おいしいコーヒーを飲むためのマシーンや豆を常備し、調味料のように欠かせない存在となり、運動前のスイッチを入れるような役割も担ってくれていました。ある日、コーヒーの代わりにカフェインを含まないスイッチゼリーを運動前に食べるようにしたら、「あれ!?コーヒーを飲まなくても集中力が上がっている気がする」と、コーヒーを飲まないと始まらないない感覚が完全に思い込みだったことに気付いてしまったのです。その日を境に朝のコーヒー・ルーティンを止めてみたら、睡眠の質も良くなり昼間に眠くなる機会も減少。今ではたまに飲む特別な存在になりました。

②柔軟剤は必要なのか!?

 洗濯時に必ず使っていた柔軟剤を手放しました。何度か同コラム内でも紹介している洗濯乾燥機完備のホテル「東急ステイ」に宿泊する機会の多かった2025年。滞在中は客室内の洗濯乾燥機と置かれている洗濯洗剤を使用。「あれ!?柔軟剤を入れなくても、良い匂いだし問題ない」と気付きました。柔軟剤の人工香料を問題視する見方もあり、なくても良いと感じるものをわざわざ使わないという結論に至りました。

③運動の目的は?運動の質を変えてみたら…

 私は美しい体を求める運動からファンクショナル・トレーニングに目覚め、疲れにくい体を楽しく生活に取り入れたのが運動習慣の始まりです。ファンクショナル・トレーニングをすればするほど機能的になるものの、自分が美しいと感じる体から離れていく部分もありました。そのモヤモヤを解消するために本来の私自身の運動への目的「疲れにくくてキレイな体」をもう一度考えながら、運動の質を変えた2025年。少し違った形で運動習慣がより楽しい存在になったことで、形を変えながらも一生手放したくない習慣を再認識しました。

④エネルギー・バンパイアに時間を奪われていないか

 エネルギーが強い人は与える力も強いけれど、それを奪われていることに気付きにくいと言います。大抵のことでは弱まらない分、無意識に疲弊していることがあるそうです。あなたの周りにもネガティブな発言を繰り返す人や、周囲を見下す発言をする人、わざと嫌がることをしてくる人や執着・依存をしてくる人はいないでしょうか。もちろん危険性を感じたら、離れるのが一番ですが、私はそのような人たちにもポジティブになって豊かな生活を過ごして欲しい気持ちもあるので、無下には接しませんが、無料で自分の時間を与えないことにしました。「そんなに話しがしたいのなら、私のクラスに申し込んでね」とか「ジムに来たら!?」とまずは体を動かすことを勧め、その人自身が前向きな選択ができるようなキッカケを提供するようにしました。

⑤拠点を1カ所にこだわらない

 家は何個あったっても良い。2025年にさまざまな人と出会う中で心に刺さった出来事は「家は7個目から1人前だよ」という世界に拠点を持つ人たちの言葉。決して超富裕層とは言えない環境下でも拠点を多く持っている幸福度の高さを見ることができました。確かに住む家、投資物件などさまざまな土地での所有は資産分散にもなるし、一拠点に縛られない暮らしができます。そして、日本にいると楽しい用事が途切れない。とは言え日本にいないと、オンラインで済んだり、余白ができたりするのも良い点です。メインの拠点を東京・大阪・オーストラリアにしていた2025年でしたが、今年はもっと増やしていくのもありかなと考えています。

⑥睡眠・運動・食事が優先の働き方

 より良いパフォーマンスを出すための睡眠、運動、食事。「仕事が忙しくて……。家事が忙しくて……」とよく耳にしますが、1日24時間は世界中の人に平等に与えられたもの。24時間の優先順位を変えれば、より豊かな時間の使い方ができます。多くの場合、睡眠時間を減らし、運動もせずに仕事をしていても良いパフォーマンスを発揮できないでしょう。私は仕事の優先順位を下げたことで、より仕事への集中度が増しました。

⑦資産は日本だけで大丈夫!?

 2025年はアジア各国を訪れました。そこで出会った多くの人たちから学んだ日本円だけで資産を保有する将来への不安。さまざまな国の状況や将来性を見込み、資産分散は広い視野で自分を守る選択になるということを目の当たりにしました。

⑧とりあえずビールの回避

 コロナ渦から約5年が経ち、日本の“飲みにケーション”がV字に盛り上がっている印象で、日本で年末年始を過ごした今年はその機会も多くありました。乾杯のビールはマストではないものの、できれば飲みたくないなと感じつつも、一杯目のビールでの乾杯は楽しみたい気持ちもあります。今年は無理にビールを飲まず、ゼロビールで乾杯する機会を作ったことで、どちらも楽しみを味わえました。おいしいゼロビールを開発してくれたビール業界に感謝です。

⑨移動時間=情報収集時間で充実の移動

 睡眠時間がしっかり確保できた2025年は、移動時間をより充実させることができました。東京・大阪間は基本的に飛行機移動のため、昨年は空港や機内での時間を充実させることができました。読書、勉強、執筆、ジャーナリングなど1人の時間にやりたいことを移動時間に組み込んだことで、効率的に時間を使うことができました。また、世界のラウンジでの作業時間は各国のおいしい食事を楽しみながら豊かな時間を過ごせました。

⑩無意識のアメリカ加担

 私たちの生活は、多くの点でアメリカに加担していると感じます。グーグルやインスタグラム、フェイスブックやiPhoneなど、日常のあらゆるものがアメリカから入ってきたもの。オーストラリア人の友人が日本を訪れた際に一番許せないこととして「なぜスターバックスが!?」と感じるそう。スターバックスの店舗数もさることながら、どの店舗も激混みなこと。オーストラリアから撤退するほど不人気のスターバックスが日本では大人気。そんな状況を見て、日本人はなぜ自国のブランドを大切にしないのか?という気持ちになるそうです。私も海外で暮らすようになってから、その気持ちが強くなったので、なるべく地元のカフェを訪れたり、国産ブランドを意識して手に取るようにし、自国愛を高めています。

 以上、私が2025年に手放した行動や意識で、新しいパワーが入ってきたと感じたことです。皆さんはいかがですか?気になることがあれば、取り入れてみてくださいね。それでは丙午のエネルギー全開の2026年をお過ごしください。

ASAMI Profile

ASAMI
フットネス(クロスフィット)トレーナー


ヘルス・コーチ。オーストラリアでクロスフィットに出合い、しっかりと筋肉を付けた動ける体作り、強くてポジティブな幅広い世代の女性たちや世界観に魅了され、日本でもっとたくさんの人にクロスフィットを伝え、フィットネス習慣を付けてもらいたいと思いトレーナーに転身。現在、関東・関西のジムやホテル、オンラインを中心にヘルス・コーチとして活動中。
Instagram: @asami_fitness

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