ブリスベン総領事公邸で新年祝賀レセプション 日豪友好協力基本条約締結50周年──「チーム・ジャパン in QLD」で日豪関係を更に深化へ

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あいさつする石川勝利・在ブリスベン日本国総領事

 1月23日、在ブリスベン日本国総領事館公邸で新年祝賀レセプションが開かれた。当日は、当地の日系コミュニティーや日系企業の代表者をはじめ、文化・教育・ビジネスなどさまざまな分野で活躍する在豪邦人およそ65人が集い、令和8年の新年を共に祝った。

 冒頭、石川勝利・在ブリスベン日本国総領事は、「日豪友好協力基本条約締結50周年、そしてQLD州タウンズビルに全豪で初めて日本の領事館が設置されてから130周年という、大きな節目の年を迎えた」と述べた上で、「先人が長い歴史の中で紡いできた深い絆を後世につないでいくため、本日お集まりの皆様を勝手ながら“チーム・ジャパン in QLD”に任命したい。それぞれの立場や日々の活動を通じて、日豪関係を更に深めて頂ければうれしい」と呼び掛けた。

 これを受けてあいさつに立ったゴールドコースト日本人会の安藤由香利会長は、「ここで皆様と一緒にチーム・ジャパンに任命された以上、確実に勝利のために走り抜く“馬”のように、皆で力を合わせて駆け抜けましょう」と、干支にちなんだスピーチで会場を和ませた。

和やかな雰囲気に包まれた鏡割り

 あいさつの後は、日系各団体代表者による鏡割りと乾杯が行われ、会場は更に和やかな雰囲気に包まれた。参加者は、公邸料理人の鈴木亮則シェフによる和にインスピレーションを得た料理の数々に舌鼓を打ちながら歓談し、会場のそこかしこで近況報告や情報交換の輪が広がった。

 石川総領事によると、在ブリスベン総領事館では令和8年を通じて、さまざまな周年記念イベントを企画していく予定とのことで、今後の展開にも注目が集まる。更に、利用者増加により手狭となっていたブリスベンCBDの総領事館拡張工事についてのアナウンスや、他州の在外公館に比べて遅れを取っているSNS発信強化に向け、フォロワー増加を目指して参加者に「ぜひフォローを」と呼び掛けるひと幕もあった。

 この日の会場には、長年にわたり当地で活動する草月流生け花QLDによる生け花も飾られ、新年を祝う華やかな彩りを添えた。深化する日豪関係の節目の年の幕開けにふさわしく、コミュニティーのつながりの大切さを改めて感じさせる、温かいレセプションとなった。

(ブリスベン、植松久隆)





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