ロッテの人気アイス「クーリッシュ」がオーストラリアでポップアップ開催! シドニー中心街のピット・ストリート・モールで

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ポップアップの外観

  シドニー中心街のピット・ストリート・モールで2月16日から3月1日まで、日本の菓子メーカー・ロッテのパウチ型アイス「クーリッシュ」のポップアップが開催されている。このポップアップの狙いは、同商品のオーストラリアでの知名度向上と現地の大手小売店での販売拡大を図ることだ。小さなブースに日本とオーストラリアの市場の違いを捉えたさまざまな工夫が詰め込まれている。

 公式インスタグラムのアカウントフォローをした来場者には、クーリッシュ(バニラ、レモネード、チョコレートの3種)を無料で配布中だ。

「見たことのない商品」という壁

 「一番流通が強いのはウールワースのような大手スーパーなのでそこに入れてもらうことが販売拡大の肝です」と現地でプロモーションを担当する須多康太さん(doq Pty Ltd)は話す。

 日本ではパウチ型アイスクリームとして多くの人に愛されているクーリッシュ。しかし、オーストラリアではパウチ型といえばヨーグルトが主流で、アイスクリームには馴染みがない。このポップアップは、同商品を広めるためのマーケティングの一環として位置付けられている。

ターゲットはランナーたち

 日本では子どもやファミリー層に人気のクーリッシュだが、オーストラリアでのターゲティングは異なる。須多さんは、「シドニーは深夜でもジェラート店に大人が行列を作っている町なので、日本とはアイスクリームの受け入れられ方が違う」と話す。

 そして、オーストラリアはランニング人口が多く、健康志向の更なる高まりも見られる。「最初のターゲットはランナー層。トレンドに敏感な人も多いため、そこから多くの人に届けていきたい」

 運動後のリフレッシュとしてクーリッシュを宣伝していく戦略だ。

冷蔵庫型の撮影ブース

スマホを冷蔵庫に入れて動画を撮影!?

 ポップアップ会場には、冷蔵庫型の撮影ブースがあり、来場者はスマートフォンを冷蔵庫内に置き、扉を開けてクーリッシュを取り出す様子を撮影できる。これは、ランニングなどの運動を記録・共有できるアプリケーション「ストラバ」で流行している動画フォーマットにちなんだものだ。

 「自分自身がインフルエンサー、クリエイターになりたいという欲求を持っている人はすくなくありません。その欲求をインサイトとして掴みました」

 撮影した動画はインスタグラムのストーリーに投稿するよう須多さんは勧めている。ポップアップでの体験が、SNS上での拡散に直接つながる仕組みというわけだ。

日本行きの航空券が当たるキャンペーン

日本行きの航空券が当たる!JALとのコラボレーションも

 ポップアップの仕掛けはこれだけではない。先述した冷蔵庫型の撮影ブースを利用した来場者が、商品を持ってインスタントカメラで写真を撮影する。撮影した写真に自身のインスタグラムのアカウントを記入し、会場に掲示。その中から抽選で1名にJALが提供する日本行きのチケットが当たるという、Win a trip to Japanと題したキャンペーンも行われている。

 キャンペーン応募時には、JALのニュースレターへの登録が必須となっており、来場者にクーリッシュだけでなく、JALを知ってもらうきっかけとなっている。

【取材を終えて】ポップアップを訪れての感想

 シドニー中心街のショッピングモールで開催されていることで、幅広い世代への訴求につながっていると感じた。冷蔵庫での動画の撮影をはじめ、SNS利用を取り入れていることで、多くの人々への拡散が期待できる。

 単なる商品の紹介に留まらず、体験を通して、人々に商品を印象づける設計が魅力的だと感じた。ランナーという日本とは異なるターゲットに向けたプロモーションを行っている点も興味深かった。

 クーリッシュが、オーストラリア中で愛される商品になる日が待ち遠しい。

(取材:髙橋悠來=日豪プレスインターン)

インフォ

住所:182 Pitt Street, Sydney NSW 2000
会期:2026年2月16日〜3月1日(3月16日〜3月29日にメルボルンでも同様のポップアップを開催)
Instagramcoolish_au

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