Bonsai Botanika ボンサイ・ボタニカ
ブリスベン中心部のおしゃれカフェ、忙しいシティから手軽に逃れられるオアシス
ブリスベン・シティの中心部に位置するおしゃれなカフェ「Bonsai Botanika」をご存知だろうか。マイヤー・センターの向かい側、エリザベス・ストリート沿いにある「BONSAI BOTANIKA」とつづられた特徴的な看板を目印に店内に足を踏み入れると、スタイリッシュな店員が笑顔で出迎えてくれる。
レジ横にあるドームのようなガラスのディスプレイに並ぶスイーツたちはどれも見栄えが良く、食欲をそそられる。木目調の内装に人工芝でアクセントを加えた店内はとてもおしゃれな雰囲気で、薄明かりの照明が外の熱気を忘れさせてくれる。そんなくつろげる店内は、シティで忙しい1日を過ごし、ひと休みを求める客で賑わっている。
入り口のある1階席は客の回転が速く、あまり長居しない人に人気だ。一方、2階はリラックスして友達との会話や読書などを楽しむ人が多い。2階のお気に入りの席に座り、コーヒーをひと口飲めば、勉強や仕事もはかどるのではないだろうか。そして階段を上がったところにあるカウンター席は、このカフェ1番の特等席に違いない。すばらしい眺めを見渡せるからだ。
同店のアイス・ドリンクは夏の暑い日には、とてもうれしい1杯となる。アイス抹茶ラテも人気だが、マンチー・アイス・ドリンク(Manschy Iced Drinks)を試してみることをお勧めする。アイス・チョコレート・マンチーはホワイト、ミルク、ダーク、エキストラ・ダークから選ぶことが可能だ。ダーク・チョコレートのマンチーは程良い甘さをキープし、冷たい口当たりで、ブリスベンの猛暑でうだる体をぐっと冷やしてくれる。
ホット・ドリンクはグラスのマグが魅力的で、独特の金属の受け皿と一緒に出されるところに、材質や素材に対する洗練されたセンスがうかがえる。同カフェは抹茶ケーキやチョコレート・ケーキもおいしいと評判なのだが、今回はダーク抹茶ケーキを堪能。盛り付けが可愛く、食べる前から目でも楽しめる。
口にしてみると、含みのある深い味わいが広がり、余韻を残す甘さがたまらない。同カフェは、ブリスベンの中心地にあることを反映しているかのように、さまざまな国籍や年代の人びとが出入りしている。どんな人をも迎え入れてくれる雰囲気が、このカフェ最大の魅力かもしれない。ぜひ一度、このブリスベンのオアシスを訪れてみよう。(取材・文=フリアン・ロドリゲス・カンポス)
Bonsai Botanika
■住所:109 Elizabeth St., Brisbane
■Tel: (07) 3210-0059
■営業時間:月~金7:30AM~6PM、土9AM~6PM、日10AM~5:30PM
■Facebook: Bonsai Botanika
■アクセス:バス(ルート234またはルート227)で「Edward Street Stop 142」にて下車後、徒歩4分