オンラインで旅気分を味わえる
「ヴァーチャル西オーストラリア州」公開開始
西オーストラリア州政府観光局のウェブサイトでは、特集コンテンツ「ヴァーチャル西オーストラリア州」を公開しています。
西オーストラリアの絶景を360度カメラで堪能できるヴァーチャル・リアリティ・ツアーや、オンラインで様々なイベントに参加できるヴァーチャルイベントなど、自宅にいながら西オーストラリアの魅力を体験できます。ブルームのある北部のツアーやイベントも紹介しています。
日本人の貢献で栄えた真珠産業と月の引力を感じる、
西オーストラリア州の美しいビーチリゾート
“ブルーム”の魅力
州都パースから空路で約2時間30分、西オーストラリア州の北西部にあるブルームは、美しい白浜のケーブルビーチや、満月の前後に見られる神秘的な自然現象など、またとない景色とともに多彩なアクティビティが楽しめるリゾートタウンです。また、日本の真珠貝採取と真珠養殖の技術によって発展した南洋真珠の世界的産地の街でもあります。ブルーム産の南洋真珠は、大粒で光沢が美しく、世界的に高く評価されています。
ブルームは亜熱帯地域に属し、3月から11月は乾季、12月から2月は雨季となり、乾季シーズンは過ごしやすい気候でおすすめのエリアです。暖かな日差しと澄み切った青空が広がり、「ブルームタイム」と呼ばれるリゾート地ならではのゆったりとした時間が流れます。
ブルームを拠点に秘境・キンバリー地域へ足をのばせば、最大10メートルという世界屈指の干満差がもたらす大自然のスペクタクルが楽しめるほか、世界的にも非常に珍しいタルボットベイに出現する水平の滝や先住民族の文化など、驚きの光景を目にすることができます。
ブルームの見どころ&絶景
■ ケーブルビーチ ラクダに乗って夕日をバックに海岸を散歩
ケーブルビーチは、約22km白い砂浜とターコイズブルー海が広がり、ラクダに乗って海岸を散歩するアトラクション、キャメルライドが人気です。朝・昼・夕3回催行され、おすすめはサンセットを楽しめる夕方。遥かかなたまで続くケーブルビーチを進むラクダ背に揺られながら、黄金に輝く海を眺めることができます。
360度カメラで幻想的なキャメルライドを体験!
こちらより、バーチャルリアリティツアーをご覧いただけます。
■ 月への階段 満月の前後3日間だけ見られる神秘的な自然現象
ローバック湾に出現する「Staircase to the Moon / 月へ階段」は、満月が干潮によって露出した干潟上に昇り、そ月明かりがまるで水平線から月へ階段ように海面を照らす神秘的な自然現象です。3月〜10月満月前後3日間だけ、干潮時に見ることができます。こ限られた日にしか見られない幻想的な景色を求めて世界中から観光客が訪れます。
今後「月へ階段」が出現する日時
2020年6月〜11月(現地時間) | 2021年3月〜11月(現地時間) |
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6月6日17:54 / 7日18:51 / 8日19:49 7月6日18:33 / 7日19:30 / 8日20:24 8月4日18:14 / 5日19:07 / 6日19:58 9月3日18:40 / 4日19:28 / 5日20:16 10月2日18:12 / 3日18:59 / 4日19:47 11月1日18:33 / 2日19:23 / 3日20:15 | 3月29日18:32 / 30日19:16 / 31日20:03 4月27日17:50 / 28日18:40 / 29日19:34 5月27日18:13 / 28日19:15 / 29日20:19 6月25日17:58 / 26日19:03 / 27日20:06 7月24日17:47 / 25日18:49 / 26日19:48 8月23日18:30 / 24日19:24 / 25日20:15 9月21日18:06 / 22日18:56 / 23日19:46 10月21日18:29 / 22日19:19 / 23日20:10 11月20日18:57 / 21日19:49 / 22日20:41 |
月へ階段を生放送で体験!
こちらのリンクより、ライブイベントにご参加いただけます。イベントは 「月へ階段」が出現する日時に毎月開催されます。
■ ガンシュームポイント 1億3千万年前の恐竜の足跡
ケーブルビーチ南端に位置するガンシュームポイントは赤い岩肌断崖とブルー海コントラストが美しい絶景地です。ここでは、引き潮になると、岩礁に刻まれた白亜紀恐竜足跡が出現します。太古軌跡を見に行くには、ホバークラフトツアーがおすすめです。
ブルームから足をのばしてさらなる冒険へ
ブルームを拠点として、手付かず雄大な秘境・キンバリー地域へ冒険に出かけることができます。広大な未開地には数々絶景スポットが点在し、先住民族が多く暮らしています。
■ 水平の滝 海面に滝が出現する大自然の驚異
キンバリー地域タルボットベイは、一日干満差が世界中でも最も大きい地域のひとつで、激しい潮流と独自の地形によって海面に滝が水平に流れる非常に珍しい現象「Horizontal Falls / 水平滝」が出現します。
満潮時と干潮時1日2回、大量の海水が間口狭い渓谷に激しく流れ込み、通り抜けることで、ダイナムミックな光景が現れます。ブルームから水上飛行機に乗ってタルボット湾に着水するフライトツアーでは、上空から手つかず地球壮大な自然を感じることができ、「水平滝」を巡るボートツアーでは高速ボートで荒々しい峡谷を駆け抜けるスリル満点冒険ができます。
360度カメラで水平滝をボートで走るスリル体験!
こちらのリンクより、バーチャルリアリティツアーをご覧いただけます。
■ アボリジナル文化 先住民族との交流で豊かな文化を体験
オーストラリア先住民族豊かでユニークな文化は、少なくとも5万年前に遡り、世界で最も古い生活文化です。キンバリー地域では、太古ロックアート(壁画)をはじめ、伝統的な土地、食べ物、地元人との出会い、文化的な慣習など、地域全体でその文化を体験することができます。ブルーム近くダンピア半島の海岸沿いには観光コミュニティが点在し、キャンプ場や宿泊施設に滞在しながらアボリジナル文化について学ぶことができます。また、ダンピア半島岬ケープ・ルべックでは、乾燥地帯崖、白砂ビーチ、そしてターコイズブルー海自然を楽しめます。
ブルームと日本の真珠のつながり
■ 南洋真珠 日本人が大きく貢献をした真珠産業
ブルーム真珠産業背景には日本人活躍があります。1800年代後半にブルームは高級装飾用真珠貝輸出で栄え、真珠貝採取潜水夫が世界中から集まり、こ街ユニークな多文化歴史をつくりました。当時は、多く日本人もこの地に移り住み、パールダイバーとして一攫千金を夢見て、日本人街を形成していました。戦前まではブルームに(名誉)日本国領事館も設置されていました。また、1893年に御木本幸吉氏が世界で初めて真珠養殖に成功し、その技術は日本人実業家である栗林徳一氏らによってブルームにもたらされました。街には今も栗林氏銅像があり、最初に養殖場が開かれた場所は「クリ・ベイ」と名付けられています。ブルームで養殖される真珠はミキモト方式で街でもよく知られています。
「パールラガー美術館」には、復元された真珠貝採取用小型船や、実際に使われた潜水道具などが展示されており、当時真珠産業歴史を知ることができます。
■ 日本人の歴史が今も残る街
ブルームには約900人以上日本人と日系人が眠る日本人墓地があり、暮石は日本方角を向いています。また、現役で営業する世界最古の野外映画館「サンピクチャーズ」は、日本人によって劇場として建てられ、東南アジアを回る日本人芸人団もブルームを訪問していました。人気クラフトビール醸㐀所「マッツォズ・ブルーム・ブルワリー」は、当時乾物屋(スーパー)松本商店がルーツです。さらに、「タイジロード」は姉妹都市である和歌山県太地町(タイジ町)に由来するなど、街の至るところで日本と繋がりを感じることができます。
■ 真珠祭り 来年50周年を迎えるフェスティバル
日本語呼び名が付けられたこフェスティバルは、真珠産業によって育まれたブルーム多文化を祝し、日本お盆をはじめ、中国やマレーシア祭り文化、アボリジナル伝統文化が融合したユニークなお祭りです。ケーブルビーチ白い砂浜で有名シェフによるフォーマルディナーが楽しめるサンセットロングテーブルディナーや、願いや祈りメッセージを書いたランタンを海へ流す灯篭流しなど、毎年10日間にわたって多彩な催しが行われます。2021年5月には、50周年を記念するフェスティバル開催が予定されています。
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