今日から売れる販促・集客のコツ
楽しみながら笑売繁盛!
楽笑マーケティング
「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。
ウェブサイトのリニューアル費用を安く抑えるためのコツ
ウェブサイトをリニューアルしようと考える理由は「見た目が古い」「問い合わせが減った」「スマホ対応ができていない」などが挙げられます。ウェブサイトをリニューアルすることで、それらは改善が見込めますが、リニューアル費用を掛けたにもかかわらず、失敗するケースも多くあります。そこで今回はウェブサイトのリニューアル費用を安く抑えるコツについて案内します。
◆相見積もりを取る
ウェブサイト制作業者の費用には、かなり幅があることをご存知でしょうか。これは、費用のほとんどが「人件費」だからです。そのため制作会社に依頼をすれば、スピーディーかつ、細かな要望にも応えてくれますが、その分価格は高くなります。また、個人事業主の場合には費用を抑えることはできますが、小さなサイトでも制作に1カ月程度掛かる場合があります。クオリティーなどによっても費用は異なるため、できれば3社以上から相見積もりを取ることが重要です。
◆見積もりだけで判断せず、提案内容を聞く
多くの方が「デザイン」を「見た目」のことだと勘違いしています。端的に言えば、見た目が良くなっただけで売り上げは上がりません。デザインとは「設計」のことであり、いかに訪問者を増やし、問い合わせや購入につなげるかがポイントなのです。金額で判断するのではなく、具体的な改善提案をしてもらうことで売り上げ増加がどのように期待できるのか、きちんと話しを聞きましょう。
◆現在のウェブサイトのコンテンツを生かす
CMSなどを使った現在のサイトでは、トップ・ページを改善したり、新たにページを増やすだけでも改善が見込める場合もあります。そのため、現状のコンテンツを生かせるどうかについても確認しましょう。コンテンツが生かせる場合、その分費用は安く済むはずです。
◆デザインとSEOは別部署が担当する
大幅な見直しを提案する業者もありますが、リニューアルの本来の目的は「サイトを新しくする」ことではなく、「売上改善」のはずです。デザインとSEO対策は別案件として考える必要があります。そのため、Web制作とSEO対策及びマーケティングの知識がある業者に依頼することで、費用を抑えられます。一般的なウェブ・デザイナーが、マーケティングを担当できる場合は少ないので、デザインだけを掲げている業者では、本来の改善につながらない可能性があります。そのため、Web制作業者に問い合わせをする時には、「ウェブサイトをリニューアルしたい」と伝えるのではなく、「リニューアルして売上を改善したいがどうすれ良いか?」と相談することが大切です。
森茂樹
●出版・映画会社のKADOKAWA入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com