日本のお菓子選び
先日夫と子供と3人で買い物行ったところ、息子がお菓子買いたい!というので夫と2人で選んでもらいました。
私はその間、他の物を物色♪
そして、息子が選んできたお菓子。
すごくおいしそうなものを選び、夫もアレルギー表示を確認済み!ということで、ルンルンとおうちに帰りました。
買ってきたお菓子をみんなで食べようとしたとき…
そしてみんなでそのお菓子を食べようと箱を開けたとき、ふと、夫がアレルギー表示を確認してくれたとはいえ、私もチェックしようと箱を見回したところ…
卵入ってる…
でも時はすでに遅し、食べる気マンマンの息子はすでに袋をあけ、一口食べてました。
『ごめん卵入ってる!』
と伝えたら息子はギャン泣き。
卵を食べた後、数時間後に起こるアレルギー反応に恐怖でおののいていました。
そりゃそうだ。本当にごめん。
英語での原材料表記ミスに注意!
オーストラリアで食べ物を販売するにあたって、英語での原材料明記はマストです。
でも!その転載ミスが多いこと!!
今回は原材料には「Eggs」と書いてあったものの、
アレルギー表記欄には書いてませんでした。
夫はアレルギー欄のみさっとチェックして安心していたようです。
原材料もサラッと見たようですが、見落としてしまったのかな。
日本語の原材料・アレルギー表示欄にははっきりと…
実はこういうのを見かけるのは2回目なんです。
1回目は、購入前に気付いたのでセーフでした。(その時はアイスクリーム)
この時以来、日本から輸入されたお菓子は日本語での原材料表記もちゃんとチェックするようにしていましたが、この日はうっかり。。息子、本当にごめんね。
日本語・英語のダブルチェックをするにあたって厄介なのは、日本語の原材料表記の上から、英語のラベルが貼られてしまっているときがあること。
これ、めちゃくちゃ見にくいし、シールをそーっとはがすのもよくないだろうし、箱を縦横斜めに動かして、どうにか透かして見ています。
はたから見たらちょっと怪しいのですが、息子を守るためにはしょうがないですよね。
もしお店でそんな怪しい姿の人がいたら、その人はアレルギー持ちかもしれませんので、優しい目て見てあげてください笑
他の国からの輸入品にも疑いの目
唯一自分的にOKとしているものは、他国からの輸入品で、輸出用としてすでに箱に原材料等が印字しているもの。
これはお菓子メーカーが会社をあげて対応しているのできっと大丈夫と踏んでいます。
あとは原材料がシンプルなお菓子を買う、自分で作る。これに限ります。
でも子供が選ぶお菓子はなかなかそうはいきませんよね。
心配した息子のアレルギー反応は…
ちなみに、この卵入りお菓子を食べた息子ですが、幸いなことにアレルギー反応は出ませんでした!
もしかして、アレルギー克服!?
もしそうだとしたら、嬉しい(≧▽≦)
食べた量から逆算すると彼が摂取した卵の量は2g以下。
量が少なかったからセーフだったのかもしれませんが、不謹慎にも喜んでる自分がいました。
次回のアレルギーテストに親子ともども希望が持てる出来事にもなりました。
ライティングが嫌いな1年生男子ですが、怒りのパワーはそれに勝ったようです笑
子供自身にもアレルギー教育を
『アレルギー食材をうっかり摂取してしまった!』今回のようなミスを防ぐには息子本人にも協力してもらうのが有効です。
文字が読めるようになってからは、自分のアレルギーの単語を覚えたもらうのはとっても重要。
今回は日本語の「たまご」シリーズも覚えてもらいました。
そして、他の人から突然お菓子をもらったときに備えて、
子供自身が
『自分は卵アレルギーであること』
『そのお菓子には卵が入っているか』
をちゃんと聞けるようになっておくこと。
これも重要です。
息子の幼稚園では、アレルギーを持つ子にクラッカー等(その子のアレルギーとなる食品が含まれていないもの)を抜き打ちであげてどのような反応をするか、テストしてくれました。
とある女の子は、
「私はグルテンアレルギーなの。グルテンないか確かめてください」
としっかりいうことができ、
一方、我が息子はというと。クラッカーもって『どーしよー』という顔をしてボーっとしてたらしいです笑
食べなかっただけエライ!
戸惑ってる息子を見て、ちゃんと「卵入っていないから大丈夫だよ」と原材料を見せてくれて、一緒に食べたそうです。
その後、私は先生から指導を受けました。
小学校に入ってからは、先生たちもそこまで目を配っていないし、子供たちもどんどん自分で考えて行動するようになるので、今のうちに教えておいた方がいいよと。
周囲の理解が得られたら、なおステキ!
周りの人の理解と協力があるとなお強力です。
ことある場面で卵アレルギーであることを、伝えることが多いのですが、その度に「気を遣わせてたら申し訳ないな」と思うこともしばしば。
「うちの子はアレルギーだから気を使って」ってことは全く思ってもいませんし、言うこともありませんが、『アレルギー持ちである』という事実はことあるごとに言わないと子供を守れません。
幸いなことに息子の周りのお友達は、卵なしのお菓子を息子のために用意してくれたり、原材料リストを捨てずに取っておいてくれたり、卵が入ってるものを事前に教えてくれたり…涙が出そうなほどうれしいです。
食物アレルギー対応策
食物アレルギー持ちのお子さんを持つ方は、食事の場面でいろいろ心配なことが多いですよね。でもこればっかりは一つ一つ親と子供で気を付けていくしかありません。
・ラベルをよく見る(輸入品に注意!)
・アレルギーであることをちゃんと伝えられるようにする
・アレルギー食材の名前を読めるようにしておく
気を付けながらも楽しい食事ができるよう、一緒に頑張りましょう!
著者
トマロ亮子
イタリア系夫+息子+ネコと暮らすグラフィックデザイナー
メルボルン子育て広場 メルファミ 2022年09月17日の記事より転載