Royal Canberra Show 2023
こんにちは。日豪プレス・インターンのJoyです。先月からスタートした同コラム、2回目となる今回は、「ロイヤル・キャンベラ・ショー」を紹介します。
ロイヤル・キャンベラ・ショーの「ロイヤル」はどこから?
2月24日~26日の3日間、「Exhibition Park in Canberra (EPIC)」で「Royal Canberra Show 2023」が開催されました。同イベントは、「The Royal National Capital Agricultural Society (RNCAS)」主催により、1927年から毎年開催され、キャンベラの人びとに愛され親しまれてきた長い歴史を持ちます。「ロイヤル」とは、RNCAS協会のRから名付けられたといいます。農業(Agriculture)を中心に、より多くのエンターテインメント、教育的機能、展示を拡大させ、「City meeting Country」と「Country meeting city」の活気に満ちた混合をテーマに行われているそうです。
アトラクションの設置や、ショー・バッグの販売、羊の毛刈りや花火などショーの定番に加え、芝刈り機レースや液体窒素を使用したパフォーマンスなど、ユニークな催しがあり、誰もが楽しめるイベントとなっています。
アトラクションや食べ物が充実
私もこのイベントに足を運び、いくつかのアトラクションやゲームに挑戦しました。「ティーカップ」のような乗り物は、予想していた10倍以上の速さでぐるぐる回転し、スリル満点でした。また、乗り物式のお化け屋敷があり、とても怖かったです。会場には、ぬいぐるみを当てるシューティング・ゲームもありました。エキサイティングな乗り物や楽しいゲーム、パフォーマンス、食べ物の屋台など、盛りだくさんのロイヤル・キャンベラ・ショーは、遊園地のように子どもから大人まで誰もが楽しめるすばらしいイベントです。
乗り物に乗った後、食べ物と飲み物を探しに会場を回りました。「Hagrid’s Place」というハリーポッターのコスプレ・カフェを発見し、フローズン・バタービールと、チョコ&キャラメルのプレッツェルを頂きました。甘さとしょっぱいさが絶妙でとてもおいしかったです。
キャンベラのコミュニティーに愛され続ける理由
キャンベラの人口増加と共に、ロイヤル・キャンベラ・ショーは毎年拡大しながら多くの人びとのことを考え、誰もが楽しめるように工夫されています。小さな子どもはショー・バッグ、動物やレースなどのショーを楽しめ、若者は乗り物やゲーム、大人は展示や飲食などを楽しめます。幅広い年齢層を対象に行われていることが、キャンベラ全体のコミュニティーに愛され続けている秘訣だと感じました。来年はまたどのように拡大し、人びとの心をつかむイベントになるのか楽しみです。