高校生の海外派遣プログラムの一環として、シドニー市と姉妹都市関係を結ぶ愛知県名古屋市内の8つの高校から集まった生徒19人が8月1日、タウンホールにあるシドニー市庁舎を表敬訪問した。
7月23日に来豪した一行は、ブルー・マウンテンズやタロンガ動物園を訪れ、ホームステイや現地の学校への体験入学を通しオーストラリアの文化を体験した。シドニー市庁舎への表敬訪問では名古屋市出身の妻を持つロバート・コック市議会議員があいさつし、「特にコロナ禍の3年間、姉妹都市の関係を保つのに尽力してくださりありがとうございます。皆さんとまたこのタウンホールで会えたことをうれしく思います。あなたたちはただの学生ではなく名古屋市を代表するアンバサダーです。数年後振り返って、オーストラリアの歴史に加わったことを誇りに思うでしょう。あなたたちのシドニー市内での経験が幸せな思い出となることを願っています」とコメントした。
生徒代表として高校2年生の松原由晃さんが英語でスピーチを行い、「この4年間、シドニーに来るのを楽しみにしていました。オペラ・ハウスや伝統的な建物の見学、とても速いシドニーのフェリーに乗船するなどたくさんのことを経験しました。ブルー・マウンテンズの高校への体験入学では、生徒たちがとてもフレンドリーで印象に残っています。名古屋市とシドニーの関係がこの先も続いていくことを願います」と語った。
表敬訪問の最後は、生徒たちによる「上を向いて歩こう」の歌が披露された。