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今この瞬間もこれからも感謝の気持ちを大切に/福島先生の人生日々勉強

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 日々の生活の中で、私たちは多くの人びとに支えられて生きています。親や家族、友人、職場の仲間、そして時には見知らぬ人まで、さまざまな人びとが私たちの生活を豊かにしてくれています。こうした人びとに対して感謝の気持ちを持つことが、心の安らぎと幸福感をもたらす第一歩となります。

 感謝の気持ちは、特別なことがなくても日常の中で感じられるものです。例えば、毎日そばにいて大切に思ってくれる家族への感謝、通学や通勤で送り迎えをしてくれる人への感謝、一緒に仕事をしてくれる同僚への感謝など、私たちの周りには感謝すべきことがたくさんあります。こうした小さな感謝の気持ちを大切にすることで、心が穏やかになり、周囲との関係もより良いものになります。

 感謝の気持ちを伝えることも大切です。ありがとうの一言や、ちょっとしたプレゼント、助けてもらった時の笑顔など、感謝の気持ちを言葉や行動で表現することで、相手にもその気持ちが伝わります。そうすることで、お互いの絆が深まり、信頼関係が築かれていきます。

 私たちは時に、忙しさやストレスに追われて感謝の気持ちを忘れてしまうことがあります。しかし、そんな時こそ立ち止まり、周りの人びとの支えに目を向けることが大切です。感謝の気持ちを持つことで、自分自身の心も軽くなり、前向きな気持ちで日々を過ごすことができるようになります。

 また、感謝の気持ちは連鎖します。誰かに感謝の気持ちを伝えると、その人もまた他の誰かに感謝の気持ちを伝えたくなるものです。このように感謝の気持ちが広がっていくことで、私たちの社会全体が温かく、思いやりに満ちたものになっていきます。

 これからの人生においても、身近な人びとへの感謝の気持ちを忘れずに持ち続けることが大切です。感謝の気持ちを持つことで、自分自身の行動も変わってきます。例えば、誰かが困っている時に手を差し伸べることができたり、相手の気持ちを考えた行動ができるようになったりします。こうした行動が、更に自分自身の幸福感を高めてくれます。

 今この瞬間も、これからの未来も、全ては身近な人びとへの感謝から始まります。日々の中で感謝の気持ちを見つけ、それを大切にしていくことで、私たちの心は安らぎ、人生はより豊かで幸福なものとなるでしょう。感謝の気持ちを持ち続け、その恩を行動で示していくことが、私たちの生きる世界をより温かく、思いやりに満ちたものにするのです。

このコラムの著者

教育専門家 福島 摂子

教育専門家 福島 摂子

教育相談及び、海外帰国子女指導を主に手掛ける。1992年に来豪。社会に奉仕する創造的な人間を育てることを使命とした私塾『福島塾』を開き、シドニーを中心に指導を行う。2005年より拠点を日本へ移し、広く国内外の教育指導を行い、オーストラリア在住者への情報提供やカウンセリング指導も継続中

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