オーストラリア及び日本の顧客から厚い信頼を寄せられ、長年にわたり豪州不動産投資におけるアドバイスやサポートを行う「GIM」。不動産購入の実現に向けてのアドバイスや、同社が提供するサービスの強みなどについて、話を伺った。
──オーストラリア在住の日本人にとって、ここ数年の家賃の値上がりは深刻な課題となっています。これからは賃貸ではなく、住宅を購入する方が得策なのでしょうか。
豪州不動産は頑強で経年でも価値が上がっている傾向にあるめ、住宅の購入は賢明な考えだと思います。これからも家賃は値上がりすると言われています。なぜなら、①建築費用②土地代③輸入部材(オーストラリアは工業国ではないためキッチンの器具などは主に欧米製)④人件費の4つが高騰しているからです。また、住宅不足も相まって、賃貸者には不利な状況が続いています。今後、急激に家賃の相場が下がるというのは現実的に難しく、むしろ解決方法としてまだ手に入る優良物件を購入することをお勧めします。
──住宅価格の値上がりもあり、購入が現実的ではない人も多くいるかと思います。その実情について、また購入の実現に向けてのアドバイスなどあればお聞かせください。
オーストラリアでは昨年、1年で平均77ドルの家賃の値上がりを記録し、賃貸空室率が1%前後となるなど住宅不足が深刻化しています。一方、投資家の皆様にとっては安定の投資先として評価が高まっています。オーストラリアに住んでいる日本人の方々にとって住まいは必須ですが、特に今は銀行金利が高いことを敬遠し「買い渋り」の傾向があり、価格帯が低く抑えられている集合住宅が多いのが現状です。コロナ禍による不景気解消のために一時的に低金利になったオーストラリアですが、10年前と比較するとそれほど差がなく日本ほどの低金利にはなりがたいと言えます。むしろ今、買い渋りで買い手に有利な時期に購入した方が良いでしょう。
過去30年を振り返り「あの頃に購入しておけば良かった。もう買えない」と嘆くより、30年後を見据えてプラスになる行動を取るのはいかがでしょうか。悩む前に準備として物件を見に行くことをお勧めします。弊社はブリスベン・ゴールドコースト・シドニー・メルボルンの各地に内覧同行のアシスタントやアソシエートがおり、皆様をサポートしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
積極的な取り組みや未来の展望を考えずに賃貸を繰り返している場合、昨今の土地や建築費用の値上がりで家賃はどうしても上昇してしまうため、インフレも加わり非常に苦しい立場になりがちです。弊社では一挙にご自身の理想の住宅が手に入らない場合、最初に手堅い投資から始めるなど、徐々にご自身の夢を具現化するようお勧めし、あきらめない努力を推奨しています。無理のない将来計画を立て、最終的にご自身のマイホームの取得に近付けて頂きたいと考えています。
──貴社が提供するサービスの特徴や強みはどのような点ですか。
弊社は、2010年から絶え間ない努力で常に豪州不動産市場と向き合い、研究と分析を続けて参りました。提携会社も増え、豪州最大のデベロッパーであるメリトン社をはじめ、大小の企業との連携で、高品質で優良な住まいを提供させて頂いております。既に5500戸の在庫がありますが、その中でも「今」どこの物件が良いかと熟慮し、お客様それぞれに合った物件をお選びします。時期を間違えたりロケーションがずれていたりすると、その物件の価値が上がらない可能性があります。それらのリスクをお客様に伝えず、優良ではない物件を、倫理観を欠いた販売方法で売る会社もあることは本当に残念なことです。しかし弊社の場合はご満足頂き、1軒のみならず、複数の物件を保有して頂いている方々が、日本にもオーストラリアにも多数いらっしゃいます。弊社の「顧客様の満足と成功をゴールに」というモットーにぶれず、倫理観を踏み外すことなく皆様のお役に立ちたいと思っています。主役はお客様とそのご家族です。弊社は良い物件を提供し支え続ける、その使命を貫きます。
また、弊社は今年創業15年目の大きな転換期を迎えており、日本のテレビ番組『マネーの虎』で審査員として活躍されていた南原竜樹氏に弊社の顧問となって頂き、「数値」で解説する大切さや初心者にも分かりやすい豪州不動産の特徴など、ビジネス界の厳しい重鎮としての貴重なアドバイスを受け、更なる成長を目指しています。少しずつではありますが、日本でも豪州不動産の優位さ、弊社の取り組みの認知が広がりつつある時期だと思います。このありがたい現実を体感し、かつての購入者からの紹介などもあり、弊社へのご用命も増え、顧客層が広範囲になってきています。
──多くのお客様の住宅購入をサポートしてこられましたが、実際の喜びの声など、顧客が満足された実例などを伺えますか?
最近は、イベント参加や直接面談・現地視察が好評です。やはり実際に他の人と一緒に見に行ってそれから考えたり、購入の準備には何が必要かどうしたら良いのか、優先して考えるべき事柄など具体的な個人相談が増えています。その後、より実践的な内容を理解され、購入に対しての目標が定まった方々もいらっしゃいます。
例えば2023年2月末に、ゴールドコーストで現地の内覧者27人、同時ライブ配信の参加者75人が集まったイベントがありました。翌日はブリスベンで27人に参加頂き、その週末のみで100人を超えるイベントとなったのですが、中でも最も人気があった物件に関しては、皆様が手続きを終えた3カ月後に1ベッドで15万ドル、2ベッドで20万ドルの値上がりとなりました。購入を決断された方々からは「いい時期に紹介してもらった」と好評価を頂きました。弊社では「時期」「ロケーション」「住宅形態」などを鑑みて最適な物件を選んでいるため、それが顧客の皆様の満足に結びつき、本当にうれしく思っています。
また、かなり低い価格で自宅を探している人がいましたが、弊社はオーストラリアの4大銀行と正式提携しており、的確な査定をした方が良いとお伝えし、親切な担当者を紹介しました。想像以上に予算が多く理想的な住まいをファースト・ホーム・バイヤーの特典を利用し入手され、弊社も「幸せ家族」の成功をお祝いしました。
弊社では、できるだけ価格が低めの物件を厳選し、将来の値上がり見込みが期待できる場所・物件で高くなる前の時点でのタイミングを推奨しています。物件の価値は品質次第ですが、時期は選ぶ必要があります。弊社は評判の良いエリアであっても優良品質物件で抑え目価格の物件をご用意しています。チャツウッドは既に高値ですが、同じ区のウィロビーにも高品質物件群が出ており、お勧めです。「今は金利が高いから」と高金利懸念と買い渋りで市場が低迷している今の時期こそ、買い時です。「優良品質を見極めること」に加え、価値に対して高額すぎる物件を無理に買わないこともポイントの1つです。
──シドニーやメルボルンなど主要都市の現状、そしてそれぞれの都市におけるねらい目のサバーブ、その理由などをお聞かせください。
現在、最も価格上昇が明らかなのはQLD州です。2018年に第3の都市ブリスベンと第6の都市ゴールドコーストの公共交通機関が結合し、ツイン・シティが日帰りで行き来できるようになるなど、利便性が大きく変わりました。そしてコロナ禍で、ロックダウンが1日もなく需要が切迫するほど住宅不足のゴールドコーストは短期間で値上がりしています。ビザの優遇があることも一因で、コロナ禍を境に人口が増えているのです。観光需要というよりも実需でラグジュアリー物件が建設されて、全豪からの富裕層の注目も浴びています。更にブリスベンでは、待ちに待った大型国際エンターテインメント建設群が今年中に完成します。クロス・リバー・レイルとメトロの完成も間近なので、2032年のブリスベン五輪開催まで徐々に注目されるでしょう。
シドニーでは、物件次第で抑え目価格の住宅があります。カーリンフォードやマッコーリー・パーク、ウィロビーなど優良品質で住み心地の良い開発群など、お子様の教育上、ノース・エリアを離れたくない人にも最適です。弊社は積極的にチャンスを手に入れて頂けるよう好立地、高品質、居心地の良い住まいの提供を心掛けています。また、今後西部の人口が30%を超えるとの予測ですが、全豪で5500戸の在庫を有する弊社はパラマタ、メリーランド、バンクスタウンなどの物件も準備し、ホームブッシュ、ゴスフォードなどの地域で低めの価格帯物件もそろえています。フルタイムの平均収入を考えると、ご夫婦で住めるヒルズ・エリアの1.2ミリオンドル前後の一軒家もねらい目です。
そしてメルボルンは、現在最大のチャンスです。都心で駅前かつ、ブランド力、デザイン性を兼ね備
えたリッツ・カールトン・ホテル併合ビル「ウエスト・サイド・プレイス」は投資としてもその価値が高く評価されており、弊社では50人の申込者を超えました。弊社は各部屋のバーチャル内覧動画を撮影し、毎月欠かさず内覧を行っていることで人気が高まっています。物件が完成しているため、内部の様子はもちろん周囲も確認することができるので、オーストラリアに訪れることなく、現地で物件を見ずに購入される方々も多くいらっしゃいます。そこから見える景色を確認してから決められるので安心です。在庫は常に変わりますが、現在最上階59万ドルや海の見える部屋62万ドルなど、とっておきの部屋が発表されているため、目が離せません。その他、家族にうれしい3ベッド2階建てタウンハウス65万5000ドルや一軒家戸建住宅56万ドルなど、卸値価格でお届けしています。弊社ではNSW州ノースでも50万ドル以下の在庫があり選択肢に幅があります。抑え目価格で将来性のある物件を購入し、レント・インベスター(賃貸に住んでいるが投資家)として物件の値上がりの担保価値を利用して、次の自宅購入に生かすなど戦略的かつ積極的な手段を選ぶ方法、または安定的な不労所得を海外不動産を通じて築いてはいかがでしょう。
──今後、不動産購入や投資を検討している方々へ、どのような点を見極め、理解しておくべきかアドバイス及びメッセージをお願いします。
訴訟物件や銀行が参照する保険会社のリスク認定されている物件を、その事実を伝えず販売する会社があるそうです。また契約前には毎日電話がかかってきたのに、肝心の物件完成時期に連絡がつかない、実際とは違う住所で販売しているなどの業者が存在しますが、そういうところは選ぶべきではないでしょう。弊社は、物件を購入したいという方々を本気で支えています。住宅は、誰にとっても必要であることに加え、不動産は非常に社会的な責任が高い産業のはずです。倫理観・正義感なく事業をされている会社はこの情報化社会に生き残れないと思っています。もし、そのような業者に遭遇してしまったら、勇気を出して「No」と伝えてください。
今年は「PAVONE」や「Nile’s NILE」といった日本の富裕層向けの雑誌にインタビューが複数回掲載されたり、ビジネス月刊誌「THE21」7月号にも記事が出ています。これまでの弊社の尽力や豪州不動産の優位性が認められつつあると実感し、今後も更なる飛躍のために邁進し続けて参ります。また、弊社は事業拡大のためアソシエートを募集しています。丁寧で礼儀正しく不動産に興味がある人、一生のキャリアを築きたい、自身も不動産を手に入れたいので学びたいという人は、ぜひお問い合わせください。
GIM Capital Professional Pty Ltdのお薦め物件
Carlingford / Sydney (NSW)
優秀な高校の校区内のカーリンフォード。大型ショッピングセンター正面に位置し、ファミリー層に最適なエリアのデザイン性の高い住宅。ステューディオ49万ドル、1ベット62万ドル、2ベット81万ドルとお手頃価格
Macquarie Park / Sydney (NSW)
州政府の土地上の新学校やカフェ、プールなどが整う住み手重視のコミュニティー・エリア。将来性があり、完成・未完成物件から選べる。今後更に延長するメトロ駅、大学、ショッピングセンターも600m以内で便利。1ベット75万ドル~、2ベット124万ドル~
Willoughby / Sydney (NSW)
人気のチャツウッドと同じ区のウィロビーに清閑で重厚感のある物件群が登場。天然大理石が美しい豪州でも最上級の満足いく仕上がり。緑の多いエリアでシティまで直行バスで17分。1ベット82万ドル~、2ベット141万ドル~、3ベット232万ドル~
Mie Tsuru:日本の法学部大学院で法学修士号を取得後、大手住宅設備企業で役員秘書に従事。その後来豪し、シドニーの大学で国際商法を学び法学修士号を取得して二重修士に。現地の弁護士事務所に勤務中、日本政府から法律調査依頼を受けたことを機に独立。グローバル・インテリジェンス・マネージメントを2010年に設立。創業より日豪両国で不動産セミナーを行うなど事業を展開している
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