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シドニーのフィットネス・イベントに初参戦!/ASAMIの“Fitness Life”

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Vol.29 HYROX Sydneyに出場!

 こんにちは。フィットネス・トレーナーのASAMIです。いろいろなご縁があり、私はオーストラリアとの二拠点生活をスタートさせました。オーストラリアに住んでいる人なら誰もが知っているであろう、ビザ取得の大変さ。この難関をサバイブしながら、少しずつ理想の形に近づけるよう、オーストラリア生活を楽しんでいきたいと思います。

 今回、私は7月中旬からシドニーに滞在しているのですが、メインの理由はフィットネス・イベント「HYROX Sydney」への出場。同イベントはオンライン予選などがなく、さまざまなカテゴリーでフェスのような感覚で参加できるため、運動好きな人にはぜひ参加して欲しいイベントです。

 オーストラリアでは2023年からシドニーとメルボルンで開催され、2年目の今年はブリスベンとパースも加わり4都市での開催となりました。急速に人気が広まり、今回のシドニーでは早々に参加枠が埋まってしまうほどでした。

大きな会場にフィットネスラバーが集結

 前日のチェックインから大行列の会場。約2時間並び、チェックインを終えて入場パスなどをゲットしました。見渡す限り、私より大きなフィットネスラバーしかおらず、ゾワゾワしました。

 今回、私は「Women Open」というカテゴリーで出場。全ての種目を1人でこなすので、大きな会場を見て「とりあえず完走しよう!」と決意し、帰宅。

 翌日のレースは午後5時過ぎのスタートなので、当日は午後に会場入りしました。会場に着くと、予想以上のすごい人!こんなに集まるの!? と驚きました。もちろん、ほとんどが知らない人たちですが、私を除く唯一の日本人出場者である、シドニーで長年フィットネス・コーチをしている野村麻衣さんがいたことが、私の安心材料になりました。

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 会場が広すぎて場所が分からず、まずはスタート地点を探すところから迷ってしまいました。スタート地点はウォームアップ・エリアの先にあるので、今後出場する人はチェックしておいてください。

 ほとんどのムーブメントがクロスフィット・ジムで体験したことのあるワークアウトなのですが、私がトレーニングしていた日本のジムではスレッドを使える機会が限られているため、一度も触れることなく本番を迎える動きが1つありました。「まぁ、何とかなるだろう……」と緩い気持ちでスタート・エリアへ。ブルーライトに囲まれたスタート・エリアでは、同じカテゴリーの女性たちがナイトクラブのようなノリで盛り上がっていました。

声援のパワーをもらい楽しみながらゴールへ

 まずは1キロ・ランからスタート!コースがよく分からず、他のカテゴリーの人たちも右往左往しているので、とにかく同じカテゴリーからはぐれないように走りました。とはいえ、ランナー渋滞しているのでそこまで早くは走れません。本気のアスリートはプロ・カテゴリーでの出場をお勧めします。

 走り終えたら、まずは「SkiErg1000m」。これはいつもジムで使っているので、なんなくクリア。そしてこの後から、走るコースを間違っていたようで……。その結末は文末で紹介します。

出場したカテゴリーの全体ワークアウト

 1キロを走ったら、次はスレッドプッシュ。Women Openでは102キロのスレッドを約50メートル押します。一往復目はスムーズにクリア。2往復から急にきつくなりました。それでも早く終わらせたい一心で押し続けましたが、早くも泣きそうになりながら、次の1キロ・ランへ。次はスレッドプル(78キロ)、これがとっても重くて苦しんでいたら「Asami, Go!」という声が!そこにはシドニーでトレーニングをさせてもらっていた「CrossFit Play」のサム・コーチの姿があり、一気にパワーがみなぎって来て、2往復を終わらせることができました。

 4回目のランを終えたら、今度は地獄のバーピー・ブロード・ジャンプ80メートル。通常のバーピー・ジャンプの際に行う最後のジャンプを、上方向ではなく前方向に大きくジャンプします。私にとってはこれが一番しんどかった……。

 5回目のランの後は1000メートル・ローイング。これも普段ジムで行っているワークアウトなので、問題なく進めていると「ASAMI!」と麻衣さんの声援が聞こえて、一気に笑顔になりました。応援のパワーを改めて感じた瞬間です。

 6回目のランの後は200メートルのケトルベル・ファーマーズ・キャリー、16キロのケトルベルを両手に持ったまま歩くだけ。これもクロスフィットでは良く行われるムーブメントなので、一度も休むことなく歩き終えました。

 7回目のランの後は10キロのサンドバッグを背負って100メートルのランジ。10キロは普段のトレーニングよりも軽い重さなので、このワークアウトもそそくさと終え、最後のランへ。「もう走りたくない」と思いながら、最後は得意のウォール・ボール。普段は6キロのボールを使って行っているので、4キロは軽々で75回スムーズに終えフィニッシュ!

 後半は得意メニューで爽快にゴールすると、「1:22:40+ペナルティ49分」とのこと。「49分ってどういうこと!?」と思い確認すると、どうやら2回目のランからコースを間違っていたようで、7回のペナルティを受けてしまいました。

 初めてのレースはとっても楽しかったのですが、苦い思い出に。次回はスタート前にちゃんとコースの確認をしないと!と猛反省しました。

 ダブル出場や4人チーム・リレーでの参加者は、ウェアをそろえたり、上下を色違いにしたりと、フィットネス・ファッションを楽しみながら参加していたのが、とてもかわいかったです。個人出場でなければ、ワークアウトを分担することができるので、個人では自信がないという人も楽しく出場できそうです。次回出場する際は、絶対に個人以外で出場したいと思いました。

 最後に、選手と共に駆け回りながらたくさんすてきな写真を撮ってくれた、フォトグラファーの小林紗智さんに感謝をお伝えします。私以上に大変だったと思いますが、応援をしながら撮影してくれている姿に感動しました。紗智さんのホームページも併せてチェックしてみてください。

ASAMI Profile

ASAMI
フットネス(クロスフィット)トレーナー

フィットネス(クロスフィット)トレーナー。オーストラリアでクロスフィットに出合い、しっかりと筋肉を付けた動ける体作り、強くてポジティブな幅広い世代の女性たちや世界観に魅了され、日本でもっとたくさんの人にクロスフィットを伝え、フィットネス習慣を付けてもらいたいと思いトレーナーに転身。現在、関東のクロスフィットBOXを中心にトレーナーとして活動中。「WELEDA」のアンバサダーも務める。





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