メルボルン市内、ヤラ川河畔のメルボルン・パークで開催中の2025年グランドスラム(GS)の第1戦、テニス全豪オープンの熱戦を、長年にわたり同大会を取材する日豪プレス記者・板屋雅博が独自の視点でリポートする。
(文・写真=板屋雅博)
全豪オープン第6日は17日、気温21度、快晴と心地よい天候の中で行われた。
女子ダブルス2回戦では青山修子/穂積絵莉組は、第1シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(米国)組と対戦した。
青山・ 穂積組は、昨年の東レ・パンパシフィック大会で優勝しており、全豪1回戦では米国組をストレートで下して好調を維持している。
第1セットでは3度のブレークを奪ったが、相手にブレークを奪い返されるシーソーゲームとなった。タイブレークでミニ・ブレークを奪うものの最後は逃げ切られた。
第2セットも最初のゲームでブレークを奪い、試合をひっくり返すかと思われたが、第1 シードの相手が実力で上回り、2ー6。
青山・ 穂積共に、勝負どころでも決め切れない展開が続き、勝てる試合だったとも思われるだけに、残念な結果となった。