UNSWが日本研究50周年を記念─シドニーで日豪学術・文化交流の節目を祝う

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 10月17日、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)ケンジントン・キャンパスで、日本研究50周年記念式典が開催された。式典には、大学関係者や在豪日本公館、卒業生、研究者らが参加し、半世紀にわたる日本研究の歴史と成果を祝った。

 冒頭では、UNSW副学長アティラ・ブランズ教授、西田雄一郎在シドニー日本国総領事代理、クレア・アンズリー芸術・デザイン・建築学部長らが挨拶し、オックスフォード大学のフィリッパ・ウェッブ教授からのビデオメッセージも上映された。

 続くラウンド・テーブルでは、オーストラリアや日本の大学研究者による博士課程セッションと、教育・企業・行政分野の専門家による日本研究セッションが行われ、幅広い視点から日豪の学術・文化交流の現状と未来について意見が交わされた。

 式典の最後にはネットワーキング・レセプションが開かれ、参加者たちは世代や分野を超えて交流を深めた。1975年に始まったUNSWの日本研究は、今後も日豪両国の架け橋としてさらなる発展が期待される。





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