オーストラリア紀伊國屋書店のスタッフがトレンドをピックアップ!「今話題の本」/オーストラリア紀伊國屋 トレンド・チェック

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 本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードと共に読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。


新年明けましておめでとうございます。本年もより一層喜んで頂けるような商品を提供できるよう、スタッフ一同ますます精進して参りますので、本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。さて、今回紹介させて頂く本は、雨穴氏による人気シリーズの最新作をはじめ、2025年「このミステリーがすごい!大賞」の大賞受賞作「謎の香りはパン屋から」、そして伊坂幸太郎氏の書き下ろし長編ミステリーと、いずれも今話題の作品です。

協力:オーストラリア紀伊國屋書店
(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)





今、売れている本は?

ベストセラー・ランキング(2025年12月

■文庫ベストセラー

1爆弾呉勝浩講談社
2国宝(上)吉田修一朝日新聞出版
3平場の月朝倉かすみ光文社
4国宝(下)吉田修一朝日新聞出版
5ザ・ロイヤルファミリー早見和真新潮社

新書ベストセラー

1定年後の日本人は世界一の楽園を生きる佐藤優飛鳥新社
2西洋の敗北と日本の選択エマニュエル・トッド文藝春秋
3「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか三宅香帆新潮社
4介護未満の父に起きたことジェーン・スー新潮社
5AIエージェント城田真琴日経BP

ランキングからPick up!

「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか

三宅香帆/新潮社

「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会ではいつも昔の話ばかり」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。社会や人生の「ネタバレ」が詰まったエンタメは、多くの人の興味を引く。気鋭の文芸評論家による「『鑑賞』の技術」を徹底解説!

今週のトレンド・キーワード「今話題の本

この「古地図」の謎が解けますか?

変な地図

雨穴/双葉社(価格:A$40.10<会員価格:A$36.09>)

「変な家」「変な絵」に続く、雨穴の「変な」シリーズの集大成。2015年、大学生の栗原は意外な事実を知る。彼の祖母が正体不明の古地図を握りしめて、不審死を遂げたという。その古地図には7体の妖怪が描かれていた。これは一体何なのか。なぜ祖母は不審死に至ったのか。謎を探るため、栗原は旅に出る。

デビュー25周年、渾身(こんしん)のミステリー

さよならジャバウォック

伊坂幸太郎/双葉社(価格:A$42.20<会員価格:A$37.98>)

 結婚直後の妊娠と夫の転勤。そのころから夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力を振るわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。夫は死んだ、死んでいる。途方に暮れていたところ、2週間前に近所で再会した大学時代の後輩が訪ねてきた。

焼きたてパンが日常の謎を解く

謎の香りはパン屋から

土屋うさぎ/宝島社(価格:A$37.90<会員価格:A$34.11>)

 大学1年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、パン屋「ノスティモ」でアルバイトをしていた。ある時、同じアルバイト先で一緒に働く同僚で親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブ・ビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきた彼女がどうして? 疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相にたどりつく……。

KINOKUNIYA便り

 新年を迎え、オーストラリアはいよいよ照りつける太陽に海が美しく煌めく夏本番に突入です。そんな夏らしい暑い日にも、夜の涼しい時間にも楽しめるオススメ本を集めました。心がふわりと宙を漂うような感覚を覚える物語から、ちょっとドキドキしてしまう謎めく展開、いつもとは違う世界に触れられる冒険まで、ページをめくるたびに新しい体験が味わえます。気になる1冊を手に、夏の読書時間を楽しんでみてください。

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