
メルボルン市内、ヤラ川河畔のメルボルン・パークで開催されている2026年グランドスラム(GS)の第1戦、テニス全豪オープンの熱戦を、長年にわたり同大会を取材する日豪プレス記者・板屋雅博が独自の視点でリポートする。
(文・写真=板屋雅博)
テニスの全豪オープンは第3日の1月20日、男子シングルス1回戦が行われ、望月慎太郎(22歳、世界112位)の初戦が、第2センター・コートであるマーガレット・コート・アリーナ(MCA)で行われた。
この日の最終戦で、ステファノス・チチパス(27歳、ギリシャ、35位)との戦いとなった。歴戦錬磨のチチパスに対して、若い望月は正直なところ勝負にならないのではないかと思われた。
筆者は、大坂なおみ戦の撮影の後、少し遅れてMCAに入った。驚いたことに6─4で第1セットを望月が取っているではないか。昨年の全豪で望月選手について酷評したが、大幅にグレードアップしていると感じた。
しかしその後がいけなかった。続く3セットを3─6、2─6、2─6と簡単に落として、万事休すとなった。
望月選手は、2019年ウィンブルドン選手権ジュニア男子シングルスで優勝した経験を持つ。25年には、自身初の世界100位以内を果たしており、錦織圭に続く日本の中心選手として期待されている。
来年にはトップ10選手を破るまでの更なるレベルアップを期待したい。
