アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」が3月9~12日、東京ビッグサイトで行われた。東京在住の板屋雅博記者がオーストラリア館の出展についてレポートする。
同展示会は日本と世界をつなぐ国際食品・飲料展として51回目の歴史を誇る。毎年、オーストラリアの各州もブースを出して各州の食の魅力を発信しているが、世界各地の出展者の中では、今年のオーストラリア館は米国、台湾、韓国などと並んで大規模の展示スペースであり、日本での展開に並々ならぬ意欲が感じられた。
オーストラリアの各州がそれぞれ展示を競っているが、最も大きいのがビクトリア州館だった。
幾つかの展示者から展示品についてヒアリングした。

フレンド&バレル(Friend & Burrell)
トリュフ製品の生産者。輸出者のサイモン・フレンドさんは、メルボルン近郊のモーニントン半島やトレンサムのトリュフ生産者と共にFOODEX 2026に参加した。
オーストラリアのトリュフの歴史は古くはないが、生産量はフランス、スペイン、イタリアに続き世界第4位。「日本で出回っている安価なトリュフ製品には人口香料が混じっている物があるが、オーストラリアのトリュフは掛け値なしの本物」とサイモンさんは力説する。
同社はメルボルンで冷凍品を生産して今年6月より日本へも空輸で輸出を始める。

カサリンゴ(Casalingo)
メルボルン市内から車で30分の街クレイトン。同地に最先端設備をそろえる施設を構え、50年にわたって受け継ぐイタリアの職人技を用いて伝統の高級肉加工製品を製造する家族経営の企業。
豪州産高級豚・牛肉、欧州産調味料を使い、プロシュート、チョリソー、特別仕様のサラミ、生ソーセージなど多彩な肉製品を製造。時間を掛けた熟成・自然乾燥プロセスが特徴。

ティー・トニック(Tea Tonic)
1998年にメルボルンに設立された日々の健康をサポートする紅茶メーカー。
純粋で高品質な原材料を使用し、丁寧に選び抜かれたオーガニック・ティー・ブレンドを取りそろえ、豪州随一の健康茶のラインアップを誇っている。
オール・ナチュラルで、人工原料、添加物を一切使用せず、ハーブ・ティー、フルーツ・ティー、伝統的なお茶を、ティー・バッグとルースティー・タイプで提供している。

ジミーラム(JimmyRum)
メルボルンの南郊モーニントン半島でVIC州で初のクラフト・ラム酒専用の蒸溜所を設立し、洗練されたスピリッツとしてのラム酒を生産。伝統的な製法と現代的な精度を軸に、銅製の蒸留器でゆっくり蒸留された豪州産高級ラム酒を世界へ輸出している。



