QLDで安全・快適ライフ 第66回
空き巣や強盗
空き巣や強盗は、「オポチュニスト」といって常に犯行の機会を狙っています。私たちは彼らに狙われるような機会を与えないようにすることが大切です。
そのために、以下の点にご注意ください。
- 在宅時でも常にドアには鍵を掛けておきましょう。
- 外部ドアには良質のデッドロック錠を設置するようにしましょう。
- 窓の鍵穴に鍵を差し込んだままにするのはやめましょう。
- 全ての外部ドアや窓、ガレージをカバーする侵入者警報システムや防犯カメラの設置を検討してください。
- 車の鍵は、出入り口付近に置いておかずに、携帯電話や財布と共に、外から見えない場所に保管してください。
- 生垣などはきちんと手入れして、外から家がはっきりと見えるようにしてください。
- ガレージや庭の物置などには鍵を掛け、自転車や芝刈り機などはしまっておいてください。
- センサー照明を含むセキュリティー照明の設置も検討してください。
- 地元のネイバーフッド・ウォッチ(Web: www.nhwq.org)に参加してみてください。
また、旅行などに行く場合は以下のことにも注意してください。
- 郵便物が貯まり過ぎると留守であることが分かってしまうため、できれば友人に定期的なチェックを依頼しておきましょう。
- 家に誰かがいるかもしれないと空き巣に思わせるために、照明にタイマーを設置して、夜間に自動的に電気がつくようにセットしておきましょう。
- 旅行中にフェイスブックやインスタグラムなどのSNSに投稿しないようにしましょう。留守にしていることが分かってしまう可能性があります。
- 緊急時は000、緊急でない場合は131-444まで電話連絡を、またはオンライン(Web: www.police.qld.gov.au)から指示に従って適切な方法で連絡を取るようにしてください。
- 最新情報はWeb: mypolice.qld.gov.auの上部バーから自分の居住地域を選んでください。
- 日本語での質問は、Email: 4035484@police.qld.gov.au(リポートは受け付けていません)まで。
警察への連絡方法
このコラムの著者
平野尚道
QLD州警察ゴールドコースト(GC)地区・日本担当リエゾン・オフィサー。GC日本人会会長を8年務める。移民サポート非営利団体MCCGCで異文化育成担当を9年務めた後、現職。2009年に在ブリスベン日本国総領事館より在外公館長表彰、14年にGC市オーストラリア・デー文化功労賞を受賞