第15回 タイ式牛肉焼きサラダ
牛肉(ヌア)または豚トロ(ムー)を炒り米(カオクア)とハーブを含むサラダと合わせた物で、餅米との相性が良いタイの人気料理です。

材料(2人分)
- ステーキ用の牛肉…………………… 100g
 - タイ米………………………………………… 2合
 - ◎牛肉用の調味料
ナンプラー…………………………… 大さじ1杯
砂糖……………………………………… 小さじ1杯
シーズニング・ソース…………… 大さじ1杯
おろしにんにく……………………… 適量 - エシャロット…………………………… 2個
 - きゅうり………………………………… 半分
 - コリンアンダー………………………… 2株
 - バイマックルー………………………… 1枚
 - ミント………………………………………… 1株
 - 長ねぎ………………………………………… 1本
 - サラダ菜…………………………………… 2、3枚
 - ◎仕上げの調味料
ナンプラー…………………………… 大さじ2杯
砂糖……………………………………… 小さじ1杯
シーズニング・ソース………… 大さじ1杯
ライム汁……………………………… 大さじ2杯
赤唐辛子………………………………… 適量
タイ米…………………………………… 適量
 
作り方
- タイ米を炊く。
 - 牛肉全体にサラダ油をまぶし、熱したフライパンで素早く両面を1分ずつ焼き、調味料に浸けて1時間ほど冷蔵庫で保存する。
 - 30分ほど常温に戻し、再び熱したフライパンに油を引いて両面を2分ずつ焼き、フライパンの中でアルミホイルを被せ15分ほど休ませる。
 - まな板上で薄くスライスする。
 - エシャロット、きゅうり、バイマックルー、長ねぎをスライスし、ミント、サラダ菜を④と共に仕上げの調味料であえる。
 - 皿に盛り、タイ米を別盛りで添えて完成。
 

食材選び&調理マル秘ポイント
- 「ナムトック」はタイ語で滝を意味するそうです。
 - 似たような料理でラーブがありますが、ラーブが挽き肉や魚のミンチをゆでるのに対し、ナムトックは挽き肉以外の肉を焼いて仕上げます。
 - 餅米(カオニャオ)にも良く合います。
 - バイマックルーはタイのハーブの一種で、英ではカフィア・ライム(kaffir lime)。日本語で「こぶみかんの葉」のことを指します。
 
シェフ紹介

伊藤尚文
NZの5つ星ホテルでワイン給仕担当後、2000年よりイタリアの名料理店やグランド・ホテルで研鑽。03年アメリカズ・カップでプラダ・チーム専属シェフ。07年に東京・赤坂で伊レストラン「グストエヴィーノ」開業。15年に来豪後、ケータリング・シェフとして各種パーティー対応。
Web: www.gvcatering.com