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インスタグラムをマーケティングに生かすための最新事情

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楽笑マーケティング

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インスタグラムをマーケティングに生かすための最新事情

「インスタ映え」が流行語大賞となってから早3年。インスタグラムは今やSNSの代名詞とも言える人気のソーシャル・メディアです。そんなインスタグラムはマーケティング・プラットフォームとしての価値も年々上がってきています。

そこで今回は、インスタグラムの最近の機能やマーケティング・プラットフォームとしての最新事情について紹介します。

◆「いいね!」がなくなった理由とは?

SNSには付き物の「いいね!」ボタンを令和元年7月に廃止したインスタグラム。これまでは「いいね!」の数が、そのコンテンツの重要な評価指標となっていました。しかし、インスタグラム製造部門責任者のヴィシャル・シャー氏は「安全なプラットフォームであるには、いいねの数にとらわれることなく、コンテンツに集中してもらう必要がある」と廃止の理由を述べました。

もともと、SNSは口コミによる拡散力の強いメディアでしたが、インフルエンサーの登場と激烈な「いいね!」や「フォロワー数」競争の末、従来のマスメディアとあまり代わり映えのないメディアへとなりつつありました。つまり、「いいね!」の廃止は「遠くの有名人より近所の友人の口コミの方が信憑性がある」というSNS本来の魅力に戻ってもらう狙いがあったのだと言えます。

◆ストーリーズのビジネス活用が拡大中

インスタグラムで最近人気なのが、24時間限定で写真・動画の投稿やライブ配信ができる「ストーリーズ」。日本だけでも1日700万以上の投稿があるなど、今やインスタグラムの中心コンテンツとなりつつあります。

また、利用者の約90パーセントが何らかのビジネス・アカウントをフォローしています。つまり、SNSでありながらビジネス向けコンテンツも視聴してもらいやすいのがインスタグラムということです。そのため、ストーリーズ広告の利用はマーケティング上、非常に重要になってきていると言えます。

◆ショッピング機能が強化中!

投稿されたアイテムをECサイトに移動することなく、インスタグラム内で購入・決済できる「Checkout」機能の他、ストーリーズに新商品を掲載し、発売日が書かれたスタンプをタップするとリマインドしてくれる「発売日タグ」など、購買行動を訴求する機能が強化されています。こうしたマーケティングのため、今後も注目を集めそうです。

いかがでしたか? この他にもインスタグラムにはマーケティングに役立つ機能がたくさんあります。使い方次第では、これまでは結果の出せなかったSNSからの集客や売上向上を目指せるので、ぜひ活用してみましょう。


森茂樹
●出版・映画会社のKADOKAWA入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

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