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親子で作ろう!「お魚のバナナ・マフィン」

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親子で作ろう!元気が出る食卓

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お魚のバナナ・マフィン

5月5日は子どもの日です。お家でお子さんと一緒に手作りマフィンを焼いてみるのはいかがでしょうか? 通常、マフィンはトッピングしませんが、今回は鯉のぼりにちなんで、魚フェイスにしてみました。魚に見えるでしょうか?

さて、マフィンとカップ・ケーキはどちらも似たような焼き菓子ですが、違いは何でしょう。私もタイトルを付ける時に、はたと考えてしまいました。

調べてみると、カフェの定番メニューであるマフィンには、バナナ、ブルーベリー、ナッツ、チョコレートを混ぜ込んだものから、野菜を入れたスナック系のもの、バター、小麦粉不使用のヘルシー志向のものまで、バラエティー豊かです。生地にベーキング・パウダーを入れるのも特徴で、ケーキのような柔らかさと、パンのようなふんわり感が合わさった食感です。

ちなみにイギリス発祥のイングリッシュ・マフィンは全く別物で、こちらはイーストが使われています。円盤状の形をしており、味はほとんどなく、内側がもっちりとしています。通常、これらを半分にスライスし、バターを塗ったり、具材を挟むなどして食べるのが一般的です。

次にカップ・ケーキですが、材料はケーキと同じです。もともとは余ったケーキ生地を陶器のカップに入れて焼いたのが始まりらしく、名前の由来にもなっています。特徴としては、クリームやアイシングでトッピングされることが多く、パーティーやイベントなどでよく見かけます。

今回は、バター・クリームの替わりにスーパーで市販されている” Philadelphia Icing“を使用しました。既に甘みが加えてあるので、そのままお使い頂けます。

「お魚のバナナ・マフィン」のレシピ

材料 (マフィン6個分)(1TBS=20ml、1tsp=5ml、1cup=250ml)

【バナナのピューレー】

バナナ1本
レモン汁1tsp
有塩バター70g
砂糖70g
卵黄大1個分
バニラエッセンス少々
薄力粉100g
ベーキング・パウダー1/2tsp

【メレンゲ】

卵白大1個分
砂糖2tsp

【トッピング】

Philadelphia Icing100g
いちご、キウイ、バナナ適宜

作り方

バナナをピューレー状に<
バナナをピューレー状に
  1. オーブンは180℃に温めておく。バナナは皮をむいてボールに入れ、フォークの背でつぶしピューレ状にする。レモン汁を加える。小麦粉とベーキング・パウダーは写真の方法でほぐしておく。
  2. ボールに室温で戻したバターを入れ、泡立て器でクリーム状に練る。砂糖を入れよくなじむまですり混ぜる。空気を含ませるように、白くもったりするまで混ぜる。手応えが軽く感じられるようになったらOK。
  3. 卵黄を加えよく混ぜたら、バニラ・エッセンスを加える。
  4. メレンゲを作る。卵白をきれいなボールに入れ泡立て器でほぐし、砂糖を加えしっかりとしたメレンゲを作る。
  5. ②のボールにバナナ・ピューレを加え、ゴム・ベラでざっと混ぜる。ふるっておいた小麦粉の半分を加えざっくり混ぜたら、メレンゲ半分を加え、これもざっくりと混ぜる。次に残りの小麦粉を粉っぽさがなくなるまで混ぜ、最後に残りのメレンゲを加える。
  6. 180℃のオーブンで約20分ほど焼く。
  7. 冷めたら市販のPhiladelphia Icingを表面に塗る。魚の顔に見せるため、薄切りにしたいちご、キウイ、バナナと目を飾る。
粉ふるいは泡立て器を使うと簡単
3粉ふるいは泡立て器を使うと簡単
市販のPhiladelphia Icing
市販のPhiladelphia Icing

才川須美(さいかわすみ)
管理栄養士&食育インストラクター。現在、シドニーで料理教室を開催中。グループ・レッスンでは、日本食をベースにしたおいしく、簡単に作れるおもてなし料理を中心に教えており、男性参加者も多い。また、精進料理のクラスも大変好評で、豪寿庵など自宅以外でも定期的にクラスを開催している。子ども向けクラスは、ホリデーごとに家庭科のベースとなる料理と洋裁を中心に行っている
Web: www.sumiskitchen.comwww.shojin-ryori.com.au

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