中から外から美肌・美髪つくり
ツヤツヤのモテ髪を手に入れよう!
第70回 子どもの髪のカット
お子さんの髪は、親御さんが切ってあげていますか? それとも美容室に行って切っていますか?
私の幼少期は母親がカットしてくれていました。母親は美容師だったので、好きなように私の髪型を作ってくれていたのでしょう。3歳でパーマ・デビューもしています。
時々、父親と床屋にも行っていました。アルバムの写真に残ってる髪型は、くるくるパーマや刈り上げ、マッシュルーム・カットなど、まるでヘア・カタログのようです。
鏡の前に座って、髪を切られている記憶があるのは幼稚園に通っていたころですが、自分の髪型の記憶は全くなく、と言うよりはカットが終わった後に、何かをもらえる喜びのためにじっとしていた記憶があります。ベビー・パウダー(シッカロールとも呼ばれた時期ですが)の匂いと、首回りの白さが恥ずかしかったのを覚えています。
小学生の時は、マンガを読みながらカットしてもらっていた記憶があります(だから鏡は見ていませんね。今ならiPhoneやiPadでしょうか)。
私の幼少期の思い出はさておき、自宅でお子さんの髪を切る方法は比較的簡単で、講習して欲しい人はぜひお知らせください(無料でお教えします!)。
ちなみに美容室で髪をカットしてもらう時に、お子さんをじっと我慢させるために「怖くないよー」という掛け声は禁物です。「怖くない」と言うよりも、「可愛くなる、格好良くなるから、じっとしていて」と言われる方が、子どもたちにとって断然良いはずだと思います。
私が今でも病院に行く時に緊張してしまうのは、幼いころに「怖くない」「痛くないから」と言われて連れて行かれて、実際に歯医者で痛い思いをしたことや、医者とはいえ知らない人が自分に触れるわけなので「大丈夫」という掛け声で、ますます怖く感じてしまうからだと思います。
美容室は痛くも怖くもないですし、むしろ奇麗になる所。だから「可愛く、格好良くなりに行こう」と、魔法の言葉を言ってみてくださいね。
小さなお子さんも美容室の大事なVIPですから!
美容師 ユキヒロ
Mu Hairdressing Annerley Salon
東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。10年にブリスベン、13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: yukihairspa.com.au
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